前場コメント No.5 東芝、テイク&ギヴニーズ、九州電力、大日本住友製薬、TOKAIなど

2017/11/22(水) 11:31
★9:06  東芝-UBSが目標株価引き下げ 「メモリを売らなくてもいいかも」
 東芝<6502.T>が続伸。UBS証券では、「メモリを売らなくてもいいかも」とコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は450円→400円と引き下げた。
 新株発行での第三者割当増資6000億円を実行すると会社が発表。今回の大型増資で、メモリ売却が必要なくなる可能性が出て来た。メモリを売却しない場合は、EPS 50円を想定できる。そもそもメモリを売却する目的は、(1)実質債務-1.2兆円の縮小で銀行からの信頼回復、(2)債務超過回避であった。しかし、今回の増資だけで、これらの条件をおおむね満たせる。増資とメモリ売却の両方を実行すれば、余剰資金を持つことになると指摘。

★9:06  テイク&ギヴ・ニーズ-急騰 東京会館本館のリオープンに向けて婚礼受付を開始
 テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>が急騰。同社と東京会館<9701.T>は21日に、12月1日より東京・有楽町に「ウエディング サロン開業準備室」をオープンし、 2019年1月にリオープンする東京会館本館における婚礼受付を開始すると発表した。
 両社は、2016年10月に婚礼部門の業務委託を行い、東京会館本館のリオープンに向けてのマーケティング調査、コンセプト設計、料理や演出などの商品開発などを行ってきたという。新しい東京会館本館では、経験豊富なプランナーが常駐し、大正時代から続く伝統を重んじながら、革新的で格式の高さを備えた「NEWCLASSICS」をテーマにした新しい婚礼スタイルを提案するとしている。

★9:07  九州電力-JPモルガンが目標株価引き下げ 19.3期以降は収益改善フェーズへ
 九州電力<9508.T>が4日続落。JPモルガン証券では、玄海原発の再稼働をドライバーに、19.3期以降は収益改善フェーズに入るとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1530円→1480円と引き下げた。
 2Q決算および取材を踏まえて、業績予想を見直し。システム改善費用の負担が重荷となり、今期は大幅な減益が見込まれるが、来期の玄海原発再稼働後の業績急回復が期待できるため、強気の見方を維持。中計目標である、17~21年度の平均経常利益1100億円はややハードルが高くなったとみられるものの、増配期待は不変であり、現水準は投資妙味が増しているとの見方を示した。

★9:07  大日本住友製薬-反発 非定型抗精神病薬「ラツーダ」の欧州における販売提携
 大日本住友製薬<4506.T>が4日ぶり反発。同社は11月21日大引け後に、イタリアのAngelini(ローマ市)との間で、創製した非定型抗精神病薬「ラツーダ」の欧州における販売拡大を目的とした提携契約を締結したと発表した。
 契約に基づき、グループの欧州法人であるサノビオン・ファーマシューティカルズ・ヨーロッパがAngelini社に、欧州29カ国およびトルコにおける「ラツーダ」の独占的販売権を許諾し、「ラツーダ」の欧州の販売許可承認をAngelini社に移管する。また、Angelini社に製剤バルクを供給するとした。

★9:08  TOKAIHD-3日続伸 Amazon Alexa に対応した音声による宅配飲料水の発注サービス開始
 TOKAIホールディングス<3167.T>が3日続伸。同社は21日に、傘下のTOKAI(静岡県静岡市)が、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」に対応した音声発注サービスを開始すると発表した。
 従前、電話やインターネットにて受け付けていた、宅配飲料水ボトルの追加注文を、Amazon Alexaに対応した音声サービスにて提供し、音声で操作でき、常にハンズフリーで利用できるスピーカー「Amazon Echo」で注文が出来るようにするとしている。
 また、今回TOKAIでは、TOKAIの宅配飲料水サービスが、Amazon Echo、Amazon Alexaに対応するために必要となる専用プログラム「Alexa スキル」の提供を新たに開始することも発表した。


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