前場コメント No.5 ラクオリア創薬、ビジョン、トランザクション、東レ、ココスなど

2017/10/17(火) 11:31
★9:07  CKD-三菱UFJMSが新規「OW」 半導体製造装置市場拡大で成長企業へ変ぼう中
 CKD<6407.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、半導体製造装置市場拡大と海外展開本格化により成長企業へ変ぼう中と注目。投資判断「Overweight」、目標株価2700円として、新規カバレッジを開始した。
 エクイティストーリーは『半導体製造装置市場拡大と、海外展開本格化による業績拡大』だが、株価にまだ十分織り込まれていないと判断。ポイントは下記2点。(1)3D NAND がけん引する半導体製造装置市場の成長の取り込みが可能、(2)海外展開の進展で、アジアの自動化需要の拡大を取り込みつつある。
 半導体製造装置市場は、大手IT企業によるデータセンター投資を背景に3D NANDを中心に成長が続くと予想。また、海外事業は、アジア、欧米の各地域で高い成長ポテンシャルを持つと考えるとした。

★9:07  ラクオリア-続伸 Entyceの米国販売開始ならびにマイルストン達成に伴う一時金受領
 ラクオリア創薬<4579.T>が続伸。同社は16日に、アラタナ(米国カンザス州)へ導出したグレリン受容体作動薬(以下、Entyce)について、アラタナが犬の食欲促進薬として米国にて販売を開始したことを発表し、マイルストン達成に伴う一時金の受領が確定したと発表した。
 Entyceは、米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けた世界初の犬の食欲促進薬という。同社は、当社は2010年12月に、アラタナとグレリン受容体作動薬の動物用医薬品としての全世界における商用化に関する導出契約を締結しており、本件により同社は、マイルストン達成に伴う一時金を受領し、17.12期4Qの事業収益に計上するとしている。なお、具体的な金額などについては、契約上、非開示とした。

★9:07  ビジョン-7日ぶり反落 株主優待制度を拡充 ウェアラブル翻訳デバイスを30日間無料で
 ビジョン<9416.T>が7日ぶり反落。同社は16日、株主優待制度を拡充すると発表した。現在はウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」を1日あたり500円で提供しているが、無料(1回の申し込みにつき1台、最長30日間まで)とした。

★9:08  トランザクション-TIWが「1」継続 18.8期も2ケタ増益を見込む
 トランザクション<7818.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、今18.8期も2ケタ増益を予想。投資評価「1(Buy)」を継続した。目標株価は1500円。
 前17.8期は引き続き、(1)イベントやキャンペーンに対するWEB制作や販売サポートなどソリューションの高度化、(2)WEBサイトのリニューアルによる顧客の利便性向上、(3)定番製品に加えて新規事業の拡大などが寄与。今18.8期も会社計画を上回る可能性が高く、中計発表によって成長期待の高まりから、再び上昇トレンド入りが見込まれるとした。

★9:08  東レ-続伸 欧州で車用材料特化の開発拠点を新設
 東レ<3402.T>が続伸。17日付の日経新聞朝刊で、同社が欧州に自動車用材料に特化した開発拠点を新設すると報じられた。
 欧州は電気自動車(EV)シフトが鮮明で、電装化に適した材料や鉄鋼に代わる軽量・高強度の素材の需要が高まっているという。東レは新素材の採用で先行する欧州で自動車メーカーに密着し、繊維複合材から樹脂、フィルムなど素材売りだけでなく、新材料を使った部品設計や加工提案を通した採用を狙うもよう。

★9:09  ココスジャパン-反落 上期営業益を下方修正 既存店売上高の未達や食材価格の上昇で
 ココスジャパン<9943.T>が反落。同社は16日に、18.3期上期(4-9月)の営業利益予想を従来の14.4億円から7.9億円(前年同期比38.2%増)に引き下げると発表した。既存店売上高の未達に加え、食材価格の上昇などで売上原価率が計画を0.5ポイント超過したことが響く。


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