〔Market Flash〕日経平均の目先の節目は22164円、次は22540円へ~三菱UFJMS

2018/02/20(火) 13:39
【13:35】日経平均の目先の節目は22164円、次は22540円へ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のテクニカルリポートでは、日経平均について考察している。日経平均の目先の節目は22164円とみている。これは、1月23日高値の24129円から2月14か安値20950円までの下落に対する38.2%戻り水準となる。2月19日には一時22152円まで上昇し、目先の節目に近づいた。22164円を上回ると、次は半値戻りとなる22540円を試す展開を想定している。なお、ドル建て日経平均の2月19日207.87ドルは、半値戻り水準の206ドルを既にクリアしているとのこと。三菱UFJMSでは、早々に61.8%戻りとなる209.85ドルを試す展開になると予想している。 【13:05】米国株の長期強気相場が終盤戦に差しかかっている可能性~東海東京  東海東京調査センターでは、米国株の市場見通しに関するリポートの中で、S&P500指数が、2月2日から16日までの11営業日中、8営業日で前日比1%を超える騰落率を記録したことに注目している。2017年は同様の動きが年間を通して8営業日しかなく、足元の米株の値動きがいかに激しくなっているかがうかがわれるとしている。過去を振り返ると、こうした変動率の高まりは強気相場の転換点に多く見られたとのこと。東海東京では、2009年3月を大底に始まった今回の長期強気相場も、いよいよ終盤戦に差しかかっている可能性がある点に留意しておきたいとコメントしている。 【12:40】鉄鋼・非鉄・電線の決算はやや厳しい内容が多かった~野村  野村証券では、鉄鋼・非鉄・電線の17年10-12月期決算は、全体的には今一つの内容であったとコメントしている。生産トラブルなどの問題を抱えるケースがあったほか、鉄鋼・非鉄では全体的に原燃料費が増加基調にあるとのこと。生産面での問題は予想以上に長期化している会社が複数あり、一部は19.3期にも影響が残ると想定している。原燃料費の面では、鉄鋼の黒鉛電極のように主原料以外の副資材費、物流費などが今後さらに上昇する可能性があり、普通鋼電炉や特殊鋼電炉の業績を考える上では、リスク認識が必要と指摘している。サブセクターでは、旺盛な需要が中期的に続くとみる電線に引き続き注目しており、古河電工(5801)を最も評価している。非鉄では、三井金属(5706)の極薄銅箔の成長性を引き続き評価している。 【10:40】1月貿易統計 春節の押し上げで実質輸出は前月比2.2%増~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、1月の貿易統計を受けてリポートしている。2018年1月の輸出は前年比+12.2%と14カ月連続で前年比プラスとなった。実質輸出でみると1月は前月比+2.2%と増加したが、中国向けを中心とする対アジアで春節時期のズレが押し上げた可能性が高く、1月の大幅増加幅は割引いてみるべきと三菱UFJMSでは指摘している。品目別では、対アジア向けで輸出が増加した半導体製造装置や原動機などのほかに、米国向け医薬品の輸出が増加した。一方IC輸出は減少に転じており、対米国自動車輸出も減少したとのこと。三菱UFJMSでは、先行きは機械受注の減少が懸念材料と考えている。当面輸出の増加は続くとみているが、年後半以降の減速には注意とコメントしている。 【10:10】2018年は建機銘柄を選好、コマツ、日立建機に注目~ジェフリーズ  ジェフリーズ証券では、2018年末に向けて建機セクターを選好している。鉱山機械の市況回復を背景とした各社利益の上振れ余地はまだ市場に完全に織り込まれてないとみており、コマツ(6301)と日立建機(6305)の目標株価を引き上げている。(1)世界の建機需要は2017年より中国を中心に回復傾向に入っているが、鉱山活動の回復に伴い、同需要は2018年にもさらなる拡大基調をたどると予想、(2)経験則から、需要の回復局面における実需は、大概市場期待を上回る傾向がある、(3)コマツおよび日立建機は市場コンセンサスを上回る利益水準を遂げる見込みで、これまで行ってきた構造改革効果や過去の買収によって生じる相乗効果なども利益のアップサイドに寄与する―という3点に基づき、同セクターを「強気」としている。 【9:40】家電量販店の価格競争激化リスクは後退した可能性が高い~みずほ  みずほ証券では家電量販店に関して、12月末から2月上旬にかけて発表のあった2017年度3Q(9-11月期、または10-12月期)決算では、量販店5社で2.9%増収、15.1%営業増益と、業績が好調であったことを指摘している。粗利益率が前年比0.3ポイント改善し、高い営業増益率を確保した。仕入れ抑制に伴うリベート減少を主因に粗利益率が悪化したヤマダ電機(9831)を除く4社では、価格競争の緩和や高付加価値商品の販売好調により粗利益率が同1.0ポイント改善し、営業増益率は40.3%と高水準となったとのこと。3Q末の在庫(5社)は、ヤマダ電機の在庫削減を主因に前年同期比2.2%増となり、2Q末の増加率(10.0%)より低下した。これらのことからみずほでは、同業界の価格競争激化のリスクは後退した可能性が高いと考えている。 【8:45】寄り前気配は石油資源、京急、持田薬、島忠が高い気配値  主力株の寄り前気配では、石油資源(1662) +6.55%、京急(9006) +5.32%、持田薬(4534) +4.13%、島忠(8184) +3.01%、OSG(6136) +3.00%、応化工(4186) +2.33%、豊田合(7282) +2.22%、東海理化(6995) +1.86%、不二油(2607) +1.74%、ヤクルト(2267) +1.69%などが高い気配値。  一方、三和HD(5929)-10.44%、日油(4403) -9.61%、キヤノンMJ(8060) -6.08%、関西ペ(4613) -5.84%、リンテック(7966) -5.48%、タダノ(6395) -5.15%、住友ベ(4203) -4.98%、ITHD(3626) -4.39%、科研薬(4521) -4.20%、丸紅(8002) -4.00%などが安い気配値となっている。
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