前場コメント No.7 プロト、アインHD、セグエG、ツルハ、アドバンスクリエイトなど

2017/09/22(金) 11:30
★9:47  プロトコーポレーション-東海東京が目標株価引き上げ タイヤ販売が好調
 プロトコーポレーション<4298.T>が5日続伸。東海東京調査センターでは、整備事業の進ちょくは遅れているが、タイヤ販売が好調と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1550円→2020円と引き上げた。
 タイヤ販売が当初計画を上回ったことで、9月14日に今18.3期上期(4~9月)会社計画の修正を発表。売上高は据え置いたが、営業利益は期初計画の15億円(同17.8%増)から19億円(同43.3%増)に上方修正された。なお、今18.3期通期の会社計画は据え置かれた。
 東海東京では、今18.3期通期業績を売上高636億円(前年比12.1%増)、営業利益46億円(同64.6%増)と予想。前回予想は売上高601億円(同6.0%増)、営業利益38億円(同36.0%増)。

★9:52  アインHD-ジェフリーズが新規「BUY」 日本小売市場の最後のフロンティア
 アインホールディングス<9627.T>が3日ぶり反発。ジェフリーズ証券では、日本小売市場の最後のフロンティアと注目。投資判断「BUY」、目標株価10400円として、新規カバレッジを開始した。
 同社は日本の小売市場の最後のフロンティアで、紛れもないリーダーであると指摘。マーケットシェアはわずか3%で、今後10年以内に10%到達への道筋は明確。今後5年での年平均EPS成長率は13%の予想で、日本の小売企業の中で最高水準。株価は割安と指摘。
 第1四半期決算の売上高は前年同期比16%増であったのに対して、上期ガイダンスは同11%増で、ガイダンスは保守的。一方、株価は同社の価値をまだ正当に評価していないと判断。

★9:53  セグエG-反落 インターネット分離ソリューションSCVX関連発明に関する国内特許登録
 セグエグループ<3968.T>が反落。同社は21日に、中核子会社であるジェイズ・コミュニケーション(東京都中央区)が、インターネット分離ソリューションSCVXの開発に関連して発明した「アプリケーション利用システム」について、日本国内における特許登録を受けたと発表した。
 SCVXではこの特許技術を活用したクラスター機能を実装しており、クライアントからの接続要求を受け、サーバー属性やステータス情報に基づいて最適なサーバーを決定後に仮想端末への接続を行うという。これにより容易にスケールアウトが可能な拡張性を持ったシステムを提供するとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:58  ツルハHD-ジェフリーズが新規「BUY」 勝ち組に投資するタイミング
 ツルハホールディングス<3391.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、勝ち組に投資するタイミングと判断。投資判断「BUY」、目標株価16800円として、新規カバレッジを開始した。
 静岡県を中心にドラッグストアチェーンを展開する杏林堂の買収で、同社にとって重要な沿岸地域で40%のシェアを手にし、早々の収益貢献と長期にわたる大きなメリットがもたらされる。しかし、コンセンサスはまだこれを充分に評価しているとは思えないとした。
 一般論に反して、ドラッグストア業界に大きな成長は見込めず、高齢化の恩恵を受けることはないと考えられる。トップ10社を除くと、ドラッグストアの売り上げは2010年以降縮小傾向にあり、成長の源泉が間もなく消失すると懸念。勝ち組に投資するタイミングが到来したと指摘。

★10:02  アドバンスクリエイト-続落 「LIFULL保険相談」で「保険市場」掲載開始
 アドバンスクリエイト<8798.T>が続落。同社は9月21日の大引け後に、LIFULL<2120.T>の子会社であるLIFULL FinTechと、保険販売における保険相談予約に関する業務提携について合意したと発表した。
 LIFULL FinTechが運営する保険相談予約サイト「LIFULL保険相談」へ、アドバンスクリエイトが運営するコンサルティングプラザ「保険市場」の掲載を開始した。互いの経営資源を有効に補完できるものであるとの判断に至ったとしている。


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