〔Market Flash〕今週のドル円は下値の堅い展開を予想~三菱UFJMS

2017/09/25(月) 13:05
【13:00】今週のドル円は下値の堅い展開を予想~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の為替リポートでは、 今週のドル円相場は下値の堅い展開を予想している。安倍首相会見では、「臨時国会冒頭での衆院解散、来月下旬の総選挙」を決断した背景を説明し、その際、2019年10月に予定されている消費増税の使途変更による子育て・教育支援など、財政健全化目標の先送りにつながる施策を発表するとみられる。「アベノミクス」の継続も訴える見込みであり、財政規律の弛緩観測や金融緩和の長期化懸念が地味に強まると想定している。また、日銀の物価目標2%の達成がなかなか視野に入ってこない中、国内投資家を苦しめている異例の超低金利状態の長期化観測は一層くずれにくくなっていると指摘。ドル円が下押しすると地道に出てくる一部本邦勢の押し目買いは、積極的に上値を追うフローではないものの、引き続き下値サポート力を発揮すると考えている。 【12:35】エアコンは西日本を中心に好調も9月以降の調整リスクに留意~野村  野村証券では家電に関するリポートで、ルームエアコンについてコメントしている。8月のルームエアコン出荷台数は前年同月比10%増の71.4万台となった。西日本で気温の高い日が多く、直近10年では記録的な猛暑で好調だった2010年8月に次ぐ高い水準になっている。ただし、東日本などにおける天候不順の影響から、一部の家電量販店ではエアコンの売り上げが8月に大きく落ちこんでいることを指摘している。そのため、9月のメーカー出荷が減速するリスクには留意が必要と考えている。 【10:55】オフィス賃料は緩やかな上昇が続く~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では、東京のオフィス賃料は基調として上昇が続くと考予想している。見込まれる需給のバランスを踏まえると、向こう5年間においてオフィスの募集賃料が下落するには至らないと考えている。募集賃料の伸び率については、現状が年率3.5%程度であるのに対して、オフィスの需要がタイトな中、同程度の伸びが2018年度まで続くとみている。また、緩やかなオフィス賃料の上昇は、不動産デベロッパーに対してポジティブと指摘。特に三井不動産(8801)の相対的な割安感が強まっていると考えている。J-REITでは、オフィスREITの相対的な割安感が強まっているとみており、個別では、日本ビルファンド(8951)やジャパンエクセレント(8987)の潜在的なアップサイドが大きいと考えている。 【10:00】社会構造の変化による中食関連業界の拡大に注目~大和  大和証券では、中食関連業界に注目している。日本では、単身世帯や高齢者世帯の増加による社会構造の変化を背景に、中食市場の拡大が続くとみている。また、市場拡大によって食品以外の周辺業界でも恩恵があると考えている。具体的には、(1)食品容器関連、(2)業務用冷蔵機器関連、(3)業務用厨房機器関連―の3つを挙げている。食品容器関連では、積水化成(4228)、大成ラミック(4994)、JSP(7942)、エフピコ(7947)、業務用冷蔵機器関連では、福島工業(6420)とホシザキ(6465)、業務用厨房機器関連では、マルゼン(5982)と鈴茂器工(6405)に注目している。 【9:15】リスク選好が強まり日本株は上昇拡大へ~SMBC日興  SMBC日興証券では日本株の中長期の見通しについて考察している。7月以降、米国の政治不安や北朝鮮リスクの高まりなどもあって、米国長期金利やドルの軟化が続き、日経平均も足踏みが続いたが、それぞれ9月7~8日の安値でボトムアウトした可能性が高まったとみている。日経平均やTOPIXは既に高値を更新した。4~6月のボトムをいったん割り込んだ10年米国債利回りやドル/円は7月のピークをすぐに上抜く可能性は低いが、10月中には底固めを終えて上昇基調が強まると想定している。ドル安が継続する中、先行して上昇が拡大している米国株や新興国株などに追随し、日経平均も今後は、来年春にかけて上昇の勢いが加速する可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配は三浦工、JSR、コーセー、カプコンが高い気配値  主力株の寄り前気配では、三浦工(6005) +5.60%、JSR(4185) +4.96%、コーセー(4922) +4.07%、カプコン(9697) +3.90%、キッセイ薬(4547) +3.20%、クラレ(3405) +3.06%、中外薬(4519) +2.96%、応化工(4186) +2.76%、堀場製(6856) +2.70%、JFEHD(5411) +2.63%などが高い気配値。  一方、第四銀(8324) -9.21%、山合銀(8381) -6.19%、国際帝石(1605) -6.05%、ユー・エス (4732) -5.11%、東海理化(6995) -4.27%、山口FG(8418) -3.53%、きんでん(1944) -2.91%、京都銀(8369) -2.23%、マブチ(6592) -2.17%、協エクシオ(1951) -2.09%などが安い気配値となっている。
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