前場コメント No.8 チムニー、Iスペース、日本オラクル、しまむら、日産自、洋エンジなど

2017/09/25(月) 11:30
★10:11  チムニー-4日ぶり反発 「さかなや道場 伊勢原南口店」で営業停止 体内からアニサキス
 チムニー<3178.T>が4日ぶり反発。同社は9月22日の大引け後に、運営する「さかなや道場 伊勢原南口店(神奈川県伊勢原市)」に関して、神奈川県平塚保健福祉事務所から行政処分を受けたと発表した。1名の顧客に体調不良の症状があり、医療機関を受診した結果、体内からアニサキスが摘出されたとした。同店舗は2日間の営業停止。株価はネガティブ影響は限定的で小幅高で推移している。

★10:17  インタースペース-大幅続伸 米CJアフィリエイトと業務提携
 インタースペース<2122.T>が大幅続伸。25日付の日経新聞朝刊で、同社が世界最大規模の広告ネットワークを持つ米CJアフィリエイト(カリフォルニア州)と業務提携すると報じられた。

 インタースペースが持つ国内と東南アジアの広告ネットワークに、CJと契約する世界の企業が広告を出せるようになるという。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。

★10:20  日本オラクル-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 堅調な業績が続くとみるが株価に割安感はない
 日本オラクル<4716.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、堅調な業績が続くとみるが株価に割安感はないと指摘。投資判断は「Neutral」を継続、目標株価を6300円→7500円と引き上げた。

 収益性が相対的に高いアップデート&プロダクト・サポートの安定成長やクラウドの成長により営業増益基調が続くとみているものの、堅調な業績拡大期待は株価に織り込まれていると判断。業績予想の主な変更点としては、1)やや保守的であったクラウド事業の中長期見通しを引き上げ、2)新規ライセンスの減収ペースを縮小、3)販管費を引き下げ、の3点と指摘している。

★10:23  しまむら-反落 来年にもネット販売開始 2000超の店舗網生かす
 しまむら<8227.T>が反落。23日付の日経新聞朝刊で、同社が2018年にもインターネット販売を始めると報じられた。

 ネット上で注文した商品を店舗で受け取る仕組みで、利用者は欠品を気にせずに買い物できるという。業界2位のしまむらは安価な商品を多品種扱うことからネット対応を見送ってきたが、ネット通販の広がりをうけ方針転換するとみられる。2000店を超える店舗網の強みを生かせる形で一部対応を始め、ネットとリアルの融合を図るもよう。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★10:30  日産自動車-野村が目標株価引き下げ メキシコ地震と7-8月の米国販売を反映
 日産自動車<7201.T>が反発。野村証券では、メキシコ地震と7-8月の米国販売を反映して、目標株価を1650円→1530円に引き下げた。レーティングは「Buy」で継続した。

 日産はメキシコでの販売首位(17.3期でシェア25%)で、メキシコの震災影響で18.3期のメキシコの全需が5%落ち込むとみた場合、販売は2万台減少し80億円の営業減益要因になるとみている。一方、米国は他社の新車攻勢や値引き拡大で販売がやや減速とコメント。7-8月の米国の販売台数やインセンティブデータから判断すると、日産の米国販売は他社の新車攻勢や値引き拡大の影響でやや減速したとみている。Altimaが全面改良する18年夏までは米国販売は大幅増は期待しづらいと言及した。

★10:32  東洋エンジ-続落 イラン海上油田の生産設備更新に向け調査実施
 東洋エンジニアリング<6330.T>が続落。23日付の日経新聞朝刊で、同社がイランの海上油田にある生産設備の更新に向けた調査を2018年1月まで実施すると報じられた。

 調査費用は同社とイラン国営石油会社の傘下企業ペトロパルスが共同で負担し、老朽化した設備を診断するという。改修に必要な工事や費用をまとめるとされる。経済制裁が緩和されて以降、欧州企業などがイランで資源開発を目指しており、東洋エンジは設備の受注を目標とするもよう。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。


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