後場コメント No.6 ヤマトHD、神戸製鋼所、西武HD、富士フイルム、NECなど
★14:05 ヤマトHD-底堅い ベトナムでクール宅急便を開始
ヤマトホールディングス<9064.T>が底堅い。同社は22日、傘下の東南アジア地域統括会社ヤマトアジア(シンガポール)とBA SAU NAM TRADING LOGISTICS(ホーチミン)が設立したYamato 365 Express(同)が9月1日よりベトナムでクール宅急便を開始すると発表した。
ベトナム国内での配送ノウハウと貿易物流機能などをもつ365グループと、日本で高品質な小口保冷配送サービスであるクール宅急便のノウハウを持つヤマトグループが合弁会社を設立し、ベトナムでの保冷宅配市場の拡大とベトナム国民の豊かな食文化の実現に貢献する考え。
ヤマトホールディングス<9064.T>が底堅い。同社は22日、傘下の東南アジア地域統括会社ヤマトアジア(シンガポール)とBA SAU NAM TRADING LOGISTICS(ホーチミン)が設立したYamato 365 Express(同)が9月1日よりベトナムでクール宅急便を開始すると発表した。
ベトナム国内での配送ノウハウと貿易物流機能などをもつ365グループと、日本で高品質な小口保冷配送サービスであるクール宅急便のノウハウを持つヤマトグループが合弁会社を設立し、ベトナムでの保冷宅配市場の拡大とベトナム国民の豊かな食文化の実現に貢献する考え。
★14:11 神戸製鋼-3日ぶり反落 組立型クランクシャフトのスロー部材の製造方法でK-factor1.15認証取得
神戸製鋼所<5406.T>が3日ぶり反落。同社は23日に、船舶エンジン用組立型クランク軸の主要部材であるスローの製造方法において、日本海事協会より、世界で初めて設計上の余裕度であるK-factor1.15の認証を取得したと発表した。
今回取得した認証および独自開発の高強度材の適用によって、高負荷に耐えうるクランク軸の製造が可能となるという。これにより、エンジンにおいては1シリンダー毎の出力アップが可能となり、シリンダー数自体の削減などによるコンパクトなエンジンの設計につながるとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
神戸製鋼所<5406.T>が3日ぶり反落。同社は23日に、船舶エンジン用組立型クランク軸の主要部材であるスローの製造方法において、日本海事協会より、世界で初めて設計上の余裕度であるK-factor1.15の認証を取得したと発表した。
今回取得した認証および独自開発の高強度材の適用によって、高負荷に耐えうるクランク軸の製造が可能となるという。これにより、エンジンにおいては1シリンダー毎の出力アップが可能となり、シリンダー数自体の削減などによるコンパクトなエンジンの設計につながるとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
★14:15 西武HD-続伸 R&Iが発行体格付けを「BBB」→「BBB+」 方向性は「安定的」
西武ホールディングス<9024.T>が続伸。格付投資情報センター(R&I)は8月22日、同社の発行体格付けを「BBB」→「BBB+」と引き上げると発表した。格付けの方向性は「安定的」。
2016年開業の東京ガーデンテラス紀尾井町(東京都千代田区)の貢献で、賃貸不動産の収益基盤が強化された。鉄道を中心とする都市交通・沿線事業の利益・キャッシュフローも堅調。ホテル・レジャー事業は、合理化の進展に加え、訪日外国人の増加といった事業環境の好転で、採算が大きく改善。堅実な財務運営も相まって、キャッシュフローと債務のバランスは改善。株主構成の変化も財務の安定性を高める見込みとした。
西武ホールディングス<9024.T>が続伸。格付投資情報センター(R&I)は8月22日、同社の発行体格付けを「BBB」→「BBB+」と引き上げると発表した。格付けの方向性は「安定的」。
2016年開業の東京ガーデンテラス紀尾井町(東京都千代田区)の貢献で、賃貸不動産の収益基盤が強化された。鉄道を中心とする都市交通・沿線事業の利益・キャッシュフローも堅調。ホテル・レジャー事業は、合理化の進展に加え、訪日外国人の増加といった事業環境の好転で、採算が大きく改善。堅実な財務運営も相まって、キャッシュフローと債務のバランスは改善。株主構成の変化も財務の安定性を高める見込みとした。
★14:19 富士フイルム-底堅い 橋やトンネルの点検サービスに参入
富士フイルムホールディングス<4901.T>が底堅い。23日付の日経産業新聞で、同社が老朽化したトンネルや橋梁など社会インフラの点検サービスに来春までに参入すると報じられた。
医療向けで培った画像解析技術を生かし、ひび割れを自動で検知するという。従来の人手主体の点検に比べ、作業や報告書作成の時間を半分近くに減らせる見込みとされる。2020年の東京五輪後に増えるとみられるインフラ保守ニーズを取り込む考えのもよう。今後の業績への寄与が期待され、株価は底堅く推移している。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が底堅い。23日付の日経産業新聞で、同社が老朽化したトンネルや橋梁など社会インフラの点検サービスに来春までに参入すると報じられた。
医療向けで培った画像解析技術を生かし、ひび割れを自動で検知するという。従来の人手主体の点検に比べ、作業や報告書作成の時間を半分近くに減らせる見込みとされる。2020年の東京五輪後に増えるとみられるインフラ保守ニーズを取り込む考えのもよう。今後の業績への寄与が期待され、株価は底堅く推移している。
★14:20 NEC-小安い 鎌倉市とICTを活用した地域発展活動などの包括連携協定締結
NEC<6701.T>が小安い。同社と鎌倉市は23日に、共創を通じて、鎌倉の「古都としての風格を保ちながら、生きる喜びと新しい魅力を創造する持続可能なまちづくり」を推進することを目的に、包括連携協定を締結したと発表した。
同社と鎌倉市は、これまでコーポレートフェローシッププログラムを活用し、鎌倉市に同社の職員派遣を行うなど連携を進めてきた。今後は、この協定の締結を契機に、ICTの活用など同社の強みを活かした官民協働によるまちづくりの取り組みを幅広く検討していくとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
NEC<6701.T>が小安い。同社と鎌倉市は23日に、共創を通じて、鎌倉の「古都としての風格を保ちながら、生きる喜びと新しい魅力を創造する持続可能なまちづくり」を推進することを目的に、包括連携協定を締結したと発表した。
同社と鎌倉市は、これまでコーポレートフェローシッププログラムを活用し、鎌倉市に同社の職員派遣を行うなど連携を進めてきた。今後は、この協定の締結を契機に、ICTの活用など同社の強みを活かした官民協働によるまちづくりの取り組みを幅広く検討していくとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★14:34 エムティーアイ-反発 『ルナルナ ベビー』が母子手帳アプリ『母子モ』と連携開始
エムティーアイ<9438.T>が4日ぶり反発。同社は8月23日14時に、女性の健康情報サービス『ルナルナ』シリーズで、妊娠中・育児中のママ向け情報配信アプリ『ルナルナ ベビー』に関し、全国50以上の自治体に導入されている母子手帳アプリ『母子モ』との連携を開始すると発表した。
今回、『ルナルナ ベビー』から『母子モ』の機能が利用できるようになることで、母親の孤独感や不安感を解消し、妊娠中から出産、子育てまでライフステージや地域に合わせた切れ目のない支援を目指すとした。
エムティーアイ<9438.T>が4日ぶり反発。同社は8月23日14時に、女性の健康情報サービス『ルナルナ』シリーズで、妊娠中・育児中のママ向け情報配信アプリ『ルナルナ ベビー』に関し、全国50以上の自治体に導入されている母子手帳アプリ『母子モ』との連携を開始すると発表した。
今回、『ルナルナ ベビー』から『母子モ』の機能が利用できるようになることで、母親の孤独感や不安感を解消し、妊娠中から出産、子育てまでライフステージや地域に合わせた切れ目のない支援を目指すとした。
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