NEC-小高い 音源を任意の位置で固定する音響AR技術開発 世界初
NEC<6701.T>が小高い。同社は25日に、ヒアラブルデバイス(無線イヤホン)を活用し、現実世界に音情報を付与(デジタル化)することで、マーケティングの高度化、業務効率化、案内サービスの提供などを実現する音響AR(拡張現実)技術を開発したと発表した。
この技術は、3次元的な音の方向感や距離感などを仮想的に再現することで臨場感のある音場を表現する「立体音響」と、ヒアラブルデバイスに搭載された9軸モーションセンサを活用して顔の向きや移動方向に関係なく音源を任意の位置に固定する「音響定位」をワイヤレスで実現する世界初の技術という。
この技術を活用することで、例えば施設内において展示品やポスターなどのモノが個人に直接話しかけるといった個人のニーズに沿ったプロモーションや、人それぞれの目的に沿った誘導・道案内などが可能になるとしている。
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