前場コメント No.8 旭硝子、大光、グンゼ、高島屋、久光製薬など

2017/09/26(火) 11:30
★9:37  JSB-大幅続伸 レオスキャピタルワークスが5.03%の株を新規取得
 ジェイ・エス・ビー <3480.T>が大幅続伸。レオス・キャピタルワークス(東京都千代田区)が同社の22万3100株を新規取得したと伝えられていることが手がかり。保有割合は5.03%。9月25日15時50分に公表された5%ルール(大量保有報告書)で判明したもの。

★9:39  旭化成-MSMUFGが目標株価引き上げ LiBセパレータ事業の見極めが必要
 旭化成<3407.T>が5日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、順調な収益拡大は続くとみられるが、本格的な株価上昇にはLiBセパレータ事業の大幅収益拡大の見極めが必要として、投資判断「Equal-weight」を継続した。目標株価は1200円→1400円と引き上げた。
 17年度上期末を控え、17年度~19年度の業績予想を見直し。17年度2Q以降の為替想定は従来の112円/ドルで変更なし。供給要因によるアクリロニトリル(AN)の想定以上のスプレッド改善などから3期間の業績予想を増額。

★9:40  旭硝子-4日ぶり反落 米国子会社の生産能力増強 バイオ医薬品受託需要に対応
 旭硝子<5201.T>が4日ぶり反落。同社は25日、連結子会社で、バイオ医薬品開発製造受託会社のCMCバイオロジックス(米国)の生産能力を増強すると発表した。
 コペンハーゲンの製造拠点にシングルユース仕様の2000リットル動物細胞培養槽を5基増設する。既存の2000リットル槽と同じ製造ラインに設置することで、2000リットルから最大1万2000リットルと幅広い培養規模に対応できるようになり、抗体医薬品をはじめとするバイオ医薬品受託案件の多様な需要に応える考え。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。

★9:40  大光-急落 1Q営業益14%増も材料出尽くしで
 大光<3160.T>が急落。同社は25日、18.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は1.0億円(前年同期比14.2%増)だったと発表した。
 主力のアミカ事業は減益となったものの、採算管理の徹底や経費抑制の取り組みなどにより水産品事業が黒字転換したことなどが寄与した。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで下落している。

★9:50  グンゼ-もみ合い RIZAP向けに着るだけでバイタルデータを取得する衣料を開発
 グンゼ<3002.T>がもみ合い。同社は9月25日の大引け後に、RIZAP(東京都新宿区)向けに、着用するだけで筋電などのバイタルデータを取得できる"衣料型ウエアラブルシステム"を使った「筋電WEAR」を開発したと発表した。
 9月より本格的に提供を開始。導電性の生地をセンサーとして内蔵したウェアであり、ウェア内部でセンサーとデバイスを連動させ、トレーニング中の筋肉へかかる負荷の状態を専用のアプリケーションからリアルタイムで確認することができる。

★9:57  高島屋-続伸 横浜店の8月入店客数4.7%増 雨天で家族連れが来店
 高島屋<8233.T>が続伸。9月26日付け日本経済新聞・朝刊の記事「雨で売り上げ増 横浜の百貨店 2カ月ぶり」で、高島屋横浜店は8月の入店客数が4.7%増と伝えられ、材料視する向きもあるもよう。
 神奈川県百貨店協会が25日発表した8月の横浜市内の百貨店売上高は、前年同月比1.5%増の249億1800万円。前年実績を上回ったのは2カ月ぶり。雨天の日が多く、屋外レジャーに行けなかった家族連れらが来店し、売り上げが伸びたもの。高島屋横浜店では、紳士服・洋品や子供服・洋品の売り上げも伸びたとされる。

★9:57  久光製薬-続伸 HP-5000(経皮鎮痛消炎剤)の米国第2相比較臨床試験開始
 久光製薬<4530.T>が続伸。同社は25日に、経皮鎮痛消炎剤(開発コード:HP-5000)の米国第2相比較臨床試験を開始したと発表した。
 HP-5000は、久光製薬のTDDS(経皮薬物送達システム)技術を用いて開発した経皮吸収型製剤という。第2相比較臨床試験では、変形性膝関節症患者を対象にHP-5000を投与した際の有効性および安全性について、HP-5000のプラセボを対照に比較検討するとしている。


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