前場コメント No.7 ファナック、安川電機、東プレ、グノシー、東宝など
★9:12 ファナック－三菱ＵＦＪＭＳが新規「Neutral」 先行投資負担が重しとなる時期が続く
ファナック<6954.T>が5日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、競争力の高さは不変だが、先行投資負担が重しとなる時期が続くと想定。投資判断「Neutral」、目標株価23000円として、新規カバレッジを開始した。
エクイティストーリーは、『成長性と利益率の低下による業績伸び悩み』。株価バリュエーションは妥当水準。ポイントは以下3点。（1）FA事業は中国の工作機械のNC化の進展が鈍化、（2）ロボマシン事業はスマートフォン向けの需要が18.3期1Q（4～6月）にピークアウトした可能性が高い上、当面は需要拡大を期待しにくい、（3）将来の成長事業への先行投資による固定費の増加。
ファナックが再び成長軌道に回帰するには、新興国における工作機械のNC化の進展、産業用ロボットのさらなる普及、FIELD system に代表されるIoTプラットフォームの業績貢献の具体化が必要と考えるとした。
ファナック<6954.T>が5日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、競争力の高さは不変だが、先行投資負担が重しとなる時期が続くと想定。投資判断「Neutral」、目標株価23000円として、新規カバレッジを開始した。
エクイティストーリーは、『成長性と利益率の低下による業績伸び悩み』。株価バリュエーションは妥当水準。ポイントは以下3点。（1）FA事業は中国の工作機械のNC化の進展が鈍化、（2）ロボマシン事業はスマートフォン向けの需要が18.3期1Q（4～6月）にピークアウトした可能性が高い上、当面は需要拡大を期待しにくい、（3）将来の成長事業への先行投資による固定費の増加。
ファナックが再び成長軌道に回帰するには、新興国における工作機械のNC化の進展、産業用ロボットのさらなる普及、FIELD system に代表されるIoTプラットフォームの業績貢献の具体化が必要と考えるとした。
★9:12 安川電機－三菱ＵＦＪＭＳが新規「Neutral」 株価には高い期待が織り込まれている
安川電機<6506.T>が6日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、好業績が続くが、株価にはすでに高い期待が織り込まれていると判断。投資判断「Neutral」、目標株価3500円として、新規カバレッジを開始した。
エクイティストーリーは、『中国におけるサーボモーターと産業用ロボットの成長を主軸とした業績拡大』。ポイントは下記2点。（1）自動化投資の需要拡大と産業政策を背景に中国のサーボモーター市場の成長は続いており、同社は市場シェア拡大で需要を取り込み可能、（2）中国を中心とした新興国における産業用ロボットの需要拡大。
ただし、これらの期待要素は株価にすでに織り込まれており、株価バリュエーションに割安感もなし。中国の需要が急変するリスクが顕在化すると、同社の株価は急落する可能性があり、リスクリワードの観点から魅力的でないと考えるとした。
安川電機<6506.T>が6日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、好業績が続くが、株価にはすでに高い期待が織り込まれていると判断。投資判断「Neutral」、目標株価3500円として、新規カバレッジを開始した。
エクイティストーリーは、『中国におけるサーボモーターと産業用ロボットの成長を主軸とした業績拡大』。ポイントは下記2点。（1）自動化投資の需要拡大と産業政策を背景に中国のサーボモーター市場の成長は続いており、同社は市場シェア拡大で需要を取り込み可能、（2）中国を中心とした新興国における産業用ロボットの需要拡大。
ただし、これらの期待要素は株価にすでに織り込まれており、株価バリュエーションに割安感もなし。中国の需要が急変するリスクが顕在化すると、同社の株価は急落する可能性があり、リスクリワードの観点から魅力的でないと考えるとした。
★9:13 東プレ－続落 インドに工場を建設 総投資額は約55億円
東プレ<5975.T>が続落。同社は10月16日の大引け後に、100％子会社であるTopre Indiaがインドのグジャラート州に工場を建設すると発表した。自動車用プレス部品の製造を行うもので、稼動開始は2020年中を予定。総投資額は約55億円。
東プレ<5975.T>が続落。同社は10月16日の大引け後に、100％子会社であるTopre Indiaがインドのグジャラート州に工場を建設すると発表した。自動車用プレス部品の製造を行うもので、稼動開始は2020年中を予定。総投資額は約55億円。
★9:14 グノシー－エースが「強気」継続 Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想
Ｇｕｎｏｓｙ<6047.T>が3日ぶり反発。エース経済研究所では、Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想。投資判断「強気」、目標株価4000円を継続した。
今18.5期1Qは売上高24億1300万円（前年同期比+43％）、営業利益4億1600万円（同+69％）、経常利益4億1600万円（同+70％）、当期利益2億7100万円（同+8％）と好調持続。広告を配信するGunosyAds（グノシーアズ）の好調に加えて、ADNW（アドネットワーク）の大口メディアとの提携が寄与。スケールメリットによる収益性の改善もあり、大幅増収増益の好決算。新規の女性向け総合情報アプリ「LUCRA（ルクラ）」は2Qから規模拡大を本格化し、マネタイズを開始する予定と注目。
Ｇｕｎｏｓｙ<6047.T>が3日ぶり反発。エース経済研究所では、Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想。投資判断「強気」、目標株価4000円を継続した。
今18.5期1Qは売上高24億1300万円（前年同期比+43％）、営業利益4億1600万円（同+69％）、経常利益4億1600万円（同+70％）、当期利益2億7100万円（同+8％）と好調持続。広告を配信するGunosyAds（グノシーアズ）の好調に加えて、ADNW（アドネットワーク）の大口メディアとの提携が寄与。スケールメリットによる収益性の改善もあり、大幅増収増益の好決算。新規の女性向け総合情報アプリ「LUCRA（ルクラ）」は2Qから規模拡大を本格化し、マネタイズを開始する予定と注目。
★9:15 東宝－3日続落 上期32％営業増益 通期計画据え置きで売り
東宝<9602.T>が3日続落。同社は16日、18.2期上期（3-8月）の連結営業利益が323億円（前年同期比32.3％増）だったと発表した。通期計画450億円に対する進ちょくは71.7％。株価は、好調な進ちょくながら通期計画を据え置いたことで、材料出尽くしで下落している。
「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」「映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ」などの映画がヒットし、増収増益となった。
東宝<9602.T>が3日続落。同社は16日、18.2期上期（3-8月）の連結営業利益が323億円（前年同期比32.3％増）だったと発表した。通期計画450億円に対する進ちょくは71.7％。株価は、好調な進ちょくながら通期計画を据え置いたことで、材料出尽くしで下落している。
「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」「映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ」などの映画がヒットし、増収増益となった。
★9:16 ヤマトＨＤ－底堅い 競合と宅配ロッカー共同利用
ヤマトホールディングス<9064.T>が底堅い。17日付の日経新聞朝刊で、同社が競合他社と宅配ロッカーの共同利用を進めると報じられた。
ＤＨＬジャパン（品川区）の荷物の取り扱いを始めたほか、佐川急便に対応するロッカーも増やしたという。設置数は1000台を超え、うち6割で他社の荷物を受け取れるようにしたとされる。ライバルと連携して再配達削減に取り組み、顧客の負担増を極力抑えながら、サービスを維持するもよう。
ヤマトホールディングス<9064.T>が底堅い。17日付の日経新聞朝刊で、同社が競合他社と宅配ロッカーの共同利用を進めると報じられた。
ＤＨＬジャパン（品川区）の荷物の取り扱いを始めたほか、佐川急便に対応するロッカーも増やしたという。設置数は1000台を超え、うち6割で他社の荷物を受け取れるようにしたとされる。ライバルと連携して再配達削減に取り組み、顧客の負担増を極力抑えながら、サービスを維持するもよう。
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