〔Market Flash〕トーヨーカネツはプルバックを終えて11年間のボックス離脱へ~SMBC日興

2017/07/28(金) 13:20
【13:20】トーヨーカネツはプルバックを終えて11年間のボックス離脱へ~SMBC日興  SMBC日興証券ではテクニカルリポートでトーヨーカネツ(6369)を取り上げている。SMBC日興が今年2月に「2017年のテン・サプライズ(意外な上昇の可能性を秘めた銘柄)」の一つに選定した銘柄でもある。株価は昨年11月の戻り高値358円に対して今年2月の高値350円で短期二番天井を打ち、今春まで調整局面が続いていた。しかし、4月の258円でプルバックが一巡し、最近の上昇で昨年11月の358円を上抜いて、上昇再開が確認された。今後は、2006年2月の高値413円以来、11年におよぶボックスレンジをブレイクアウトするとみており、当面450~490円か530円どころ、2018年以降には770円どころへ上昇する可能性があると考えている。 【13:00】七福神2017、来期ROE改善がPBR上昇につながる銘柄に注目~野村  野村証券では、日本企業のROEは「木(個別企業)」の改善に続き、ようやく「森(全体)」の改善も見えてきたとコメント。ただ、米国では高ROE企業のROEが高いままの傾向があるのに対し、日本では高ROE企業のROEが平均に向かって低下する傾向がみられ、さらなる改善は自然体では難しいと考えている。ROEの改善に注目するのであれば、ROEの改善がPBRの上昇につながる可能性が高い銘柄にフォーカスした方が投資効率が高いとみており、今期から来期にかけてROEの上昇が見込まれる銘柄は、その改善がカタリストとなって、PBRが傾向線に近づくことが想定できるとした。野村では、そのような銘柄の中から、味の素(2802)、リゾートトラスト(4681)、コニカミノルタ(4902)、日本ガイシ(5333)、デンソー(6902)、SUBARU(7270)、NTT都市開発(8933)の7銘柄を「七福神2017」として注目している。 【12:45】バイオの年後半はペプチドやJCRファーマなどのニュースに期待~みずほ  みずほ証券のバイオマンスリーリポートでは、2017年後半にかけて大きなニュースが期待できるのは、ペプチドリーム(4587)の自社創薬の導出とその際の経済条件の開示、JCRファーマ(4552)の「JR-141(適応:ハンター症候群)」の有効性の有無、タカラバイオ(4974)の「HF10(適応:メラノーマ)」の導出、GTS(4584)のバイオシミラーのパイプライン導出だとみている。一方で、そーせいグループ(4565)のイベントは2018年に見込まれるものの、株価はピーク時の半分以下に低迷した割安な水準に放置されているとみており、今後の成長が織り込まれるタイミングについて注視が必要と指摘している。 【11:05】米国で住宅事業を展開する日系企業に過度なディスカウントは不要~野村  野村証券では、住宅・不動産セクターに関して、6月下旬に米国カリフォルニア州、ワシントン州、コロラド州、テキサス州で日系住宅メーカーの住宅建設現場を見学し、その内容についてリポートしている。中堅ビルダーを買収し、戸建住宅事業を行う住友林業(1911)と、宅地開発、賃貸集合住宅、戸建販売の3つの事業を展開する積水ハウス(1928)を訪問している。株式市場では、米金利の底打ち感から、戸建住宅需要の減少や、賃貸集合住宅を不動産ファンドなどへ一棟ごと販売する際のキャップレートの上昇懸念があるが、IT 関連企業が集積する街では新規の雇用が生まれ、オフィス、住宅などの不動産需要は強く、少なくとも訪問したエリア、訪問したプロジェクトでのリスクは限定的との認識を得たとしている。野村では、米国住宅事業のエクスポージャーを理由に、住友林業や積水ハウスの株価に過度なディスカウントは不要と判断している。 【10:05】年後半は株高・金利上昇・円安、IT関連と金融がけん引役か~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルリポートでは年後半の株価動向について考察している。日経平均は18335円(17/4/14)で底を打ち、上昇が拡大中。10年米国債が2.75~3.0%に上昇し、ドル/円が120円どころへ軟化するなか、日経平均は22000円どころへ上昇すると予想している。セクター別では、建設や情報・通信は、早期に2015年の高値を更新し、上昇波動が拡大している。製造業には2016年半ばにかけて下げが拡大した業種が多かったが、化学が2015年の高値を更新した。SMBC日興では今後は電機や機械、金融が追随する展開を想定している。一方、2015年にかけて最高値を更新し、大規模な下げを余儀なくされた自動車などは上値の重い展開が続くとみている。 【8:45】寄り前気配はエクセディ、ジャフコ、オムロン、OSGが高い気配値  主力株の寄り前気配では、エクセディ(7278) +5.78%、ジャフコ(8595) +5.04%、オムロン(6645) +4.61%、OSG(6136) +4.59%、日光電(6849) +3.74%、宝HD(2531) +3.70%、H2Oリテイ (8242) +3.47%、エプソン(6724) +3.31%、JR東日本(9020) +2.54%などが高い気配値。  一方、アンリツ(6754) -9.41%、日立ハイテク(8036) -8.18%、長瀬産(8012) -5.03%、ネクソン(3659) -4.96%、積水化(4204) -4.37%、日立金(5486) -3.97%、東エレク(8035) -3.52%、富士電機(6504) -3.23%、富士通(6702) -3.06%、ベネッセHD(9783) -3.00%などが安い気配値となっている。
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