前場コメント No.12 大塚商会、ソニー、フマキラー、日立化成、バリューコマースなど
★10:43 協和発酵キリン－小幅続落 理研と抗体医薬の化学修飾に有用な部位を複数同定
協和発酵キリン<4151.T>が小幅続落。理化学研究所が7月21日、協和キリンとの共同研究グループにおいて、人工アミノ酸を用いて抗体医薬の化学修飾に有用な部位を複数同定したと発表している。
21日付け化学工業日報によると、これによって、抗体に抗がん剤を結合させた武装抗体をデザインすることが容易になると見込まれているとされる。共同研究グループは、同部位を利用して2分子の抗体を連結させた「ヴァリアボディ」抗体の作製にも成功。同抗体は多様なデザインと機能性を持たせることができ、今後、新しい抗体の形式として、抗体医薬開発への活用が期待されているとした。
協和発酵キリン<4151.T>が小幅続落。理化学研究所が7月21日、協和キリンとの共同研究グループにおいて、人工アミノ酸を用いて抗体医薬の化学修飾に有用な部位を複数同定したと発表している。
21日付け化学工業日報によると、これによって、抗体に抗がん剤を結合させた武装抗体をデザインすることが容易になると見込まれているとされる。共同研究グループは、同部位を利用して2分子の抗体を連結させた「ヴァリアボディ」抗体の作製にも成功。同抗体は多様なデザインと機能性を持たせることができ、今後、新しい抗体の形式として、抗体医薬開発への活用が期待されているとした。
★10:47 大塚商会－ＢｏｆＡＭＬが目標株価引き上げ 市場コンセンサス上回る利益成長が見込める
大塚商会<4768.T>が4日続伸。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、業績は今17.12期以降、市場コンセンサスを上回る利益成長が見込めると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を7100円→7900円と引き上げた。
今17.12期2Q営業利益に対する推定値は前年同期比12.8％増の157億円。1Q同様に、クロスセル強化に伴う1社当たりの取扱商材数の増加、およびそれに伴う生産性改善効果に加え、日銀短観で確認された中堅・中小企業のIT投資活発化を背景とする販売増が利益増をけん引する見通し。2Q累計営業利益は274億円と、会社計画同247億円を上回る進ちょくを予想。会社側は上期の上振れを反映する形で、通期業績予想を上方修正すると見られる。また、下期もこのトレンドが継続するとみているとし、業績見通しにはさらなる上振れ余地が大きいと考えるとした。
大塚商会<4768.T>が4日続伸。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、業績は今17.12期以降、市場コンセンサスを上回る利益成長が見込めると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を7100円→7900円と引き上げた。
今17.12期2Q営業利益に対する推定値は前年同期比12.8％増の157億円。1Q同様に、クロスセル強化に伴う1社当たりの取扱商材数の増加、およびそれに伴う生産性改善効果に加え、日銀短観で確認された中堅・中小企業のIT投資活発化を背景とする販売増が利益増をけん引する見通し。2Q累計営業利益は274億円と、会社計画同247億円を上回る進ちょくを予想。会社側は上期の上振れを反映する形で、通期業績予想を上方修正すると見られる。また、下期もこのトレンドが継続するとみているとし、業績見通しにはさらなる上振れ余地が大きいと考えるとした。
★10:48 ソニー－反落 CMOSセンサー月産能力を引き上げ
ソニー<6758.T>が反落。21日付の日経産業新聞で、同社がスマホやデジタルカメラ向けのCMOS（相補性金属酸化膜半導体）センサーの外部委託先も含めた月間生産能力を、2018年3月までに現在に比べて14％増の10万枚（300ミリウエハー換算）程度に引き上げると報じられた。
自撮り用のフロントカメラの高機能化や車載用、IoT向けの需要が増えていることに対応するという。しかし株価は、軟調な地合いのなかで売りが出ている。
ソニー<6758.T>が反落。21日付の日経産業新聞で、同社がスマホやデジタルカメラ向けのCMOS（相補性金属酸化膜半導体）センサーの外部委託先も含めた月間生産能力を、2018年3月までに現在に比べて14％増の10万枚（300ミリウエハー換算）程度に引き上げると報じられた。
自撮り用のフロントカメラの高機能化や車載用、IoT向けの需要が増えていることに対応するという。しかし株価は、軟調な地合いのなかで売りが出ている。
★10:56 フマキラーなど－ヒアリ関連の一角が高い 政府がヒアリ対策で関係閣僚会議
フマキラー<4998.T>、ニックス<4243.T>など、「ヒアリ関連銘柄」の一角が高い。政府が7月20日、各地で見つかっている南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」の対策に関する関係閣僚会議を首相官邸で開いており、改めて材料視されているもよう。21日付け読売新聞・朝刊によると、侵入・定着防止や、ヒアリの特徴の周知に全力で取り組むことを確認したとされている。
フマキラー<4998.T>、ニックス<4243.T>など、「ヒアリ関連銘柄」の一角が高い。政府が7月20日、各地で見つかっている南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」の対策に関する関係閣僚会議を首相官邸で開いており、改めて材料視されているもよう。21日付け読売新聞・朝刊によると、侵入・定着防止や、ヒアリの特徴の周知に全力で取り組むことを確認したとされている。
★11:03 日立化成－底堅い タイの車・産業用鉛蓄電池メーカーの株式取得
日立化成<4217.T>が底堅い。同社は21日、タイの証券取引所に上場しているThai Storage Batteryの株式43.9％を、Thai Storage Batteryの創業家で、大株主のKorphaibool Familyとの相対取引で日立化成グループが取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。
Korphaibool Familyが所有する株式43.9％を取得後、日立化成グループは、Thai Storage Batteryの少数株主持分の取得を目指し、買付予定数の上限は設定せずに、1株当たり275タイバーツで公開買付けを実施する予定。今回の株式取得で、Thai Storage Batteryのブランド力、製造拠点などを活用し、東南アジアでの自動車用および産業用鉛蓄電池事業の強化を図る。
日立化成<4217.T>が底堅い。同社は21日、タイの証券取引所に上場しているThai Storage Batteryの株式43.9％を、Thai Storage Batteryの創業家で、大株主のKorphaibool Familyとの相対取引で日立化成グループが取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。
Korphaibool Familyが所有する株式43.9％を取得後、日立化成グループは、Thai Storage Batteryの少数株主持分の取得を目指し、買付予定数の上限は設定せずに、1株当たり275タイバーツで公開買付けを実施する予定。今回の株式取得で、Thai Storage Batteryのブランド力、製造拠点などを活用し、東南アジアでの自動車用および産業用鉛蓄電池事業の強化を図る。
★11:16 バリューコマース－大幅反落 固定資産の減損損失1.9億円を特別損失に計上
バリューコマース<2491.T>が6日ぶり大幅反落。同社は7月20日の大引け後に、今17.12期第2四半期累計期間において、固定資産の減損損失を特別損失に計上すると発表した。広告事業のアドネットワークサービスの業績が計画を下回る状況にあることを踏まえ、当該サービスに関連する固定資産の減損損失1億9080万8000円を特別損失に計上する。通期の業績予想については現在精査中とした。
バリューコマース<2491.T>が6日ぶり大幅反落。同社は7月20日の大引け後に、今17.12期第2四半期累計期間において、固定資産の減損損失を特別損失に計上すると発表した。広告事業のアドネットワークサービスの業績が計画を下回る状況にあることを踏まえ、当該サービスに関連する固定資産の減損損失1億9080万8000円を特別損失に計上する。通期の業績予想については現在精査中とした。
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