前場コメント No.5 インスペック、プレサンス、フェローテック、アイリッジ、ソフトウェアサービスなど

2017/12/11(月) 11:31
★9:05  インスペック-売り気配 通期営業益を下方修正 のれん償却額の計上で
 インスペック<6656.T>が売り気配。同社は8日に、18.4期の通期営業利益予想を従来の1.5億円から0.7億円(前期比52.5%減)に引き下げると発表した
 First EIE SA株式の追加取得に関しのれん償却額を2Qに7100万円を販管費に一括計上した。また、18.4期下期ののれん消却予定額1400万円を業績予想に反映させたことも響く。
 併せて発表した、18.4期上期(5-10月)の連結営業損益は2.8億円の赤字(前年同期は0.1億円の赤字)だった。

★9:05  プレサンス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 中期的に増益基調が続こう
 プレサンスコーポレーション<3254.T>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、地盤の近畿圏を中心に用地仕入れ・契約が進ちょくしており、中期的に増益基調が続こうとコメント。投資判断「Hold」を継続、目標株価は1440円→1600円と引き上げた。
 今18.3期上期決算を受けて、用地仕入れや契約が進ちょくしていることから、来19.3期以降の営業利益予想を増額。
 今18.3期上期の営業利益は110億円(前年同期比8%減)で、ファミリーマンションの計上が下期に偏る影響が大きかったが、不動産販売の契約高は同31%増と好調、連結営業利益は計画を16億円上回った。取得済用地は約3年分に相当する1万6934戸(17/9末)を確保、中期的に年率10%程度の利益成長は可能と考えられる。大阪都心の用地仕入れでは、ホテル開発業者の用地取得が慎重になり、競合が緩和していると推察。同社のホテルは開発案件を19棟まで上積み、当初は自社保有の比率を高める計画であったが、大阪エリアの供給増加傾向を受け、REITなどへの売却を増やす計画であると注目。

★9:05  フェローテック-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 半導体関連事業は成長加速
 フェローテックホールディングス<6890.T>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、半導体関連事業は成長加速と判断。投資判断「Buy」を再強調、目標株価を1900円→2700円と引き上げた。
 強気のエクイティストーリーを再強調。ポイントは以下の通り。(1)装置関連、電子デバイス部門の事業領域拡大を伴う業績向上。(2)8インチウエハー、パワー半導体、5G、洗浄など新事業、新分野の貢献。特に、中国国内での8インチウエハーは、市場環境に加え、中国政府の「中国製造2025」の半導体産業育成政策にも合致し、成長余地は大きいとした。
 また、拠点拡充中の洗浄事業も中国国内の半導体生産拡大に伴い事業機会が膨らむ。太陽電池関連部門の黒字転換は期待し難いが、装置関連と電子デバイス部門は増収増益を想定し、全社営業利益予想を上方修正。従来予想と比べ、シリコンウエハーやセラミックス、石英製品などの売上高想定を引き上げ、装置関連部門の利益を上方修正する点が主な差異とした。

★9:05  アイリッジ-売り気配 1Q営業赤字転落 減収や採用費および人件費の増加で
 アイリッジ<3917.T>が売り気配。同社は8日に、18.7期1Q(8-10月)の営業損益は1300万円の赤字(前年同期は6500万円の黒字)だったと発表した。
 売上高のうちアプリ開発、コンサルなどが前年同期を下回ったことや、1Qにおいて積極的な人材採用を行ったことにより採用費および人件費などが増加したことが響いた。上期の会社計画9000万円の黒字は据え置いた。

★9:06  ソフトウェアサービス-買い気配 今期52%営業増益見込む 前期は8%減益着地
 ソフトウェア・サービス<3733.T>が買い気配。同社は8日に、18.10期通期の営業利益予想を39.6億円(前期比52.0%増)と発表した。受注の増加を見込むとしている。
 併せて発表した、17.10期通期の営業利益は26.1億円(前の期比8.1%減)だった。前の期に比べ大型案件が少なかったことや、翌期への持ち越し案件が重なったこともあり、売上高が前の期に比べ減少したことが響いた。


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