〔Market Flash〕自動車は「セクターラリー」一巡で来期以降を見据えた銘柄選別へ~JPモルガン

2017/11/22(水) 14:01
【14:00】自動車は「セクターラリー」一巡で来期以降を見据えた銘柄選別へ~JPモルガン  JPモルガン証券では、米国市場の底打ちや中古車市場の好転を受けて、7月以降、完成車のバリュエーションは急速に水準訂正されたと考えている。市場の目線が来期以降の成長期待に移る中では、直近の「完成車ラリー」の出遅れ銘柄に着目している。循環的な米国収益低下に国内完成検査問題が加わり、本質以上に今期収益が下振れしているとみる日産自動車(7201)やSUBARU(7270)については、来期以降の収益回復を見据え、「強気」のスタンスで臨むとしている。また、スズキ(7269)や日野自動車(7205)の「強気」判断も継続している。 【13:15】ベースメタル市況は年内は調整局面が続く可能性~SMBC日興  SMBC日興証券では、非鉄市況に関して考察している。過去1カ月間、ベースメタル市況の平均は3.1%の下落となった。それまでの上昇の反動でニッケルが4.5%と最大の下げとなっている。ニッケルは中国のニッケル銑鉄の減産や、中国のステンレス生産の増加が材料となって上昇したが、SMBC日興ではインドネシアの鉱石輸出再開が中期的には需給の重荷になると考えている。一方で、需給が良好な亜鉛の下げは小幅であった。SMBC日興では、米国の金融引き締め前後にはベースメタル市況は調整する傾向があることを指摘しており、年内は調整局面が続く可能性があると考えている。 【12:45】ドル円は緩やかな上昇気流の中に繰り返しエアポケット~ドイツ  ドイツ証券ではドル円についてのリポートで、米景気基調を信じる限り、ドル円が上昇志向を保つとの見方は揺るがないとしている。安倍政権も日銀のハト派陣容も変わらずで、国内の円ベア環境も保たれるとみている。ただし、来年緩やかな上昇気流に包まれたドル円は、弱い米指標や米政策期待の後退、北朝鮮問題、投機ポジションの自律調整などによって、たびたびエアポケットに陥ると想定している。しかしドイツでは、こうした押し目を活かすロング戦術こそが、ドル円の緩やかな上昇軌道に沿ってパフォーマンスを高める有効策として引き続き推奨されるとコメントしている。 【10:45】化粧品・トイレタリーでは「個性のとがるブランド」が鍵に~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では化粧品・トイレタリーに関して、消費者を取り巻く環境が変化し、情報量や競合品が増大する中、「スモールマス対応ブランド」(多種多様な好みに対応した「世界観」を造成し、緻密なセグメンテーションマーケティングが行われる商品)が、市場を席巻していると指摘している。(1)情報量の増大、(2)消費者の多忙、(3)購買意志決定での慎重さの欠如―を背景に、「個性のとがるブランド」が消費者に近づきやすい構造へ変化するための鍵になると考えている。そのような中、新興ブランドが、個性の先鋭化や、「外見」による視覚価値の提供、SNSランキングサイトの影響力などによって、市場での存在感を高めているとコメントしている。 【10:05】エンタメセクター 米国年末商戦によるPS4の販売大幅増に期待~SMBC日興  SMBC日興証券ではエンターテインメントセクターに関して、今週より米国においてブラックフライデーセールが始まったが、ハードメーカーのキャンペーンにより、年末商戦競争の激化を予想している。マイクロソフトは「Xbox One S」などの値下げキャンペーンを11/23より開始することを発表した。値下げ幅は60ドルとなる。ソニー・インタラクティブエンタテインメントアメリカは11/19~27限定でPS4とPSVRなどの値下げキャンペーンを行っているが、値下げ幅は100ドルと大きく、SMBC日興ではキャンペーン効果は高いと考えている。これらを受け、PS4関連のセールスが大幅に増加することが期待できるとみている。なお、任天堂(7974)は特に値下げキャンペーンを行わないもようとコメントしている。 【9:35】FTSEグローバル不動産指数、日本銘柄は採用・除外なしを予想~みずほ  みずほ証券では、FTSEが日本時間11月30日夜に、FTSE EPRA/NAREITグローバル不動産指数の四半期定期見直しを発表することを受けてリポートしている。実施は12月17日の引け後となる。日本銘柄に関しては、今回は新規採用・除外なしを予想すしている。なお、現時点では採用基準に満たないものの、次点の候補として、コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)、次いで日本リート投資法人(3296)を挙げている。 【8:45】寄り前気配はネクソン、ユー・エス、福山運、三浦工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ネクソン(3659) +7.37%、ユー・エス (4732) +7.19%、福山運(9075) +6.70%、三浦工(6005) +6.07%、TDK(6762) +5.33%、ゼンショーH (7550) +5.32%、日化薬(4272) +4.58%、協和キリン(4151) +4.22%、協エクシオ(1951) +3.85%、菱地所(8802) +3.83%などが高い気配値。  一方、メイテック(9744) -2.44%、川重(7012) -2.06%、メディパル(7459) -1.40%、ニチレイ(2871) -1.39%、第一生命(8750) -1.32%、ふくおか(8354) -1.06%、ニチコン(6996) -1.04%、日清粉G(2002) -0.99%、JX(5020) -0.92%、住阪セメ(5232) -0.91%などが安い気配値となっている。
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