前場コメント No.7 ｇｕｍｉ、ＪＳＲ、ＴＤＫ、安川電機、サツドラなど
★9:12 ｇｕｍｉ－3日ぶり反落 上期営業益26％減 販管費の増加で
ｇｕｍｉ<3903.T>が3日ぶり反落。同社は8日に、18.4期の上期（5-10月）の連結営業利益は4.2億円（前年同期比25.7％減）だったと発表した。上期の会社計画は3.7億円だったので着地は上振れた。
支払手数料率の低いタイトルが増収になったことにともない減収による営業利益への影響が限定的となった。また、外注費などのコスト適正化に努めたことも寄与し、計画を上振れた。
しかしながら、「ファントム オブ キル」および「誰ガ為のアルケミスト」のTVCMの放映および新規タイトルのリリースに伴う初期プロモーションにより広告宣伝費が増加したことなどにより、販管費が増加したことなどが響き前年同期比では減益となった。
併せて、18.4期（5-1月）の3Q累計の連結営業利益予想について4.2億円（前年同期比66.2％減）とすることも発表した。
ｇｕｍｉ<3903.T>が3日ぶり反落。同社は8日に、18.4期の上期（5-10月）の連結営業利益は4.2億円（前年同期比25.7％減）だったと発表した。上期の会社計画は3.7億円だったので着地は上振れた。
支払手数料率の低いタイトルが増収になったことにともない減収による営業利益への影響が限定的となった。また、外注費などのコスト適正化に努めたことも寄与し、計画を上振れた。
しかしながら、「ファントム オブ キル」および「誰ガ為のアルケミスト」のTVCMの放映および新規タイトルのリリースに伴う初期プロモーションにより広告宣伝費が増加したことなどにより、販管費が増加したことなどが響き前年同期比では減益となった。
併せて、18.4期（5-1月）の3Q累計の連結営業利益予想について4.2億円（前年同期比66.2％減）とすることも発表した。
★9:15 ＪＳＲ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ ライフサイエンスも黒字化にメド
ＪＳＲ<4185.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、ライフサイエンスも黒字化にメドが立ち、最高益への回復が近いと判断。投資判断「Overweight」を再強調、目標株価を2400円→2700円と引き上げた。
17年度上期決算を受け、17年度～19年度の業績予想を見直し。今年度3Q以降の為替想定は112円/ドルで変更なし。半導体関連周辺材料の好調やライフサイエンス事業の採算が想定以上に改善する見通しであることから、来期以降の業績予想を増額。
今期以降の業績は、先端リソグラフィー材料の伸びによる半導体関連事業の収益拡大、大幅な固定費削減・中国市場でのシェア上昇によるLCD関連材料の収益安定化、タイ拠点を中心としたSSBRの販売量増によるエラストマー事業の収益改善、需要拡大や事業統合によるABS樹脂事業の利益増、抗体医薬精製材料・米創薬・分析受託・製造受託（CDMO）事業の損益改善により、大幅な回復を予想。
ＪＳＲ<4185.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、ライフサイエンスも黒字化にメドが立ち、最高益への回復が近いと判断。投資判断「Overweight」を再強調、目標株価を2400円→2700円と引き上げた。
17年度上期決算を受け、17年度～19年度の業績予想を見直し。今年度3Q以降の為替想定は112円/ドルで変更なし。半導体関連周辺材料の好調やライフサイエンス事業の採算が想定以上に改善する見通しであることから、来期以降の業績予想を増額。
今期以降の業績は、先端リソグラフィー材料の伸びによる半導体関連事業の収益拡大、大幅な固定費削減・中国市場でのシェア上昇によるLCD関連材料の収益安定化、タイ拠点を中心としたSSBRの販売量増によるエラストマー事業の収益改善、需要拡大や事業統合によるABS樹脂事業の利益増、抗体医薬精製材料・米創薬・分析受託・製造受託（CDMO）事業の損益改善により、大幅な回復を予想。
★9:18 ＴＤＫ－ＵＢＳが目標株価引き上げ 評価が上がる転換点は近い
ＴＤＫ<6762.T>が3日続伸。ＵＢＳ証券では、評価が上がる転換点は近いと判断。レーティング「Buy」を再強調、目標株価を9800円→10500円と引き上げた。
業績予想を増額。InvenSenseの減損をリスク視する向きはなくなりつつあるが、依然としてＴＤＫの好調な業績の継続性に対しては懐疑的な見方も多い。しかし、ＵＢＳでは同社の稼ぐ力はむしろ向上していると判断。自動車パワートレイン電動化において、高耐圧受動部品を得意とする同社は恩恵を受けるほか、足元でもMLCCの収益性は大幅に改善。InvenSenseでは主要客先向けのシェアは低下したものの顧客層拡大によって補っているもようで、過度に心配する必要はなくなってきた。HDDヘッドでも拠点再編やリストラを経て、右肩下がりのトップラインでも稼げる収益力がついてきたと考えるとした。
ＴＤＫ<6762.T>が3日続伸。ＵＢＳ証券では、評価が上がる転換点は近いと判断。レーティング「Buy」を再強調、目標株価を9800円→10500円と引き上げた。
業績予想を増額。InvenSenseの減損をリスク視する向きはなくなりつつあるが、依然としてＴＤＫの好調な業績の継続性に対しては懐疑的な見方も多い。しかし、ＵＢＳでは同社の稼ぐ力はむしろ向上していると判断。自動車パワートレイン電動化において、高耐圧受動部品を得意とする同社は恩恵を受けるほか、足元でもMLCCの収益性は大幅に改善。InvenSenseでは主要客先向けのシェアは低下したものの顧客層拡大によって補っているもようで、過度に心配する必要はなくなってきた。HDDヘッドでも拠点再編やリストラを経て、右肩下がりのトップラインでも稼げる収益力がついてきたと考えるとした。
★9:21 安川電機－ＵＢＳが目標株価引き上げ 高い期待を上回り続けるのは簡単でない
安川電機<6506.T>がもみ合い。ＵＢＳ証券では、高い期待を上回り続けるのは簡単でないとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3250円→4900円と引き上げた。
業績見通しを決算後取材や事業環境を踏まえて引き上げるとしたが、中立判断を継続。FA関連大手の中で今期は、（1）中国自動化投資向けの受注伸び率が上位の上、（2）収益性の改善幅がトップになる公算が大きく、評価要素が多かった。一方、来期は上期にACサーボなどの受注伸び率が一時的に前年割れに転じる可能性を見込み、（1）と（2）の持続性に関して慎重に見るとした。高い株式市場の期待を上回り続けるのは容易でないと指摘。
安川電機<6506.T>がもみ合い。ＵＢＳ証券では、高い期待を上回り続けるのは簡単でないとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3250円→4900円と引き上げた。
業績見通しを決算後取材や事業環境を踏まえて引き上げるとしたが、中立判断を継続。FA関連大手の中で今期は、（1）中国自動化投資向けの受注伸び率が上位の上、（2）収益性の改善幅がトップになる公算が大きく、評価要素が多かった。一方、来期は上期にACサーボなどの受注伸び率が一時的に前年割れに転じる可能性を見込み、（1）と（2）の持続性に関して慎重に見るとした。高い株式市場の期待を上回り続けるのは容易でないと指摘。
★9:22 サツドラＨＤ－大幅に3日ぶり反落 通期営業益を下方修正 新規出店のコスト増で
サツドラホールディングス<3544.T>が大幅に3日ぶり反落。同社は8日に、18.5期の通期営業利益予想を従来の10.0億円から4.5億円（前期比65.9％減）に引き下げると発表した
小売業全体での低価格競争にともない、計画を超えた販売価格の強化を実施していることなどにより売上総利益が予想を下回る見込みとなった。また、原油価格の上昇にともない電気料金の単価が想定を超えて推移していることや、建築資材や人件費の高騰など新規出店におけるコストが想定を超えて増加していることなども響く。
サツドラホールディングス<3544.T>が大幅に3日ぶり反落。同社は8日に、18.5期の通期営業利益予想を従来の10.0億円から4.5億円（前期比65.9％減）に引き下げると発表した
小売業全体での低価格競争にともない、計画を超えた販売価格の強化を実施していることなどにより売上総利益が予想を下回る見込みとなった。また、原油価格の上昇にともない電気料金の単価が想定を超えて推移していることや、建築資材や人件費の高騰など新規出店におけるコストが想定を超えて増加していることなども響く。
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