前場コメント No.4 ＳＭＣ、ＴＨＫ、神戸製鋼所、クボタ、ＩＨＩなど
★9:05 ＳＭＣ－三菱ＵＦＪＭＳが新規「OW」 市場シェア拡大による循環成長が期待できる
ＳＭＣ<6273.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、市場シェア拡大による循環成長が期待できるFAのコア銘柄と推奨。投資判断「Overweight」、目標株価48000円として、新規カバレッジを開始した。
エクイティストーリーは、『空気圧機器市場の成長と市場シェア上昇による業績拡大』で、株価バリュエーションに割安感もある。ポイントは下記3点。（1）17.3期売上高のアジア向け構成比35％、アジア/オセアニアで市場シェア47％など、アジアの空気圧機器市場の成長を取り込む、（2）高成長が続く半導体製造装置などのエレクトロニクス向需要の獲得、（3）全世界でシェア35％を有し、今後も欧米中心にシェアを拡大需要面では、空気圧機器は産業用ロボットよりも高い市場成長性を有すると判断。また、同社は多種多様な製品の在庫を保有し、発注から製品を3日間で顧客に配送することで、顧客の囲い込みを通じた市場シェア拡大に成功している（ランチェスター戦略）。
ＳＭＣ<6273.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、市場シェア拡大による循環成長が期待できるFAのコア銘柄と推奨。投資判断「Overweight」、目標株価48000円として、新規カバレッジを開始した。
エクイティストーリーは、『空気圧機器市場の成長と市場シェア上昇による業績拡大』で、株価バリュエーションに割安感もある。ポイントは下記3点。（1）17.3期売上高のアジア向け構成比35％、アジア/オセアニアで市場シェア47％など、アジアの空気圧機器市場の成長を取り込む、（2）高成長が続く半導体製造装置などのエレクトロニクス向需要の獲得、（3）全世界でシェア35％を有し、今後も欧米中心にシェアを拡大需要面では、空気圧機器は産業用ロボットよりも高い市場成長性を有すると判断。また、同社は多種多様な製品の在庫を保有し、発注から製品を3日間で顧客に配送することで、顧客の囲い込みを通じた市場シェア拡大に成功している（ランチェスター戦略）。
★9:06 ＴＨＫ－三菱ＵＦＪＭＳが新規「OW」 中国再構築や輸送機器の成長ポテンシャルを評価
ＴＨＫ<6481.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中国事業の再構築や輸送機器事業の成長ポテンシャルを評価。投資判断「Overweight」、目標株価4800円として、新規カバレッジを開始した。
エクイティストーリーは、『輸送機器を筆頭とした直動部品の需要開拓と、中国における価格是正の浸透』。ポイントは下記3点。（1）世界的な自動化投資の需要拡大の取り込み、（2）マーケティング活動を通じた新規分野の拡大や製品価格の是正、（3）自動車における直動部品の採用拡大といった輸送機器事業の成長。
同社は工作機械や一般機械向けの売上高構成比が高いため、在庫調整や価格競争の影響が大きく、設備投資サイクルの影響を受けやすいことが特徴であった。輸送機器を筆頭に直動部品の需要の掘り起こしに成功すれば、ＴＨＫは成長企業に変化する可能性が高い。個別要因では、中国における価格是正の浸透の成否に注目。
ＴＨＫ<6481.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、中国事業の再構築や輸送機器事業の成長ポテンシャルを評価。投資判断「Overweight」、目標株価4800円として、新規カバレッジを開始した。
エクイティストーリーは、『輸送機器を筆頭とした直動部品の需要開拓と、中国における価格是正の浸透』。ポイントは下記3点。（1）世界的な自動化投資の需要拡大の取り込み、（2）マーケティング活動を通じた新規分野の拡大や製品価格の是正、（3）自動車における直動部品の採用拡大といった輸送機器事業の成長。
同社は工作機械や一般機械向けの売上高構成比が高いため、在庫調整や価格競争の影響が大きく、設備投資サイクルの影響を受けやすいことが特徴であった。輸送機器を筆頭に直動部品の需要の掘り起こしに成功すれば、ＴＨＫは成長企業に変化する可能性が高い。個別要因では、中国における価格是正の浸透の成否に注目。
★9:06 神戸製鋼所－続伸 データ改ざんは数十年前から ネガティブ影響は限定的
神戸製鋼所<5406.T>が続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社のアルミ・銅製品の性能データの改ざん問題を巡り、同社の国内工場で数十年前から不正が続いてきたことが16日、関係者の話でわかったと報じられた。
同社はこれまで不正が行われた期間を約10年前からと説明してきた。同社はOBらからも聞き取り調査を進めているが、組織ぐるみの偽装が常態化していたことが改めて浮き彫りになったとしている。しかし、株価へのネガティブな影響は限定的だ。
神戸製鋼所<5406.T>が続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社のアルミ・銅製品の性能データの改ざん問題を巡り、同社の国内工場で数十年前から不正が続いてきたことが16日、関係者の話でわかったと報じられた。
同社はこれまで不正が行われた期間を約10年前からと説明してきた。同社はOBらからも聞き取り調査を進めているが、組織ぐるみの偽装が常態化していたことが改めて浮き彫りになったとしている。しかし、株価へのネガティブな影響は限定的だ。
★9:06 日本モーゲージサービス－急騰 上期営業益を上方修正 住宅金融事業などが堅調
日本モーゲージサービス<7192.T>が急騰。同社は16日に、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の1.9億円から3.5億円（前年同期比21.2％減）に引き上げると発表した。住宅金融事業および住宅瑕疵保険等事業が堅調に推移していることから、前回予想を上回る見込みとなった。なお、通期予想は据え置いた。
日本モーゲージサービス<7192.T>が急騰。同社は16日に、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の1.9億円から3.5億円（前年同期比21.2％減）に引き上げると発表した。住宅金融事業および住宅瑕疵保険等事業が堅調に推移していることから、前回予想を上回る見込みとなった。なお、通期予想は据え置いた。
★9:06 クボタ－3日続伸 大阪市の下水道水処理施設においてPFI事業に参画
クボタ<6326.T>が3日続伸。同社は10月16日の大引け後に、下水道の水処理施設において全国初となるPFI事業に参画すると発表した。同社が出資・参画する特別目的会社「海老江ウォーターリンク」が、大阪市との間で「大阪市海老江下水処理場改築更新事業」に関する契約を締結したもの。
海老江下水処理場は昭和15年に通水を開始した大阪市で最も古い施設で老朽化が顕著であり、水処理施設の更新に加えて雨天時の汚濁負荷量削減など、放流水域の環境保全や合流式下水道改善対策のために、高度な放流水質が要求されている。
クボタ<6326.T>が3日続伸。同社は10月16日の大引け後に、下水道の水処理施設において全国初となるPFI事業に参画すると発表した。同社が出資・参画する特別目的会社「海老江ウォーターリンク」が、大阪市との間で「大阪市海老江下水処理場改築更新事業」に関する契約を締結したもの。
海老江下水処理場は昭和15年に通水を開始した大阪市で最も古い施設で老朽化が顕著であり、水処理施設の更新に加えて雨天時の汚濁負荷量削減など、放流水域の環境保全や合流式下水道改善対策のために、高度な放流水質が要求されている。
★9:07 ＩＨＩ－小幅続伸 海流発電装置で本格的実験を開始
ＩＨＩ<7013.T>が小幅続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社が黒潮の流れで発電する海流発電装置で本格的な通年実験を始めると報じられた。
鹿児島県の口之島沖における今夏の実証試験で発電に成功したという。環境への影響などを踏まえ、日本海事協会（千代田区）から国内初の認証を取得したとされる。2018年度以降、1～2年の長期実証実験を同海域で目指すもよう。
ＩＨＩ<7013.T>が小幅続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社が黒潮の流れで発電する海流発電装置で本格的な通年実験を始めると報じられた。
鹿児島県の口之島沖における今夏の実証試験で発電に成功したという。環境への影響などを踏まえ、日本海事協会（千代田区）から国内初の認証を取得したとされる。2018年度以降、1～2年の長期実証実験を同海域で目指すもよう。
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