後場コメント No.7 理経、ホンダ、スズキ、セイコーエプソン、トリドールなど

2017/11/22(水) 15:01
★13:52  ヤマハ発動機-JPモルガンが目標株価引き上げ マリンや特機事業の成長戦略に期待
 ヤマハ発動機<7272.T>が続伸。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3100円→3600円と引き上げた。
 二輪事業は構造改革の効果もあり、先進国収益を中心に緩やかな改善へ向かう可能性が高い。一方、15年度までの業績ドライバーであったマリン事業は、円高転換や米国景気のリスクなど今後の不透明感も多い。マリンや特機事業での明確な成長戦略が確認できることが、同社について強気に転じる条件と指摘。

★13:54  理経-急騰 Jアラート受信団体向け「新型 総合型自動起動装置」を製造開始
 理経<8226.T>が急騰。同社は22日に、自社新製品の新型Jアラート受信機用「新型 総合型自動起動装置」の製造を開始したと発表した。
 「新型 総合型自動起動装置」は、Jアラート新型受信機と複数の情報伝達手段の連携を可能にする装置という。Jアラートから配信される国民保護情報(即時音声合成方式、事前音声書き換え方式を含む)、緊急地震速報、気象情報の自動連携に対応するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:55  ホンダ-JPモルガンが目標株価引き上げ 北米収益の改善が期待できる
 ホンダ<7267.T>が5日続伸。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3400円→3800円と引き上げた。
 投資論点は(1)北米事業収益のターンアラウンド、(2)新興国での収益モメンタムの加速の2点。北米事業はやや苦戦が続いてきたが、インセンティブコストの適切なマネジメント、メキシコ新工場立ち上げによる台数成長とコスト低減効果などから、北米収益の改善が期待できるとした。

★13:58  スズキ-JPモルガンが目標株価引き上げ インドMSIL社の収益は上向き
 スズキ<7269.T>が3日続伸。JPモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を6400円→6500円と引き上げた。
 投資論点は(1)国内軽自動車市場に対する戦略、(2)インドMSIL社の収益動向の2点。インドMSIL社の収益はルピー安の一服、ガソリン車の競争力向上で上向き。マネサール新工場の稼働によるトップライン成長の実現に注目するとした。

★14:02  セイコーエプソン-小高い 自律型双腕ロボット「WorkSense W-01」を商品化
 セイコーエプソン<6724.T>が小高い。同社は22日に、自律型双腕ロボットを商品化し、「WorkSense(ワークセンス)W-01」として今冬から世界で順次発売すると発表した。
 「WorkSense W-01」は、一般的な産業用ロボットのように装置に組み込み、固定して作業を行うのではなく、必要な場所に機体を移動させ単独で人に代わって組み立てや搬送などの作業を行えるように開発したとしている。

★14:12  トリドール-いちよしがフェアバリュー引き上げ 「うどん」から「UDON」へ
 トリドールホールディングス<3397.T>が小安い。いちよし経済研究所では、「うどん」から「UDON」へ、海外展開を評価。レーティング「A」を継続、フェアバリューは4200円→4800円と引き上げた。
 海外事業の進展により潜在成長力が高まっており、中長期の利益成長を見直し。「丸亀製麺」だけでなく、欧州ではアジアン・ファストフードチェーン「WOK TO WALK」、マレーシアではポークフリーの小ポーションヌードルの「Boat Noodle」、イギリスではラーメンの「昇龍」などを多店舗化していくとみられる。
 いちよしでは、海外事業の売上収益は今18.3期には68億円、セグメント利益は営業利益3.60億円と予想。来19.3期は「雲南ヌードル」がフル連結することもあり、売上収益218億円、営業利益26億円と大幅に増加すると予想。


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