前場コメント No.3 ゼンショー、高砂熱学、LIFULL、大和ハウス、すかいらーくなど

2017/11/22(水) 11:31
★9:01  ゼンショーHD-買い気配 上限280万株・40億円の自己株取得枠を設定
 ゼンショーホールディングス<7550.T>が買い気配。同社は21日に、上限280万株・40億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 資本効率の向上と機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は2017年11月22日~2018年1月31日。上限280万株を取得した場合の発行済株式総数に対する割合は1.89%となる。

★9:02  高砂熱学-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 業績予想を増額修正
 高砂熱学工業<1969.T>が5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業績予想を増額修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1940円→2170円と引き上げた。
 エクイティストーリーは中立を継続するとしたが、今18.3期以降の業績予想を増額修正。受注時採算改善の一巡、労務コスト上昇懸念などを勘案すると、来19.3期以降のマージンは高水準横ばいで推移すると予想。
 マージンが高水準で推移する要因は以下の3点。(1)国内外の大型工事の寄与でスケールメリットが顕在化している、(2)低採算案件が一巡し、個別案件での工期遅延問題が回避できている、(3)労務および建設資材に関わるコスト管理施策の浸透。今18.3期通期ガイダンスは期初計画110億円を据え置いている。この点に関して、「同社は4Q(1~3月)に利益が集中する収益構造となっているため上期決算時点では着地予想が難しいため」とみているとした。

★9:02  LIFULL-買い気配 東南アジアでIoT家具ブランドを運営するKAMARQ HOLDINGSへ出資
 LIFULL<2120.T>が買い気配。同社は21日に、東南アジアでIoT家具ブランドを運営するKAMARQ HOLDINGSへ出資を行うと発表した。
 同社が提供するLIFULL HOME'Sなどの不動産情報サービスや、同社グループが提供する民泊、インテリアなどの各事業と、KAMARQ HOLDINGSが創出するIoT家具などの事業は親和性が非常に高く、両社の強みを融合することで、より多くのユーザーの暮らしを満たす未来の住まい・暮らし方の創出を目指せると考え、出資を決定したという。なお、出資金額は約4億円となっている。

★9:03  大和ハウス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 18.3期は戸建住宅も健闘
 大和ハウス<1925.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今18.3期は戸建住宅も健闘し、落着の見通しとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4460円→4530円と引き上げた。
 現中計の超過達成に向け、同社の事業が順調に進ちょくしていることを確認し、強気のエクイティストーリーを継続。4~10月累計の受注は、住宅が前年同期比4%減、集合住宅が同6%減と軟調だが、商業建築が同15%増、マンションが同11%増、全体では同4%増と健闘。同社は市況が軟調な住宅、集合住宅では単価やシェア上昇により、また好調な商業建築の増益、その他事業(海外など)の利益寄与拡大によって、持続的な成長が可能と考えるとした。

★9:03  すかいらーく-みずほが目標株価引き下げ 中期的な成長は可能
 すかいらーく<3197.T>が続落。みずほ証券では、今17.12期は利益面で踊り場を想定も、中期的な成長は可能とみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2100円→2000円と引き下げた。
 今17.12期3Q決算後の取材を踏まえ、業績予想を修正。今17.12期は株主優待コストなどの一時費用計上により、会社計画に未達を予想。利益面では踊り場になるとみられる。しかし、今17.12期をボトムとして中計で掲げる利益成長目標は達成可能と想定。
 10月に同社は「ガスト」、「ジョナサン」、「夢庵」などの主力業態でグランドメニュー改定を実施、一部メニューを値上げした。みずほでは価格改定後の客数動向には注視が必要とみているとしたが、今後も人件費や物流費などのコスト上昇継続が見込まれる環境のもと、企業が価格を引き上げられるかどうかが企業評価のポイントになると考えるとした。


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