前場コメント No.2 ショーケースTV、ラオックス、パンチ工業、フロンテオ、井関農機など

2017/08/15(火) 11:31
★9:01  ショーケースTV-反発 プラスワン・マーケティングへの出資を決定
 ショーケース・ティービー<3909.T>が反発。同社は8月14日の大引け後に、子会社でベンチャーキャピタル事業を行うShowcase Capital(東京都港区)が、SIMフリーキャリアのFREETEL(フリーテル)を展開するプラスワン・マーケティング(東京都港区)への出資を決めたと発表した。
 プラスワンはSIMフリーキャリアとして「FREETEL」ブランドを展開し、スマートフォンの製造・販売、MVNO通信事業、モバイルアプリケーションの制作・販売を行っている、国内でも数少ないモバイル端末と通信回線の双方を展開している企業。FREETELブランドは、7月時点で日本国内をはじめ17カ国に展開している。

★9:02  ラオックス-売り気配 通期営業益を下方修正 上期は営業赤字転落
 ラオックス<8202.T>が売り気配。同社は14日に、17.12期通期の連結営業損益予想を従来の20.0億円の黒字から1.0億円の黒字(前期は9.6億円の赤字)に引き下げると発表した。
 インバウンド市場は緩やかに回復しているものの、同社が予測していたスピードより遅く、免税事業におけるレジ通過数は前年同期比94.2%、レジ通過単価は前年同期比-5654円となるなど、売り上げが当初年間計画に対し進ちょく度34.8%と伸び悩み、現時点において、当初計画していた数値の達成は困難な見込みとなったとしている。
 併せて発表した、17.12期上期(1-6月)の連結営業損益は10.5億円の赤字(前年同期は4.5億円の黒字)だった。

★9:02  パンチ工業-いちよしがフェアバリュー引き上げ 業績予想を上方修正
 パンチ工業<6165.T>が4日続伸。いちよし経済研究所では、業績予想を上方修正。レーティング「A」を継続、フェアバリューは1600円→2600円と引き上げた。
 今18.3期1Q(4~6月)における予想を上回る業績を踏まえ、今後、従来予想を上回る業績が見込めるとみて、業績予想を上方修正。現在の株価水準は評価不足と判断。
 来19.3期以降も増収増益が続くと予想。来19.3期では今18.3期中に実施予定の中国・大連工場の生産能力増強投資の効果が現れる見込み。同社は17年5月~18年3月に約4億円の設備投資を中国・大連工場で実施する見通し。今後の中長期的な注目点は、その他地域の深耕と非自動車向けの拡販であるとした。

★9:02  フロンテオ-売り気配 1Q営業赤字拡大 リーガル事業・AI事業ともに赤字拡大
 FRONTEO<2158.T>が売り気配。同社は14日に、18.3期の1Q(4-6月)の連結営業損益は6.6億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)だったと発表した。リーガル事業が、高採算のHosting、Processの案件獲得数が減少したことなどにより赤字が拡大した。また、AI事業も新製品開発や営業・マーケティング活動などの費用を計上したことにより赤字が拡大した。

★9:02  井関農機-いちよしがフェアバリュー引き上げ 利益予想を上方修正
 井関農機<6310.T>が反発。いちよし経済研究所では、利益予想を上方修正。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3500円→3600円と引き上げた。
 今17.12期2Q(4~6月)における販管費抑制の取り組みの効果が予想以上であることを踏まえ、従来予想以上の採算性改善が今後見込めるとみて、利益予想および1株当たり配当予想を上方修正。現在の株価水準は評価不足と判断。
 来18.12期以降の利益予想も上方修正。国内需要は今17.12期における大型機の駆け込み需要の反動減が見込まれるものの、海外事業の強化で補い、営業増益が続くと予想。インドネシアでは現地生産の台数を着実に伸ばしており、中長期的には、徐々に海外事業が業績の支えになる展開を想定。

★9:02  日本工営-買い気配 自己株式143万6731株を消却へ
 日本工営<1954.T>が買い気配。同社は14日、自己株式143万6731株を8月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は8.29%。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ