〔Market Flash〕EV普及と電池材料メーカーの見通しには注意したい~ジェフリーズ

2017/09/26(火) 09:50
【9:50】EV普及と電池材料メーカーの見通しには注意したい~ジェフリーズ  ジェフリーズ証券では、電気自動車(EV)の市場への普及と電池材料メーカーの利益見通しについては注意深くみている。投資家はEV関連銘柄に楽観的すぎると考えており、また投資家のその見方が変化する明確な兆候も見られない。しかし、消費者がEVを購入しない限り、規制にかかわらず、EVが市場に普及する可能性は低いことを指摘している。現在のEVの普及はほぼゼロであるため、今後の市場への普及は増加するであろうが、普及は想定以下とジェフリーズでは考えている。その理由として、(1)EVの航続走行距離は、大抵の消費者の希望より短かすぎること、(2)電池の寿命はほとんどの消費者にとって失望する物であること、(3)EVの普及のために必要なインフラ整備は不充分であること、(4)そのインフラ整備に必要な費用を誰が負担するかについて議論されていないこと―などを挙げている。 【9:10】民生用エレクトロニクスは新局面へ~SMBC日興  SMBC日興証券では民生用エレクトロニクスセクターに関して、これまでとは異なる製品で成長できる局面を迎えていると考えている。過去、苦戦を強いられたテレビやビデオレコーダなど、デジタル家電の縮小はようやく止まった。また、国内各社が「負け組」となった直近の成長製品であるスマートフォンの伸びがピークアウトし、他の新製品投入の機会が到来しているとみている。17.3期までに構造改革をほぼ終了し、過去の負の遺産の減損処理も完了していることから、今後はテレビや携帯電話など同一製品を巡って国内各社が競うのではなく、成長のけん引役を各社の独自製品が担う局面になっていくと予想している。 【8:45】寄り前気配は山九、東亜合成、ノーリツ、TBSHDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、山九(9065) +3.93%、東亜合成(4045) +3.84%、ノーリツ(5943) +3.12%、TBSHD(9401) +2.67%、日本ペ(4612) +2.65%、東芝テック(6588) +2.62%、セイノーHD(9076) +1.96%、コクヨ(7984) +1.92%、博報堂DY(2433) +1.83%、住友ベ(4203) +1.74%などが高い気配値。  一方、メディパル(7459) -5.08%、東ソー(4042) -4.57%、北陸電(9505) -3.61%、スルガ銀(8358) -2.93%、ベネッセHD(9783) -2.66%、シャープ(6753) -2.65%、レンゴー(3941) -2.57%、ソニーFH(8729) -2.51%、SUMCO(3436) -2.51%、京葉銀(8544) -2.50%などが安い気配値となっている。
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