後場コメント No.2 森永製菓、ＣＴＣ、石油資源開発、ハウス食品Ｇ、サンマルクなど
★12:42 森永製菓－野村が目標株価引き下げ さらなる工場再編は評価されよう
森永製菓<2201.T>がもみ合い。野村証券では、さらなる工場再編は評価されようとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は7300円→6500円と引き下げた。
国内高収益商品群の売り上げは好調だが、海外子会社が苦戦。業績予想は微修正。Q2の営業利益は前年同期比3％増益にとどまった。国内は従来Q4に偏重していた広告宣伝費の支出を前倒したための増益率鈍化と認識。一方で、米国事業は現地通貨ベースで同15％増収にとどまっており、工場のキャパシティを鑑みると伸長率は低い。会社は米国でのマーケティング費用の積極投下を検討しており、野村予想では黒字化を来19.3期から21.3期に先送り。この点を踏まえて、今18.3期以降の業績予想を若干下方修正した。なお、さらなる工場再編は評価されるとコメント。
森永製菓<2201.T>がもみ合い。野村証券では、さらなる工場再編は評価されようとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は7300円→6500円と引き下げた。
国内高収益商品群の売り上げは好調だが、海外子会社が苦戦。業績予想は微修正。Q2の営業利益は前年同期比3％増益にとどまった。国内は従来Q4に偏重していた広告宣伝費の支出を前倒したための増益率鈍化と認識。一方で、米国事業は現地通貨ベースで同15％増収にとどまっており、工場のキャパシティを鑑みると伸長率は低い。会社は米国でのマーケティング費用の積極投下を検討しており、野村予想では黒字化を来19.3期から21.3期に先送り。この点を踏まえて、今18.3期以降の業績予想を若干下方修正した。なお、さらなる工場再編は評価されるとコメント。
★12:43 ＣＴＣ－4日続伸 Azureを利用した情報共有基盤クラウドの構築サービス開始
伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が4日続伸。同社は21日に、Microsoft Azure（以下、Azure）を利用した情報共有基盤を早期に構築するサービス「SharePoint on Azure」の提供を開始すると発表した。
今回、提供を開始するSharePoint on AzureはAzure上に情報共有基盤であるSharePointのクラウド環境を早期に構築するサービスという。Azure上にあらかじめこの利用環境と設計書が準備されているため、ネットワーク接続や企業の社内認証システムとの連携を行うことで、SharePointのプライベートクラウド環境が最短5日間で利用できるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が4日続伸。同社は21日に、Microsoft Azure（以下、Azure）を利用した情報共有基盤を早期に構築するサービス「SharePoint on Azure」の提供を開始すると発表した。
今回、提供を開始するSharePoint on AzureはAzure上に情報共有基盤であるSharePointのクラウド環境を早期に構築するサービスという。Azure上にあらかじめこの利用環境と設計書が準備されているため、ネットワーク接続や企業の社内認証システムとの連携を行うことで、SharePointのプライベートクラウド環境が最短5日間で利用できるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★12:46 石油資源開発－野村が目標株価引き上げ 当面はカナダガス開発計画の見直しに注目
石油資源開発<1662.T>が続伸。野村証券では、当面はカナダガス開発計画の見直しに注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2410円→2610円と引き上げた。
会社はカナダ・シェールガスの開発計画を見直し中であり、黒字化の可能性を見極めたいとコメント。8月に生産を開始したHangingstone拡張は、現行油価では経常赤字もしくは黒字化しても利益寄与は限定的と見られる。18年3月に操業開始予定の相馬LNG基地の利益寄与は、早くても発電事業が始まる21.3期となる見込みとした。
石油資源開発<1662.T>が続伸。野村証券では、当面はカナダガス開発計画の見直しに注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2410円→2610円と引き上げた。
会社はカナダ・シェールガスの開発計画を見直し中であり、黒字化の可能性を見極めたいとコメント。8月に生産を開始したHangingstone拡張は、現行油価では経常赤字もしくは黒字化しても利益寄与は限定的と見られる。18年3月に操業開始予定の相馬LNG基地の利益寄与は、早くても発電事業が始まる21.3期となる見込みとした。
★12:49 ハウス食品Ｇ－野村が目標株価引き上げ 中国事業の拡大を評価も国内に今後の課題
ハウス食品グループ本社<2810.T>が変わらずを挟んで3日続伸。野村証券では、中国事業の拡大を評価も国内に今後の課題ありとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3300円→3360円と引き上げた。
利益予想を増額し、目標株価を若干引き上げ。中国事業の利益拡大ペースが従来予想以上である点を踏まえたもの。一方、国内事業では今後の売り上げを力強くけん引する新たな商品の育成が必要。
香辛・調味料加工食品では、レトルトカレー「プロクオリティ」、ルウシチュー「シチューオンライス」、スナックなどの販売増がけん引。海外食品では、7月の値上げ前の出荷拡大を踏まえても中国事業は販売が好調と見られ、営業利益率も11％と高水準を維持。一方で、健康食品では、「ウコンの力」の新商品を投入、販促を強化したが不発。同事業の活性化が来19.3期からの新中計の課題とした。
ハウス食品グループ本社<2810.T>が変わらずを挟んで3日続伸。野村証券では、中国事業の拡大を評価も国内に今後の課題ありとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3300円→3360円と引き上げた。
利益予想を増額し、目標株価を若干引き上げ。中国事業の利益拡大ペースが従来予想以上である点を踏まえたもの。一方、国内事業では今後の売り上げを力強くけん引する新たな商品の育成が必要。
香辛・調味料加工食品では、レトルトカレー「プロクオリティ」、ルウシチュー「シチューオンライス」、スナックなどの販売増がけん引。海外食品では、7月の値上げ前の出荷拡大を踏まえても中国事業は販売が好調と見られ、営業利益率も11％と高水準を維持。一方で、健康食品では、「ウコンの力」の新商品を投入、販促を強化したが不発。同事業の活性化が来19.3期からの新中計の課題とした。
★12:52 サンマルク－野村が目標株価引き下げ 当面は増益が見込みにくい
サンマルクホールディングス<3395.T>が続伸。野村証券では、当面は増益が見込みにくいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3500円→2800円と引き下げた。
業績予想を下方修正。喫茶事業での収益性の低下と出店減速により、当面は増益が見込みにくい。今18.3期上期はレストランと喫茶の両事業で苦戦、前年同期比10％減益。既存店売上高の落ち込みが大きいのは、業界全体で苦戦しているSC内店舗の構成比の高いことによる立地要因と、効果的な商品施策が打てなかったことが原因と推測。収益性低下は人件費の単価上昇とそれを吸収する有効な対策を打ち出せなかったことが原因と推測するとした。
サンマルクホールディングス<3395.T>が続伸。野村証券では、当面は増益が見込みにくいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3500円→2800円と引き下げた。
業績予想を下方修正。喫茶事業での収益性の低下と出店減速により、当面は増益が見込みにくい。今18.3期上期はレストランと喫茶の両事業で苦戦、前年同期比10％減益。既存店売上高の落ち込みが大きいのは、業界全体で苦戦しているSC内店舗の構成比の高いことによる立地要因と、効果的な商品施策が打てなかったことが原因と推測。収益性低下は人件費の単価上昇とそれを吸収する有効な対策を打ち出せなかったことが原因と推測するとした。
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