前場コメント No.4 ブライトパス、日本鋳造、コニカミノルタ、TOKAI、ニコンなど

2017/07/21(金) 11:30
★9:04  ブライトパス-反発 CTL誘導組成物に関する特許がカナダで査定
 ブライトパス・バイオ<4594.T>が反発。同社は20日、がんペプチドワクチンとして開発を進めるペプチドに関して、CTLのがん細胞に対する免疫反応を誘導する発明についての特許出願が、日本、欧州に続きカナダ特許庁より特許査定を受けたと発表した。
 同特許は、ペプチドが複数の遺伝子型のHLAに結合して免疫反応を誘導することに関する発明のカナダへの出願。がんペプチドワクチンは、体内でペプチドがHLAに結合した状態でCTLなどの免疫細胞に認識されることが作用メカニズムの起点となるという。

★9:04  大江戸温泉リート-反発 投資主優待制度を導入 宿泊で割引を受けられる優待券
 大江戸温泉リート投資法人<3472.T>が3日ぶり反発。同投資法人は7月20日の大引け後に、投資主優待制度を導入すると発表した。2017年11月30日を基準日とする投資主より対象とし、以降は各決算期末日を基準日にする予定。宿泊利用料金に対し、1枚につき1000円相当の割引を受けられる優待券を贈呈する。5口以上10口未満で優待券1枚、10口以上で2枚。

★9:04  日本鋳造-買い気配 通期営業益を上方修正 橋梁部品、柱脚の好調続く
 日本鋳造<5609.T>が買い気配。同社は20日に、18.3期通期の連結営業損益予想を従来の2.0億円の黒字から3.5億円の黒字(前期は3.1億円の赤字)へと引き上げると発表した。
 橋梁部品、柱脚などは予想を上回る好調が継続していることや、鋳鋼・鋳鉄品についても、半導体製造装置向けで需要が回復傾向にあることが寄与する。
 また、18.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想については従来の0.5億円の黒字から2.0億円の黒字(前年同期は0.8億円の赤字)へと引き上げた。
 併せて発表した、18.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は0.5億円の黒字(前年同期は0.6億円赤字)だった。

★9:05  コニカミノルタ-野村が目標株価引き上げ Ambry Genetics買収の意義を確認
 コニカミノルタ<4902.T>が続伸。野村証券では、Ambry Genetics買収の意義を確認とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1223円→1230円と引き上げた。
 7月20日に会社は、産業革新機構との共同投資によるAmbry Geneticsの買収に関する証券市場の理解を深めるため、トップミーティングを開催。Ambryは米国のがん領域を中心とした遺伝子検査のリーダー的存在企業であり、会社は7月6日に買収を発表している。ミーティングの内容を織り込んで業績予想を修正したが、目標株価に大きな影響はないとして、微修正にとどめるとした。

★9:06  TOKAIHD-5日続伸 東京ベイネットワーク株を追加取得 連結子会社化
 TOKAIホールディングス<3167.T>が5日続伸。同社は7月20日の大引け後に、持ち分法適用関連会社である東京ベイネットワーク(東京ベイネットワーク区)の株式を追加取得し、連結子会社化したと発表した。
 東京ベイネットワークは、東京オリンピック・パラリンピックの競技場、選手村の建設を契機として再整備、活性化が見込まれる東京都江東区および中央区を提供エリアとするケーブルテレビ事業者。

★9:06  ニコン-野村が目標株価引き上げ 精機事業の環境良化を織り込む
 ニコン<7731.T>が3日続伸。野村証券では、精機事業の環境良化を織り込むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1983円→2189円と引き上げた。
 Semicon West2017での半導体製造装置メーカーへの取材、業界団体であるSEAJ主催のFPD製造装置市場セミナーなどを踏まえ、事業環境が野村の期初想定以上に好転していると判断、業績予想と目標株価を引き上げ。
 FPD製造装置市場は引き続き活況を呈している。10.5Gの投資が始まっており、BOEとCSOT(China Star Optoelectronics Technology)が装置を発注している。新たにLG Displayが韓国で、Foxconnが中国での10.5Gの投資を決定。BOEとCSOTは第2弾の投資を計画していると注目。


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