後場コメント No.3 神戸物産、ヤーマン、東洋紡、日東紡、ブロンコビリーなど

2017/09/22(金) 15:00
★13:30  神戸物産-SBIが新規「強気」 ディフェンシブストックとしての魅力もある
 神戸物産<3038.T>がもみ合い。SBI証券では、好業績銘柄としてだけでなく、ディフェンシブストックとしての魅力もあると注目。投資判断「強気」、目標株価6550円として、新規カバレッジを開始した。
 同社は円高・デフレが強まり、国内株式市場全般が低迷するような局面で強みを発揮しやすい銘柄。主力の業務スーパー事業においては、PB商品(国内自社工場+自社輸入商品)が収益の源泉。自社輸入商品の比率が高いため、円高が粗利益率の改善要因となるほか、業務スーパーは店名のイメージ通り、デフレ局面において、相対的に好調な売り上げとなる傾向がある。好業績かつ、同業他社比較における株価バリュエーションにおいて、割安感の強い銘柄というだけではなく、ディフェンシブストックとしての魅力もあると指摘。

★13:38  ヤーマン-大幅続落 いちよしでは「下期については保守的に予想する」
 ヤーマン<6630.T>が大幅に3日続落。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「免税店向けに美顔器が販売好調な売れ行きだが、下期については保守的に予想する」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるもよう。
 2Q(8~10月)までは1Q(5~7月)の好調な基調が続くと考え、今18.4期の営業利益予想を引き上げ。しかし、北朝鮮動向が不透明なため、下期(11~4月)のインバウンド需要や海外事業については現時点で保守的に予想。北朝鮮動向に関する不安が杞憂に終われば、1Qと同様の基調が続く可能性もあるとした。

★13:42  東洋紡-4日続伸 タイのインドラマベンチャーズ・岩谷産業と重合技術・特許でライセンス契約
 東洋紡<3101.T>が4日続伸。同社は21日に、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂製造で世界最大手であるタイのインドラマベンチャーズ、岩谷産業<8088.T>と、重合技術・特許についてライセンス契約を締結したと発表した。
 東洋紡が2002年に開発したアルミニウム触媒の「TOYOBO GS Catalyst」は、レアメタルを使用しておらず、また重金属を含まないこと、製造した樹脂がリサイクル性に優れていることから、環境負荷低減に貢献できるという。全世界に製造拠点を持つインドラマベンチャーズとライセンス契約することにより、「TOYOBO GS Catalyst」をグローバルに展開していく。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:43  日東紡-続伸 いちよしでは「グラスファイバーの高付加価値製品増産で利益成長続く」
 日東紡<3110.T>が続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「グラスファイバーの高付加価値製品増産で、今後も利益成長が続こう」と題したレポートを公表しており、材料視されているもよう。
 同社はグラスファイバー市場において、世界的なリーディング・カンパニー。グラスファイバーは溶融ガラスを糸状にした繊維で、主に樹脂と混ぜることで構造材の耐熱性や強度を高めるために使われる。最終用途は電子機器、住設機器、輸送機器など幅広い。そのなかで同社の高付加価値製品は、ハイエンドスマートフォンなど最先端分野に使われ、今後も電子基板の高密度化や高機能化により収益成長が予想されるとした。

★13:56  ブロンコビリー-プラス浮上 『平日限定ランチメニュー』開始で来客数増に期待
 ブロンコビリー<3091.T>がプラス浮上。同社は9月22日12時30分に、平日のランチタイム限定でお得な『平日限定ランチメニュー』を、9月25日より全116店舗で開始すると発表。ランチタイムのテコ入れを受け、来客数増加への期待もあるようだ。
 平日11時~16時のランチタイムでは、牛肉100%の人気1位のメニュー『極み 炭焼きがんこハンバーグ』各メニューを、特別価格で提供。また、同日より新たなランチメニューとして、平日ランチ限定の『炭焼きハラミステーキランチ』を投入するとした。


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