後場コメント No.2 ファナック、ドンキホーテ、クスリのアオキ、富士電機、帝人など
★12:40 ファナック－野村が目標株価引き上げ 競争力と利益率を評価
ファナック<6954.T>が続伸。野村証券では、競争力と利益率を評価。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は25100円→28300円と引き上げた。
世界の機械需要は好調で、野村予想を増額修正。（1）同社の事業の需要は、工作機械が主に循環、ロボットは循環成長で、現在はアジア、先進国で回復・成長局面と見る。（2）同社は3事業ともに競争力とシェア、収益力を維持できており、需要増は増収と増益へ着実に結びつこう。18.3期は前期比44％営業増益、19.3期は7％増益と予想され、野村の18.3期営業利益予想はQUICKコンセンサス（11/2付け）と比べて8％高く（会社計画比5％高く）、19.3期予想は同8％高い。
ファナック<6954.T>が続伸。野村証券では、競争力と利益率を評価。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は25100円→28300円と引き上げた。
世界の機械需要は好調で、野村予想を増額修正。（1）同社の事業の需要は、工作機械が主に循環、ロボットは循環成長で、現在はアジア、先進国で回復・成長局面と見る。（2）同社は3事業ともに競争力とシェア、収益力を維持できており、需要増は増収と増益へ着実に結びつこう。18.3期は前期比44％営業増益、19.3期は7％増益と予想され、野村の18.3期営業利益予想はQUICKコンセンサス（11/2付け）と比べて8％高く（会社計画比5％高く）、19.3期予想は同8％高い。
★12:43 ドンキホーテ－野村が目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
ドンキホーテホールディングス<7532.T>が反発。野村証券では、業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価は6000円→6800円と引き上げた。
11月21日引け後に、ユニー・ファミリーマートホールディングス（8028）からユニーの発行済み株式の40.0％を、ドンキが譲り受けたことが発表された。従来から発表されていた資本提携の内容であり、改めてのサプライズはなし。ユニー当期利益の40％を取り込むことを加味し、目標株価のベースとなる来19.6期EPSを従来の228.3円→252.9円へと上方修正。ユニーの持ち分法取り込みを受け、持ち分法による投資利益の見通しを上方修正。
ドンキホーテホールディングス<7532.T>が反発。野村証券では、業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価は6000円→6800円と引き上げた。
11月21日引け後に、ユニー・ファミリーマートホールディングス（8028）からユニーの発行済み株式の40.0％を、ドンキが譲り受けたことが発表された。従来から発表されていた資本提携の内容であり、改めてのサプライズはなし。ユニー当期利益の40％を取り込むことを加味し、目標株価のベースとなる来19.6期EPSを従来の228.3円→252.9円へと上方修正。ユニーの持ち分法取り込みを受け、持ち分法による投資利益の見通しを上方修正。
★12:45 エスケー化研－12日続伸 広範囲適用型水性サーフェーサーを開発
エスケー化研<4628.T>が変わらず挟み12日続伸。同社は22日に、様々な旧塗膜に対して幅広い下地適用性を有する水性特殊合成樹脂エマルション系サーフェーサー「水性ハイブリッドサーフ」を開発したと発表した。
高層マンションやビルは長寿命化の観点から、ふっ素樹脂塗料やアクリルシリコン樹脂塗料が塗装されるケースが多く、従来のサーフェーサーでは付着性が弱く、剥離のリスクを伴うことから、高耐久旧塗膜に対する付着性が優れる時代に適応した新型サーフェーサーが求められていたという。「水性ハイブリッドサーフ」は時代の要求にマッチする製品として大きな伸びが期待されるとしている。
エスケー化研<4628.T>が変わらず挟み12日続伸。同社は22日に、様々な旧塗膜に対して幅広い下地適用性を有する水性特殊合成樹脂エマルション系サーフェーサー「水性ハイブリッドサーフ」を開発したと発表した。
高層マンションやビルは長寿命化の観点から、ふっ素樹脂塗料やアクリルシリコン樹脂塗料が塗装されるケースが多く、従来のサーフェーサーでは付着性が弱く、剥離のリスクを伴うことから、高耐久旧塗膜に対する付着性が優れる時代に適応した新型サーフェーサーが求められていたという。「水性ハイブリッドサーフ」は時代の要求にマッチする製品として大きな伸びが期待されるとしている。
★12:50 クスリのアオキ－ドイツ証が新規「Buy」 高効率が拡大している
クスリのアオキホールディングス<3549.T>がもみ合い。ドイツ証券では、高効率が拡大していると判断。レーティング「Buy」、目標株価8000円として、新規カバレッジを開始した。
「クスリのアオキ」の店名で、小商圏対応・食品を強化した300坪の標準店に加え、生鮮食品を導入した450坪の大型店舗も展開。店舗規模の4遺作、品ぞろえで劣る競合他社から市場シェアを奪うことで、業績拡大が続くと予想。売上高は17.5期：1887億円→20.5期：2976億円、営業利益は17.5期：107億円→20.5期：160億円を想定。成長に対して株価は割安と指摘。
クスリのアオキホールディングス<3549.T>がもみ合い。ドイツ証券では、高効率が拡大していると判断。レーティング「Buy」、目標株価8000円として、新規カバレッジを開始した。
「クスリのアオキ」の店名で、小商圏対応・食品を強化した300坪の標準店に加え、生鮮食品を導入した450坪の大型店舗も展開。店舗規模の4遺作、品ぞろえで劣る競合他社から市場シェアを奪うことで、業績拡大が続くと予想。売上高は17.5期：1887億円→20.5期：2976億円、営業利益は17.5期：107億円→20.5期：160億円を想定。成長に対して株価は割安と指摘。
★12:50 富士電機－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ FA・パワー半導体など注力分野が拡大へ
富士電機<6504.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、中期ではFA・パワー半導体など注力分野が拡大へとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は780円→950円と引き上げた。
同社は今18.3期上期決算において過去最高を記録、通期会社計画を上方修正するなど業績は好調。さらに来19.3期以降もパワーエレクトロニクス分野の改善に加え、船舶用排ガス洗浄装置、発電、パワー半導体など有望分野の着実な成長が見込まれることもあり、従来同様に産業用エレクトロニクスにおいてファンダメンタルズ面、および中長期的成長性の観点からも優位性が高いとの見方を示した。
富士電機<6504.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、中期ではFA・パワー半導体など注力分野が拡大へとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は780円→950円と引き上げた。
同社は今18.3期上期決算において過去最高を記録、通期会社計画を上方修正するなど業績は好調。さらに来19.3期以降もパワーエレクトロニクス分野の改善に加え、船舶用排ガス洗浄装置、発電、パワー半導体など有望分野の着実な成長が見込まれることもあり、従来同様に産業用エレクトロニクスにおいてファンダメンタルズ面、および中長期的成長性の観点からも優位性が高いとの見方を示した。
★12:57 帝人－みずほが目標株価引き上げ 19.3期に業績拡大の端境期入りと予想
帝人<3401.T>がもみ合い。みずほ証券では、来19.3期に業績拡大の端境期入りと予想し、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2440円→2550円と引き上げた。
米Versartis社の日本でのVRS-317の第3相治験中止に伴うマイルストーン支払い見直し（従来18.3期に30億円の費用計上を見込んでいたものをゼロへ変更）などを織り込み、業績予想を修正。事業構造改革の進ちょくを高く評価するとしたが、本件は株価に織り込み済みとの判断を再確認。車載向け炭素繊維（CF）の収益貢献顕在化などには、まだ数年以上の時間を要するとの判断にも変更はないとした。
帝人<3401.T>がもみ合い。みずほ証券では、来19.3期に業績拡大の端境期入りと予想し、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2440円→2550円と引き上げた。
米Versartis社の日本でのVRS-317の第3相治験中止に伴うマイルストーン支払い見直し（従来18.3期に30億円の費用計上を見込んでいたものをゼロへ変更）などを織り込み、業績予想を修正。事業構造改革の進ちょくを高く評価するとしたが、本件は株価に織り込み済みとの判断を再確認。車載向け炭素繊維（CF）の収益貢献顕在化などには、まだ数年以上の時間を要するとの判断にも変更はないとした。
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