前場コメント No.13 クラウドワークス、SMC、ダイキン工業、スタンレー電気、三井金属エンジなど

2017/08/16(水) 11:30
★10:05  クラウドワークス-上げ幅拡大 法人向けマーケティング支援の「Forge」提供開始
 クラウドワークス<3900.T>が上げ幅拡大。同社は8月16日10時に、Web・リアルを問わず、クライアントの顧客獲得・売上増をトータルに支援する新サービス「Forge(フォージ)」を開始すると発表した。
 Webでの集客がサービス・製品への問い合わせや資料請求、購入など「成果」に結びつかずに悩んでいる企業の課題解決を図ることを目的に、まずは年内100社への導入を目指すとした。
 従来の集客のためのコンテンツ企画制作に加え、LP制作、コミュニティ形成、セミナー開催、メルマガ配信、営業代行など、商品・サービスの購入に繋がる施策をWeb・リアルの垣根なく企画提案。全国約150万人のクラウドワーカーと、各分野に精通した外部パートナーが施策を実行し、顧客の成果に注力するもの。

★10:06  SMC-大和が目標株価引き上げ さまざまな分野での自動化投資が業績をけん引
 SMC<6273.T>が続伸。大和証券では、さまざまな分野での自動化投資が業績をけん引していると判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は40000円→41000円と引き上げた。
 1Qの増収率(現地通貨ベース)は、米国で前年同期比20%増、欧州7%増、アジア42%増、国内も約15%増。米国は車(構成比20%強)やエレキ向け(同20%)の他、食品や医療向けの成長がけん引。
 注目点は2点。(1)自動化や効率化、品質維持などを目的としたFA投資の増加による恩恵は各地で続いていること。(2)さまざまなアプリケーションに関連した投資の増加により、部品メーカーとしての強みを活かして豊富な業績拡大シナリオを有していること。

★10:06  ダイキン工業-大和が目標株価引き上げ 市場拡大+独自戦略+領域拡大へのM&Aに期待
 ダイキン工業<6367.T>がもみ合い。大和証券では、市場拡大+独自戦略+領域拡大へのM&A(合併・買収)に期待。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は13000円→13500円と引き上げた。
 1Q決算は為替影響を除くベースで前年同期比8%増収、4%営業増益。売上高は住宅用マルチを軸とした中国向けの2ケタ増収率維持や米国向けユニタリー(家庭用)の増加がけん引。新興国における普及率上昇といった市場要因だけでなく、米国市場の深耕や新工場稼働による収益性改善、アジアでの住宅用マルチタイプ投入など独自戦略による成長期待要素も豊富。ソリューション事業や暖房給湯事業など、事業領域拡大に向けたM&Aを含む展開にも期待が持てるとした。

★10:09  スタンレー電気-野村が目標株価引き上げ LED化貢献で利益率改善も割安感はない
 スタンレー電気<6923.T>がもみ合い。野村証券では、LED化貢献で利益率改善も割安感はないとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3400円→3900円と引き上げた。
 Q1営業利益は、LED化進展に伴う自動車機器事業の増収が増益に結び付いた堅調な内容。ヘッドランプのLED化に伴う増収に加え、LEDヘッドランプに用いられるLEDの増産の貢献に伴い、全社で見た利益率は今後さらに改善が予想される。生産性の改善も進むことで、短期的な業績モメンタムの改善に注目が集まる可能性はあると考えるとしたが、PER面から見た割安感はないと指摘。

★10:12  三井金属エンジ-3日ぶり反発 中小規模の水力発電所建設を外部から受注
 三井金属エンジニアリング<1737.T>が3日ぶり反発。16日付の日経産業新聞で、同社が出力3万キロワット以下の中小規模の水力発電所の建設を外部から受注し始めたと報じられた。
 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の導入を受け、三井金属<5706.T>のグループ企業を相手に発電所の補修・開発をしてきたという。補修工事が2018年度に一巡するのを機に、電力事業への参入をもくろむ企業や地方自治体から案件を獲得するとされる。今後の業績の伸びが期待され、買いが入っている。


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