前場コメント No.2 村田製、サツドラＨＤ、日精工、ＮａＩＴＯ、九州リース、椿本チなど
★9:03 村田製－底堅い 米Ｖｉｏｓを114億円で買収
村田製作所<6981.T>が底堅い。同社は22日、心拍数、呼吸数、心電図などを計測できるチェストセンサーとそれらをモニタリングするためのソフトウェアを提供するVios Medical（米国ミネソタ州）を買収すると発表した。
Ｖｉｏｓはモニタリング機器の販売のほか、機器の使用実績に応じた利用料や機器で得たバイタル情報の解析データ提供料を収入の柱としており、ヘルスケア・メディカル分野で新たなビジネスモデルや顧客価値の創出が見込めるＶｉｏｓの買収は、村田製の保有するセンサーや通信の技術とのシナジーも期待できるという。買収総額は約114億円。
村田製作所<6981.T>が底堅い。同社は22日、心拍数、呼吸数、心電図などを計測できるチェストセンサーとそれらをモニタリングするためのソフトウェアを提供するVios Medical（米国ミネソタ州）を買収すると発表した。
Ｖｉｏｓはモニタリング機器の販売のほか、機器の使用実績に応じた利用料や機器で得たバイタル情報の解析データ提供料を収入の柱としており、ヘルスケア・メディカル分野で新たなビジネスモデルや顧客価値の創出が見込めるＶｉｏｓの買収は、村田製の保有するセンサーや通信の技術とのシナジーも期待できるという。買収総額は約114億円。
★9:03 サツドラＨＤ－売り気配 1Q営業益8400万円 チェーンストアづくりの取り組みで
サツドラホールディングス<3544.T>が売り気配。同社は22日、18.5期1Q（5月16日-8月15日）の連結営業利益は8400万円だったと発表した。同社は2016年8月16日に単独株式移転により設立されたため、前年同期比較はできない。
積極出店戦略によるドミナント化の深耕と店舗標準化による効率性の追求を目指し、ドラッグストア2店舗を新たに出店した。また、今後のさらなる新規出店に備えるため、昨年より新物流センターを稼動させ物流効率の向上を図る一方、新卒者を中心に積極的な人員確保に努めたとしている。
サツドラホールディングス<3544.T>が売り気配。同社は22日、18.5期1Q（5月16日-8月15日）の連結営業利益は8400万円だったと発表した。同社は2016年8月16日に単独株式移転により設立されたため、前年同期比較はできない。
積極出店戦略によるドミナント化の深耕と店舗標準化による効率性の追求を目指し、ドラッグストア2店舗を新たに出店した。また、今後のさらなる新規出店に備えるため、昨年より新物流センターを稼動させ物流効率の向上を図る一方、新卒者を中心に積極的な人員確保に努めたとしている。
★9:04 日本精工－みずほが目標株価引き上げ 短期的に再評価の余地は大きい
日本精工<6471.T>が反発。みずほ証券では、業況は従来の想定以上に好調､短期的に再評価の余地は大きいとし、投資判断「中立」から「買い」、目標株価は1400円→1800円と引き上げた。
決算後取材等を踏まえ、主ポイントを3点を指摘した。1)半導体製造装置や工作機械向けなどに、ボールねじやメガトルクなど産機製品の販売は想定以上に好調に推移していること、2)自動車事業でも、北米等で採用車種の生産終了影響などはあるものの､中国や日本の需要状況が想定以上に良好に推移していること、3)ここもと話題にされる電気自動車普及による潜在的なリスクも、過度な懸念は不要と考えられることなど。コラム式電動パワステの成長一巡を受け､次なる成長ドライバーの育成が中期的課題ではあるものの、今来期の業績モメンタムを考慮すれば、現状の株価には割安感が大きいとコメントしている。
日本精工<6471.T>が反発。みずほ証券では、業況は従来の想定以上に好調､短期的に再評価の余地は大きいとし、投資判断「中立」から「買い」、目標株価は1400円→1800円と引き上げた。
決算後取材等を踏まえ、主ポイントを3点を指摘した。1)半導体製造装置や工作機械向けなどに、ボールねじやメガトルクなど産機製品の販売は想定以上に好調に推移していること、2)自動車事業でも、北米等で採用車種の生産終了影響などはあるものの､中国や日本の需要状況が想定以上に良好に推移していること、3)ここもと話題にされる電気自動車普及による潜在的なリスクも、過度な懸念は不要と考えられることなど。コラム式電動パワステの成長一巡を受け､次なる成長ドライバーの育成が中期的課題ではあるものの、今来期の業績モメンタムを考慮すれば、現状の株価には割安感が大きいとコメントしている。
★9:04 ＮａＩＴＯ－買い気配 通期営業益を上方修正 国内設備投資の堅調な推移で
ＮａＩＴＯ<7624.T>が買い気配。同社は22日に、18.2期通期の連結営業利益予想を従来の6.0億円から6.5億円（前期比31.0％増）へと引き上げると発表した。
上期において、国内の設備投資・輸出・生産活動が堅調に推移していることを背景に、売上高および利益ともに前回予想を上回る見込みとなった。
また、18.2期上期（3-8月）の連結営業利益予想については従来の2.5億円から3.7億円（前年同期比67.4％増）へと引き上げた。
ＮａＩＴＯ<7624.T>が買い気配。同社は22日に、18.2期通期の連結営業利益予想を従来の6.0億円から6.5億円（前期比31.0％増）へと引き上げると発表した。
上期において、国内の設備投資・輸出・生産活動が堅調に推移していることを背景に、売上高および利益ともに前回予想を上回る見込みとなった。
また、18.2期上期（3-8月）の連結営業利益予想については従来の2.5億円から3.7億円（前年同期比67.4％増）へと引き上げた。
★9:05 九州リース－買い気配 通期最終益を上方修正 破綻更生債権処理に伴う収益計上で
九州リースサービス<8596.T>が買い気配。同社は22日に、18.3期通期の連結純利益予想を従来の19億円から29億円（前期比26.0％増）へと引き上げると発表した。各セグメント収益が堅調に推移する見込みであることや、3Qにおいて破綻更生債権処理に伴う収益計上が見込まれることが寄与する。
また、18.3期上期（4-9月）の連結純利益予想については従来の12億円から16億円（前年同期比2.9％増）へと引き上げた。
九州リースサービス<8596.T>が買い気配。同社は22日に、18.3期通期の連結純利益予想を従来の19億円から29億円（前期比26.0％増）へと引き上げると発表した。各セグメント収益が堅調に推移する見込みであることや、3Qにおいて破綻更生債権処理に伴う収益計上が見込まれることが寄与する。
また、18.3期上期（4-9月）の連結純利益予想については従来の12億円から16億円（前年同期比2.9％増）へと引き上げた。
★9:05 椿本チエイン－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 自動車部品のミクス悪化で利益率は踊り場
椿本チエイン<6371.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、自動車部品のミクス悪化で利益率は踊り場とコメント。投資評価は「1」→「2」、目標株価は1380円→1040円に引き下げた。
18/3期1Qの決算を経て業績予想修正。18/3期営業利益を旧239億円→新225億円、19/3期を旧265億円→新237億円とした。自動車部品事業にて、日系自動車メーカー向け売上高に比べ相対的に海外向け売上高が増加することで、採算ミクスが悪化し、利益率が踊り場となること、マテハン事業の収益改善の遅れ、を考慮したという。
椿本チエイン<6371.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、自動車部品のミクス悪化で利益率は踊り場とコメント。投資評価は「1」→「2」、目標株価は1380円→1040円に引き下げた。
18/3期1Qの決算を経て業績予想修正。18/3期営業利益を旧239億円→新225億円、19/3期を旧265億円→新237億円とした。自動車部品事業にて、日系自動車メーカー向け売上高に比べ相対的に海外向け売上高が増加することで、採算ミクスが悪化し、利益率が踊り場となること、マテハン事業の収益改善の遅れ、を考慮したという。
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