前場コメント No.3 プロルート丸光、伊藤忠商事、アイル、三菱商事、ニッパツなど

2017/12/11(月) 11:31
★9:02  プロルート丸光-買い気配 寧波社と業務提携 日本製商品を中国供銷集団に供給へ
 プロルート丸光<8256.T>が買い気配。同社は8日に、中国の寧波社との間で業務提携に向けた基本合意を締結したと発表した。
 中国市場において高品質な日本製商品に対する消費者ニーズが高まっていることから、同社は、中国供銷集団から日本製商品の供給要請を受け、中国寧波市の中国供銷集団および関係諸施設などを訪問・視察するとともに、中国供銷集団と協議を重ねてきた。その結果、越境EC事業の実務を担っている寧波社を窓口として、業務提携に向けた基本合意を締結することとした。
 今回の寧波社との基本合意の締結を契機に、同社が取り扱う衣服、雑貨、日用品、化粧品、健康食品、電化製品などの上質な日本製商品を中国供銷集団に供給していくとしている。

★9:02  伊藤忠商事-大和が目標株価引き上げ 高ROE経営を引き続き評価
 伊藤忠商事<8001.T>が3日続伸。大和証券では、高ROE経営を引き続き評価。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価は2100円→2350円と引き上げた。
 順調な進ちょくとなった2Q決算などを踏まえ、今18.3期純利益の会社計画は引き続き超過達成含みと予想。来19.3期~20.3期の純利益予想は、非資源分野を中心にそれぞれ従来想定を引き上げ。
 純利益に対する株主還元の水準感が商社セクター全体で切り上がる兆しも感じられることから、来年度スタートする次期中期経営計画に向け、改めて今後どのような株主還元の方向性が示されるかに注目するとした。

★9:03  アイル-買い気配 1Q営業黒字転換 「アラジンオフィス」の受注実績が順調に推移
 アイル<3854.T>が買い気配。同社は8日に、18.7期1Q(8-10月)の連結営業損益は1.2億円の黒字(前年同期比0.4億円の赤字)だったと発表した。
 「リアル」面では、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力の強化を、業種別に継続して進めたことなどにより、受注実績が順調に推移した。また、「Web」面では、複数ネットショップ一元管理ソフトである「CROSS MALL」について、新たなショッピングモールとの連携開発に継続して取り組んだとしている。上期の会社計画1.9億円に対する進ちょくは62.1%となっている。

★9:03  三菱商事-大和が「2」へ引き下げ 業績堅調で増配発表も成長投資は可視化されず
 三菱商事<8058.T>が売り買い交錯。大和証券では、業績堅調で増配発表も成長投資は可視化されずとコメント。直近の株価上昇も勘案し、投資判断を「1(買い)」→「2(アウトパフォーム)」と引き下げた。目標株価は2950円→3150円と引き上げた。
 今18.3期純利益の大和予想は、発電資産・船舶などの売却益増加やアジア自動車事業の利益拡大などを織り込み、4800億円から5000億円に上方修正(会社計画は4500億円から5000億円に上方修正)。来19.3期と20.3期の純利益予想についても、「地球環境・インフラ事業」や「機械」、および市況前提をやや引き上げた資源・エネルギー分野を中心に、各々500億円、550億円の上方修正とした。今18.3期~20.3期の平均予想ROEは9.1%となる見通し(大和従来予想8.6%)。

★9:03  ニッパツ-TIWが「2+」へ引き上げ 今18.3期を底に回復を見込む
 ニッパツ<5991.T>が売り買い交錯。投資情報会社のTIWでは、今18.3期を底に回復を見込むとし、投資評価を「2(Neutral)」→「2+(Outperform)」と引き上げた。
 今18.3期上期は主力の懸架ばねやシート苦戦の中で、他事業の好調から前年同期並みの営業利益を確保し、計画を上方修正したことは評価可能。シートは今上期が底とみられ、来期以降の数量増と構成改善が見込める。また、懸架ばねは当面低迷が見込まれるが、シート回復、精密部品および産業機器ほかの好調持続などにより、来19.3期は営業段階で増益となる公算が大きいとした。


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