〔Market Flash〕日経平均は5月に高値25000円、9月に安値20000円を想定~三菱UFJMS

2017/12/11(月) 13:51
【13:50】日経平均は5月に高値25000円、9月に安値20000円を想定~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレーの証券のストラテジー・リポートでは、2018年の日経平均に関して、高値が25000円(5月)、安値は20000円(9月)を想定している。 年間の相場イメージは、(1)約半年間の大勢上昇相場、(2)夏に向けての下落、(3)9月の値幅調整、(4)年末に向けてのリバウンド―としており、(1)の局面では、良好なファンダメンタルズと「政策を買う」相場を想定している。(2)の局面では、6月末の欧米ファンドの中間決算を前に、外国人の利益確定売り、ポートフォリオリバランスの動きが顕在化するとみている。(3)に関しては、米中間選挙で共和党大敗観測が流れる展開を想定しており、先物・オプション利用によるヘッジの必要性を指摘している。(4)に関しては、翌年の企業業績への期待から年末に向けての反発を想定している。ただし、5月高値は抜けないとみており、上昇年となる可能性は高いものの、年末高のパターンは踏襲できないと予想している。 【13:15】アンリツは二段目の上昇波動が進行中で中期的な上昇余地は大きい~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルリポートでは、アンリツ(6754)を取り上げている。株価は2008年10月のボトム172円と2016年11月のボトム528円で中勢二番底を形成したと指摘。最近の上昇で6月の高値1085円を上抜いて、短期波動が切り上がったことから、二段目の上昇波動へ移行している可能性が濃厚とみている。1380円どころが当面の上値のフシとなるが、2018年には2013年5月の高値1611円を上抜いて、まずは1640円どころ、さらに1970円どころ、将来的には3050円どころへ上昇する可能性があるとコメントしている。 【12:40】17年の半導体製造装置市場は過去ピーク更新を予想~野村  野村証券では半導体製造装置(SPE)市場に関して、足元の各デバイスメーカーの積極的な装置の発注、9月までのSPEの販売統計、各デバイスメーカーが発表した設備投資計画、SPEメーカーへのヒアリング、セットの最終需要を踏まえて、SPE市場の見通しを修正している。17年暦年では、ファウンドリの投資にはブレーキがかかったものの、MPUメーカーとメモリメーカーの積極投資によってSPE市場は大きく盛り上がった。SEMIの統計では、17年1-9月の累計で、SPE市場は前年同期比39%増、前工程装置は同43%増となったとのこと。野村では2017年通年で、SPE全体で前年比31%増、前工程で同33%増、後工程で同22%増を予想しており、SPE市場は17年ぶりに過去ピークを更新すると考えている。 【10:50】ROEスプレッドウォッチ マツダなど5銘柄に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、アナリストの業績予想とクオンツアプローチを組み合わせてROEスプレッドの改善が期待できる銘柄をピックアップした「ROEスプレッドウォッチ」を配信している。この半年間で取り上げた銘柄のパフォーマンスでは、全11銘柄中7銘柄がTOPIXをアウトパフォームしており、超過リターンも好調であったとのこと。今月の好転期待銘柄には、マツダ(7261)、川崎重工業(7012)、三菱マテリアル(5711)、横浜ゴム(5101)、マブチモーター(6592)の5銘柄を挙げている。 【10:05】FOMCはドット・チャートに注目~大和  大和証券では、12日~13日のFOMCに関して、市場はかなり前から0.25%の利上げを織り込んでおり、退任時期が迫るイエレンFRB議長会見への注目度も高くはないと想定されることから、盛り上がらないイベントで終わる可能性もあると考えている。波乱があるとすれば、FOMCメンバーの政策金利見通し(ドット・チャート)が材料になるとみている。9月は国債などFRBの保有資産縮小が正式に決定された会合であったが、中長期の政策金利見通しの中央値が3.0%から2.75%へと低下し、その後の米国債市場はイールドカーブの平坦化が進んだ。今回は、長期金利の低下をけん制する意味で、中長期の政策金利見通しを引き上げるメンバーが出てくる可能性もゼロではないと大和では考えており、念のため、ドル高方向への波乱も意識しておくべきとコメントしている。 【9:45】2017~2018年度の企業業績見通し改定 今期は12.4%恵贈増益を予想~SMBC日興  SMBC日興証券では、2017年度の「NIKKO250」の業績予想を前回集計時点から上方修正している。2017年度の経常利益を前期比10.2%→12.4%増益、純利益を9.1%→11.4%増益としている。2018年度の経常利益は前期比7.6%→8.7%増益、純利益を6.6%→8.0%増益と予想している。2017年度の経常利益を2.0%、2018年度を3.0%と大幅に上方修正しており、上期決算の好調さを踏まえ、外需業種の修正率が大きくなったとコメントしている。 【8:45】寄り前気配はアズビル、エクセディ、ジェイテクト、応化工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、アズビル(6845)+14.17%、エクセディ(7278) +9.59%、ジェイテクト(6473) +6.85%、応化工(4186) +6.16%、東建物(8804) +6.11%、東邦HD(8129) +5.27%、野村不HD(3231) +5.22%、リンテック(7966) +4.32%、ツルハHD(3391) +4.23%、ほくほく(8377) +4.11%などが高い気配値。  一方、ネクソン(3659)-21.68%、大林組(1802)-20.16%、戸田建(1860) -6.39%、住友ベ(4203) -3.92%、ダイセキ(9793) -3.16%、三井不(8801) -3.13%、阿波銀(8388) -3.06%、三井造(7003) -2.26%、明電舎(6508) -1.93%、石油資源(1662) -1.61%などが安い気配値となっている。
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