前場コメント No.6 古河電気工業、三和ＨＤ、アイカ工業、山洋電気、ＰＳ三菱など
★9:06 古河電気工業－大和が目標株価引き上げ 決算はネガティブだが中期的成長を引き続き期待
古河電気工業<5801.T>がもみ合い。大和証券では、決算はネガティブだが中期的成長を引き続き期待。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6610円→6890円と引き上げた。
17年度上期決算は、営業利益で前年同期比64％増の218億円。光ファイバー・ケーブルの需要好調、熊本地震からの反動回復やワイヤーハーネスの新車種への採用拡大、自動車・電機関連向けの銅条・銅箔・巻線などの拡販が増益寄与。
一方、17年度会社計画は営業利益430億円が据え置かれた。大和予想は光部品の在庫調整長期化などを勘案し、営業利益で17年度：452億円（従来489億円）、18年度：494億円（同527億円）へ引き下げ。しかし、2018年も中国大手通信会社の光ファイバー調達量が増加する見通しであるほか、情報通信量の拡大を背景に米国でも需要増が期待され、光ファイバーを中心とする中期的な利益成長シナリオに変化はないと見ているとした。
古河電気工業<5801.T>がもみ合い。大和証券では、決算はネガティブだが中期的成長を引き続き期待。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6610円→6890円と引き上げた。
17年度上期決算は、営業利益で前年同期比64％増の218億円。光ファイバー・ケーブルの需要好調、熊本地震からの反動回復やワイヤーハーネスの新車種への採用拡大、自動車・電機関連向けの銅条・銅箔・巻線などの拡販が増益寄与。
一方、17年度会社計画は営業利益430億円が据え置かれた。大和予想は光部品の在庫調整長期化などを勘案し、営業利益で17年度：452億円（従来489億円）、18年度：494億円（同527億円）へ引き下げ。しかし、2018年も中国大手通信会社の光ファイバー調達量が増加する見通しであるほか、情報通信量の拡大を背景に米国でも需要増が期待され、光ファイバーを中心とする中期的な利益成長シナリオに変化はないと見ているとした。
★9:06 三和ＨＤ－大和が目標株価引き上げ 来期以降は三和シヤッターが業績をけん引へ
三和ホールディングス<5929.T>が3日続伸。大和証券では、来期以降は三和シヤッター工業が業績をけん引すると想定。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1400円→1600円と引き上げた。
今18.3期上期連結営業利益は90.4億円（前年同期比+13％）と最高益を計上。大和では、今18.3期連結営業利益を310億円（前期比+17％、従来予想比+7億円）と予想。今下期の鋼材高によるコスト増は吸収できる見通しとなったもよう。
鋼材高の影響は4月の値上げにより手当て済みであり、下期の利益に影響はなさそう。欧州子会社ノボフェルムは、競合メーカーと局地的に価格競争があるため、鋼材高の影響を値上げではすべてを吸収できない見通し。ただし、M&A（合併・買収）効果や産業用ドアの好調により、会社計画の営業利益の達成は可能と想定。来19.3期～20.3期にかけては、国内大型建築案件向けの需要増が見込まれることや、防火設備の点検・修理の需要増加により、三和シヤッター工業が業績をけん引する見込み。
三和ホールディングス<5929.T>が3日続伸。大和証券では、来期以降は三和シヤッター工業が業績をけん引すると想定。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1400円→1600円と引き上げた。
今18.3期上期連結営業利益は90.4億円（前年同期比+13％）と最高益を計上。大和では、今18.3期連結営業利益を310億円（前期比+17％、従来予想比+7億円）と予想。今下期の鋼材高によるコスト増は吸収できる見通しとなったもよう。
鋼材高の影響は4月の値上げにより手当て済みであり、下期の利益に影響はなさそう。欧州子会社ノボフェルムは、競合メーカーと局地的に価格競争があるため、鋼材高の影響を値上げではすべてを吸収できない見通し。ただし、M&A（合併・買収）効果や産業用ドアの好調により、会社計画の営業利益の達成は可能と想定。来19.3期～20.3期にかけては、国内大型建築案件向けの需要増が見込まれることや、防火設備の点検・修理の需要増加により、三和シヤッター工業が業績をけん引する見込み。
★9:07 アイカ工業－3日続伸 橋梁のコンクリートはく落防止工法を投入と報じられる
アイカ工業<4206.T>が3日続伸。12月11日付け化学工業日報で、同社が橋梁のコンクリートはく落防止工法を投入したと伝えられた。
特殊透明樹脂技術を応用したもので、施工後に劣化を経過観察できる。ウレア樹脂を使用したインフラ補修・補強材料でのクリアタイプは国内初。コンクリート小片の荷重に耐える押し抜き性能も有する。東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路の構造物施工要領の要求性能も満たしており、同社ではインフラのメンテナンスに貢献するとして提案し、年間販売目標は売上高5000万円を目指すと報じられた。
アイカ工業<4206.T>が3日続伸。12月11日付け化学工業日報で、同社が橋梁のコンクリートはく落防止工法を投入したと伝えられた。
特殊透明樹脂技術を応用したもので、施工後に劣化を経過観察できる。ウレア樹脂を使用したインフラ補修・補強材料でのクリアタイプは国内初。コンクリート小片の荷重に耐える押し抜き性能も有する。東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路の構造物施工要領の要求性能も満たしており、同社ではインフラのメンテナンスに貢献するとして提案し、年間販売目標は売上高5000万円を目指すと報じられた。
★9:07 山洋電気－水戸が新規「B+」 工作機械などの需要増が業績の追い風
山洋電気<6516.T>が売り買い交錯。水戸証券では、工作機械などの需要増が業績の追い風と注目。レーティング「B+」、目標株価9400円として、新規カバレッジを開始した。
会社は今18.3期会社計画に関し、売上収益879億円（前期比+18％、前回計画比+54億円）、営業利益85億円（同+57％、同+20億円）の上方修正を公表。上期の上振れ分に加え、下計計画も増額された意欲的な会社計画だが、下計においても工作機械や半導体製造装置向けの需要は旺盛と想定し、会社計線の着地を予想。
山洋電気<6516.T>が売り買い交錯。水戸証券では、工作機械などの需要増が業績の追い風と注目。レーティング「B+」、目標株価9400円として、新規カバレッジを開始した。
会社は今18.3期会社計画に関し、売上収益879億円（前期比+18％、前回計画比+54億円）、営業利益85億円（同+57％、同+20億円）の上方修正を公表。上期の上振れ分に加え、下計計画も増額された意欲的な会社計画だが、下計においても工作機械や半導体製造装置向けの需要は旺盛と想定し、会社計線の着地を予想。
★9:10 ＰＳ三菱－岩井コスモが新規「B+」 今期は営業最高益更新を予想
ピーエス三菱<1871.T>が反発。岩井コスモ証券では、今期は営業最高益更新を予想。投資判断「B+」、目標株価1050円として、新規カバレッジを開始した。
2017年度の建設投資額は前年度比4.7％増と、2年連続で増加する見通し。良好な事業環境に加えて、設計変更の獲得などにより、工事採算の改善が顕著。今期営業利益は会社の修正計画を上回り、最高益更新が予想されるとした。高速道路会社の大規模更新および修繕計画が本格化する見通しであり、来期以降も収益拡大が続くと期待。株価は今期予想PER10倍台と割安感が強く、見直し余地は大きいと指摘。
ピーエス三菱<1871.T>が反発。岩井コスモ証券では、今期は営業最高益更新を予想。投資判断「B+」、目標株価1050円として、新規カバレッジを開始した。
2017年度の建設投資額は前年度比4.7％増と、2年連続で増加する見通し。良好な事業環境に加えて、設計変更の獲得などにより、工事採算の改善が顕著。今期営業利益は会社の修正計画を上回り、最高益更新が予想されるとした。高速道路会社の大規模更新および修繕計画が本格化する見通しであり、来期以降も収益拡大が続くと期待。株価は今期予想PER10倍台と割安感が強く、見直し余地は大きいと指摘。
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