後場コメント No.3 OKI、バンダイナムコ、日本ユニシス、デファクト、ワールドHDなど

2017/12/11(月) 15:00
★13:30  OKI-3日続伸 IoTの音響センシング技術による「水中音響沿岸監視システム」開発
 OKI<6703.T>が3日続伸。同社は11日に、武器の拡散やテロ対策強化に向けた発電所などのプラント施設、空港、港湾、エネルギー基地などのインフラ施設をはじめとする、沿岸の重要施設への水上・水中からの不審物や不審者の侵入を検知する「水中音響沿岸監視システム」を開発し、評価キットの提供を開始すると発表した。
 「水中音響沿岸監視システム」は、水中に設置した音響センサー装置(複数の監視ブイ)と陸上に設置したモニターリングシステムで構成されたリアルタイム監視システムという。音響センサー装置は、不審物や不審者の放射音を検知し、無線で陸上側のモニター装置へ音響データを送信し、モニター装置は、音響センサー装置から受信した音響データを信号処理や情報処理を行うことにより、目標位置を特定し、画面上に表示するとしている。

★13:38  バンダイナムコ-プラス浮上 スマホ向けアプリ「レイヤードストーリーズ ゼロ」配信
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>がプラス浮上。同社傘下のバンダイナムコエンターテインメント(東京都港区)は12月11日の前場引け後に、スマートフォン向けアニメ&ゲームアプリケーション「レイヤードストーリーズ ゼロ」の配信を開始したと発表した。
 アプリ内において、定期配信されるオリジナルアニメーションとゲームを楽しむことができる、ハイブリッドアプリ。物語は2037年の渋谷を舞台に “LayereD技術”によりインターネットが可視化され、イメージできるものはすべて実現できるという世界で繰り広げられる。アニメとゲームには、この同一の世界観の中で、それぞれ異なる主人公が存在し、物語を展開していくとした。

★13:44  日本ユニシス-3日続伸 日産のカーシェアリングサービスにモビリティサービスプラットフォーム提供
 日本ユニシス<8056.T>が3日続伸。同社は11日に、日産自動車<7201.T>のカーシェアリングサービス「日産 e-シェアモビ」へモビリティサービスプラットフォーム「smart oasis for Carsharing」を提供すると発表した。
 「smart oasis for Carsharing」は、マルチテナント方式(複数事業者による共同利用方式)でシステムを利用することが出来るプラットフォームであり、カーシェア事業者は、少ない初期投資と短い導入期間でのサービス開始が可能になるという。
 今回日産自動車に提供するシステムは、日産自動車のモビリティサービス戦略に沿って「smart oasis for Carsharing」にカスタマイズを加えることにより、大規模カーシェアリング事業者への提供を実現するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:55  デファクトスタンダード-上げ幅拡大 2018年春よりECアプリサービスを開始
 デファクトスタンダード<3545.T>が上げ幅拡大。同社は12月11日前場引け後に、2018年春より、自社販路の強化戦略のひとつとして、ECアプリサービスを開始すると発表した。これまで『ヤフオク!』を主力の販売チャネルとして商品を出品し続けていたが、今後は『ブランディアオークション!』と「ECアプリ」による自社販路強化を軸としながら、マルチチャネル化を戦略的に進めていくとした。

★14:16  ワールドHD-大幅に3日続伸 福島県田村市で「廃校を活用したテレワーク拠点整備」開始
 ワールドホールディングス<2429.T>が大幅に3日続伸。同社は11日14時に、連結子会社であるワールドインテック福島(福島県郡山市)が、JR東日本<9020.T>傘下のジェイアール東日本企画などと共同で、総務省「ふるさとテレワーク推進事業」の採択先となり、「旧石森小学校拠点整備事業(田村市テレワークタウン化構想)」として、福島県内で初めて廃校であった小学校を活用した地方創生推進の起点となるテレワーク拠点の整備事業を行うと発表した。
 都市部と地方の接合点となるテレワーク拠点を整備し、企業のサテライトオフィスを誘致し、都市部から人と仕事の流れを創出し、これらテレワークによる雇用の創出、柔軟な働き方を実現することで地方移動者、地元ワーカーそれぞれのワークライフバランスの向上を図り、ひいては働き方改革、一億総活躍社会の礎を築くという。同時に福島の復興拠点として、中通りから浜通りへと続く人の流れを生み出すことを目的としている。

★14:34  オロ-4日続伸 松田モデルが「ZAC Enterprise」を基幹業務システムとして採用
 オロ<3983.T>が4日続伸。同社は12月11日前場引け後に、松田モデル(東京都江戸川区)に、クラウドERP「ZAC Enterprise」が基幹業務システムとして採用されたと発表した。
 松田モデルは、創業から40年以上にわたり培ってきた豊富なモノづくりの経験とノウハウをベースに、モデル原型制作を行う会社。社内業務がシステム化されていないことにより多重入力が発生、また正確な労務費が把握しづらいため、それに基づく損益管理や正当な人事評価ができていなかった点が課題となっていた。そこで、業務管理を一元化し、案件別の稼働工数の把握や人別・部門別の利益管理を実現するため、ZACが導入されたとしている。


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