前場コメント No.15 スズキ、アクセルマーク、三菱自動車、フクビ化学、ＥＰＳなど
★10:24 スズキ－大和が目標株価引き上げ 各事業で施策が奏功 当面好決算続く公算
スズキ<7269.T>がもみ合い。大和証券では、各事業で施策が奏功しており、当面好決算続く公算とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は5900円→6600円と引き上げた。
1Q営業利益は851億円（前年同期比44％増）と、国内収益が大きく改善した前4Qに続き、2四半期連続のポジティブ・サプライズ。（1）従来からのインドの好調（インド出荷台数は同14％増）、（2）前4Qに顕在化した国内収益の水準上方修正の継続（国内販売は同8％増、欧州からの「スイフト」生産移管に伴う相良工場の2直化、品質費用の減少（連結全体で前1Q比50億円の減少））に加え、（3）二輪車事業の黒字化やアセアン事業の改善も寄与（二輪車は主力モデルの刷新効果、アセアンは輸出含めた生産台数の増加で工場収益も改善）。インド事業の成長性に加え、2Q以降も好決算が続く可能性を踏まえ、引き続き積極的なスタンスを推奨するとした。
スズキ<7269.T>がもみ合い。大和証券では、各事業で施策が奏功しており、当面好決算続く公算とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は5900円→6600円と引き上げた。
1Q営業利益は851億円（前年同期比44％増）と、国内収益が大きく改善した前4Qに続き、2四半期連続のポジティブ・サプライズ。（1）従来からのインドの好調（インド出荷台数は同14％増）、（2）前4Qに顕在化した国内収益の水準上方修正の継続（国内販売は同8％増、欧州からの「スイフト」生産移管に伴う相良工場の2直化、品質費用の減少（連結全体で前1Q比50億円の減少））に加え、（3）二輪車事業の黒字化やアセアン事業の改善も寄与（二輪車は主力モデルの刷新効果、アセアンは輸出含めた生産台数の増加で工場収益も改善）。インド事業の成長性に加え、2Q以降も好決算が続く可能性を踏まえ、引き続き積極的なスタンスを推奨するとした。
★10:32 ＫＨネオケム－みずほが目標株価引き上げ 業績予想を再度上方修正
ＫＨネオケム<4189.T>が5日ぶり反発。みずほ証券では、冷凍機油原料や化粧品原料の好調な出荷を受け、業績予想を再度上方修正。投資判断「買い」を継続、目標株価を2500円→2900円と引き上げた。
業績予想を再度上方修正。増額の主な要因は、（1）エアコンや冷蔵庫のコンプレッサー用潤滑油（冷凍機油）の原料であるオクチル酸やイソノナン酸の需要拡大、（2）化粧水やフェイスマスクの保湿成分である1,3-ブチレングリコールの好調な出荷、（3）可塑剤フタル酸ジイソノニル（DINP）への移行に伴うミックス改善など。オゾン層保護や地球温暖化抑制、欧州特定有害物質規制（RoHS）などの環境規制を追い風に、高シェアな製品を数多く有する同社のビジネスモデルが奏功していると指摘。
ＫＨネオケム<4189.T>が5日ぶり反発。みずほ証券では、冷凍機油原料や化粧品原料の好調な出荷を受け、業績予想を再度上方修正。投資判断「買い」を継続、目標株価を2500円→2900円と引き上げた。
業績予想を再度上方修正。増額の主な要因は、（1）エアコンや冷蔵庫のコンプレッサー用潤滑油（冷凍機油）の原料であるオクチル酸やイソノナン酸の需要拡大、（2）化粧水やフェイスマスクの保湿成分である1,3-ブチレングリコールの好調な出荷、（3）可塑剤フタル酸ジイソノニル（DINP）への移行に伴うミックス改善など。オゾン層保護や地球温暖化抑制、欧州特定有害物質規制（RoHS）などの環境規制を追い風に、高シェアな製品を数多く有する同社のビジネスモデルが奏功していると指摘。
★10:34 アクセルマーク－3日続伸 「ディアホライゾン」事前登録が10万人突破
アクセルマーク<3624.T>が3日続伸。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>傘下のスクウェア・エニックスは15日に、事前登録実施中の「ディアホライゾン」について、事前登録が10万人を突破したと同ゲームの公式ツイッターで発表した。なお、同ゲームはアクセルマーク子会社のアクセルゲームスタジオが開発を担当しており、配信日は8月24日予定となっている。
アクセルマーク<3624.T>が3日続伸。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>傘下のスクウェア・エニックスは15日に、事前登録実施中の「ディアホライゾン」について、事前登録が10万人を突破したと同ゲームの公式ツイッターで発表した。なお、同ゲームはアクセルマーク子会社のアクセルゲームスタジオが開発を担当しており、配信日は8月24日予定となっている。
★10:36 三菱自動車－大和が目標株価引き上げ 割安感乏しいが台数成長と利益回復確度は高い
三菱自動車<7211.T>が反落。大和証券では、割安感乏しいが、台数成長と利益回復の確度は高いと判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は720円→790円と引き上げた。1Q決算は日産協業成果が見える内容。中計目標ほどではないが、台数高成長/利益急回復を予想。業績回復と株主還元への期待が株価を下支えする見込み。
三菱自動車<7211.T>が反落。大和証券では、割安感乏しいが、台数成長と利益回復の確度は高いと判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は720円→790円と引き上げた。1Q決算は日産協業成果が見える内容。中計目標ほどではないが、台数高成長/利益急回復を予想。業績回復と株主還元への期待が株価を下支えする見込み。
★10:38 フクビ化学－ストップ高 橋梁補修の技術開発が政府の助成制度で採択
フクビ化学工業<7871.T>がストップ高。16日付の日経新聞電子版で、同社を中心とする産学グループが進める橋梁補修の技術開発が国土交通省の助成制度の採択を受けたと報じられた。
グループは東レ<3402.T>、建設業の日光産業（福井市）、名古屋大学、東京大学などで構成する。同グループは軽くてさびない炭素繊維の複合材料の特長を生かした補強部材を開発するという。2年間で約1900万円の助成を受けられる見通しで、早期の実用化を目指すとされる。今後の業績の伸びが期待され、買いが殺到している。
フクビ化学工業<7871.T>がストップ高。16日付の日経新聞電子版で、同社を中心とする産学グループが進める橋梁補修の技術開発が国土交通省の助成制度の採択を受けたと報じられた。
グループは東レ<3402.T>、建設業の日光産業（福井市）、名古屋大学、東京大学などで構成する。同グループは軽くてさびない炭素繊維の複合材料の特長を生かした補強部材を開発するという。2年間で約1900万円の助成を受けられる見通しで、早期の実用化を目指すとされる。今後の業績の伸びが期待され、買いが殺到している。
★10:40 ＥＰＳ－東海東京が目標株価引き上げ 17.9期1～3Q累計の業績は好調
ＥＰＳホールディングス<4282.T>が続伸。東海東京調査センターでは、今17.9期1～3Q累計の業績は好調と判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1960円→2750円と引き上げた。
1～3Q累計（10～6月）営業利益は前年比27.4％増の63.1億円。営業利益の通期会社計画65億円に対する進ちょく率は97.1％と高水準になった。会社側の今17.9期通期の業績については期初計画を変更せず、売上高が前年比10.1％増の580.0億円、営業利益は同4.4％増の65.0億円と計画。
東海東京では1～3Q累計の業績好調や、豊富な受注残などから、今17.9期通期の営業利益が会社計画を上回り、前年比17.3％増と予想。その後も治験ビジネスなどの収益環境はおおむね良好と判断され、来18.9期、19.9期も営業2ケタ増益を予想するとした。
ＥＰＳホールディングス<4282.T>が続伸。東海東京調査センターでは、今17.9期1～3Q累計の業績は好調と判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1960円→2750円と引き上げた。
1～3Q累計（10～6月）営業利益は前年比27.4％増の63.1億円。営業利益の通期会社計画65億円に対する進ちょく率は97.1％と高水準になった。会社側の今17.9期通期の業績については期初計画を変更せず、売上高が前年比10.1％増の580.0億円、営業利益は同4.4％増の65.0億円と計画。
東海東京では1～3Q累計の業績好調や、豊富な受注残などから、今17.9期通期の営業利益が会社計画を上回り、前年比17.3％増と予想。その後も治験ビジネスなどの収益環境はおおむね良好と判断され、来18.9期、19.9期も営業2ケタ増益を予想するとした。
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