ナノキャリア-上げ幅拡大 核酸デリバリー技術に関する物質特許が米国で査定
ナノキャリア<4571.T>が上げ幅拡大。同社は21日10時、次世代型プラットフォーム技術である核酸医薬のデリバリーに関する物質特許出願について、米国特許庁から特許査定を受けたと発表した。
これにより、日本のほか米国でも権利を確保することが可能になった。同核酸デリバリー技術は、アキュルナ(文京区)に用途を限定した実施権を許諾している技術。ナノキャリアでは、体内で壊れやすい核酸を標的細胞に確実に届けることができる優れた3つのキャリアシステム「NanoFect」を確立しており、中外製薬<4519.T>とは、独自のActive型NanoFectを用いて革新的な核酸医薬品開発に向けた共同研究も実施している。今後もNanoFect技術を基に、低分子医薬品だけでなく、高分子医薬品の開発も推進する。
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