前場コメント No.9 フルッタ、ＴＤＫ、ベルシステム２４、ＬＩＮＥ、ＤＩＣなど
★9:36 フルッタフルッタ－続落 阪神酒販と共同でPB商品を開発・販売
フルッタフルッタ<2586.T>が続落。同社は7月20日の大引け後に、外食・メーカー向け業務用原料卸部門を強化する一環として、阪神酒販（神戸市）と共同でPB商品を開発、販売すると発表した。
阪神酒販は、通販事業および宅配事業などからなる卸・小売り販売事業の会社で、通販事業においては、食品・飲料・酒類・グローサリーを展開するネット通販や宅配事業においては、オフィスでのセルフサービス型ドリンク・フード販売サービス「OfficeOasis（オフィスオアシス）」などを行っている。初の共同開発PB商品は野菜・果物のスムージー「ぷらすの野菜1日分」。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
フルッタフルッタ<2586.T>が続落。同社は7月20日の大引け後に、外食・メーカー向け業務用原料卸部門を強化する一環として、阪神酒販（神戸市）と共同でPB商品を開発、販売すると発表した。
阪神酒販は、通販事業および宅配事業などからなる卸・小売り販売事業の会社で、通販事業においては、食品・飲料・酒類・グローサリーを展開するネット通販や宅配事業においては、オフィスでのセルフサービス型ドリンク・フード販売サービス「OfficeOasis（オフィスオアシス）」などを行っている。初の共同開発PB商品は野菜・果物のスムージー「ぷらすの野菜1日分」。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
★9:41 ＴＤＫ－ＣＳが目標株価引き下げ センサーの収益寄与に加えて受動部品の収益改善が必要
ＴＤＫ<6762.T>が反落。クレディ・スイス証券では、センサーの収益寄与に加え、本気で強気になるには受動部品のさらなる収益改善が必要と判断。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は8500円→7700円と引き下げた。
高周波事業のカーブアウト、InvenSense買収による収益水準低下を織り込んだとした。強気転換にはセンサーの収益寄与に加え、受動部品事業の営業利益率を大幅に改善させる必要。
業績予想は為替前提変更（1ドル＝115円から110円）、さらには高周波事業のカーブアウト、InvenSenseの買収影響を織り込んだとし、今期営業利益はInvenSense買収によるマイナス影響はカバーできず、会社計画に対して下振れると予想。株式市場ではInvenSenseの買収による業績影響が不透明なことから同社が敬遠されている印象とした。
ＴＤＫ<6762.T>が反落。クレディ・スイス証券では、センサーの収益寄与に加え、本気で強気になるには受動部品のさらなる収益改善が必要と判断。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は8500円→7700円と引き下げた。
高周波事業のカーブアウト、InvenSense買収による収益水準低下を織り込んだとした。強気転換にはセンサーの収益寄与に加え、受動部品事業の営業利益率を大幅に改善させる必要。
業績予想は為替前提変更（1ドル＝115円から110円）、さらには高周波事業のカーブアウト、InvenSenseの買収影響を織り込んだとし、今期営業利益はInvenSense買収によるマイナス影響はカバーできず、会社計画に対して下振れると予想。株式市場ではInvenSenseの買収による業績影響が不透明なことから同社が敬遠されている印象とした。
★9:44 ベルシステム２４－野村が目標株価引き上げ 好調な業界環境と利益率改善を見込む
ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>がもみ合い。野村証券では、好調な業界環境と利益率改善を見込むとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は1140円→1220円と引き上げた。
今後の注目点の1つ目として、3月1日付けで行った製販一体型への組織変更の奏功に伴う利益率改善の加速が挙げられる。同社は中小型顧客などにおいて利益率改善余地があると考えられる。営業組織の利益率への意識向上による、人件費の受注単価への転嫁加速にも注目が必要。
注目点の2つ目は、伊藤忠商事（8001）グループ会社とのシナジー発揮による新領域拡大と差異化向上が考えられる。特に伊藤忠テクノソリューションズ（4739）は同社との相乗効果が見込みやすく、2社の合弁会社の成長などに注目が必要。また、伊藤忠シナジー発揮によるコンタクトセンターの顧客チャネルを活用した（1）バックオフィス、（2）デジタルマーケティング、（3）海外領域の事業拡大にも注目。
ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>がもみ合い。野村証券では、好調な業界環境と利益率改善を見込むとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は1140円→1220円と引き上げた。
今後の注目点の1つ目として、3月1日付けで行った製販一体型への組織変更の奏功に伴う利益率改善の加速が挙げられる。同社は中小型顧客などにおいて利益率改善余地があると考えられる。営業組織の利益率への意識向上による、人件費の受注単価への転嫁加速にも注目が必要。
注目点の2つ目は、伊藤忠商事（8001）グループ会社とのシナジー発揮による新領域拡大と差異化向上が考えられる。特に伊藤忠テクノソリューションズ（4739）は同社との相乗効果が見込みやすく、2社の合弁会社の成長などに注目が必要。また、伊藤忠シナジー発揮によるコンタクトセンターの顧客チャネルを活用した（1）バックオフィス、（2）デジタルマーケティング、（3）海外領域の事業拡大にも注目。
★9:45 ＬＩＮＥ－反落 「LINE Pay外貨両替」開始 スマホのみで外貨両替が可能
ＬＩＮＥ<3938.T>が3日ぶり反落。同社は7月20日の大引け後に、傘下のＬＩＮＥ Ｐａｙ（東京都新宿区）が、コミュニケーションアプリ「LINE」上で展開する“スマホのおサイフサービス”「LINE Pay」において、スマートフォンのみで外貨両替が可能な「LINE Pay外貨両替」を7月24日から開始すると発表した。ＳＢＪ銀行（東京都港区）の国内全両替所において、LINE Payの専用画面から外貨両替の申し込みおよび外貨購入が可能となる「LINE Pay 外貨両替」の対応を開始する。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
ＬＩＮＥ<3938.T>が3日ぶり反落。同社は7月20日の大引け後に、傘下のＬＩＮＥ Ｐａｙ（東京都新宿区）が、コミュニケーションアプリ「LINE」上で展開する“スマホのおサイフサービス”「LINE Pay」において、スマートフォンのみで外貨両替が可能な「LINE Pay外貨両替」を7月24日から開始すると発表した。ＳＢＪ銀行（東京都港区）の国内全両替所において、LINE Payの専用画面から外貨両替の申し込みおよび外貨購入が可能となる「LINE Pay 外貨両替」の対応を開始する。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
★9:46 ＤＩＣ－野村が目標株価引き上げ パッケージインキ数量増が顕在化する局面へ
ＤＩＣ<4631.T>がもみ合い。野村証券では、パッケージインキ数量増が顕在化する局面へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4100円→5150円と引き上げた。
同社の過去5年のPERはRN Large（除く金融）に対し、40％のディスカウントで推移してきた。しかし、主力のプリンティングインキでは需要拡大が見込めるパッケージインキの売上構成比が61％（16.12期）まで高まり、市場が縮小する新聞・出版インキの数量減をカバーし始め、中期EPS成長率も7％と予想。インキやポリマなど原料市況変動の影響を受けやすい点のみを考慮し、RN Large（除く金融）PER16.3倍に対し、30％程度のディスカウントが妥当と判断。（1）化粧品顔料を中心とした高収益製品の拡販、（2）パッケージインキの販売数量増を見込み、「Buy」で推奨。
ＤＩＣ<4631.T>がもみ合い。野村証券では、パッケージインキ数量増が顕在化する局面へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4100円→5150円と引き上げた。
同社の過去5年のPERはRN Large（除く金融）に対し、40％のディスカウントで推移してきた。しかし、主力のプリンティングインキでは需要拡大が見込めるパッケージインキの売上構成比が61％（16.12期）まで高まり、市場が縮小する新聞・出版インキの数量減をカバーし始め、中期EPS成長率も7％と予想。インキやポリマなど原料市況変動の影響を受けやすい点のみを考慮し、RN Large（除く金融）PER16.3倍に対し、30％程度のディスカウントが妥当と判断。（1）化粧品顔料を中心とした高収益製品の拡販、（2）パッケージインキの販売数量増を見込み、「Buy」で推奨。
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