後場コメント No.5 セーレン、ユニチャーム、日立、ホットランド、メニコンなど

2018/02/20(火) 15:00
★13:17  セーレン-後場下げ幅縮小 天然美肌成分「ピュアセリシン」配合「como」シリーズに新アイテム投入
 セーレン<3569.T>が後場下げ幅縮小。同社は20日13時に、繭の保湿力で、全身の美しさを引き出す新しい素肌ケアシリース「como(コクーンモイスチュア)」シリーズに新アイテムが誕生すると発表した。
 新アイテムは、薬用ボディミルク、ボディセラム、ネイルセラム、ハンドクリームの4点。繭に含まれる天然美肌成分「ピュアセリシン」と、天然植物エキスで、乾燥などの肌ストレスから守り、これまでに味わったことがないような高機能ケアで、シルクのような手触りを実現するとしている。

★13:19  ユニチャーム-大和が目標株価引き上げ 一時費用を勘案すれば想定よりも良かった
 ユニ・チャーム<8113.T>が3日ぶり反落。大和証券では、一時費用を勘案すれば想定よりも良かったとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は2950円→3160円と引き上げた。
 会社は今18.12期通期の業績見通しを売上高6870億円(前期比7.1%増)、コア営業利益940.0億円(同8.2%増)と公表。原料高デメリットとして40億円を織り込んであるもよう。大和従来予想(売上高6750億円、コア営業利益935.0億円)と比較すると、コア営業利益はほぼ同値。
 会社発表の印象はややポジティブ。コア営業利益の数字だけをとらえれば実績も新年度見通しも大和従来想定並みであったが、「23億円の一時的な費用増」を勘案すると実績は想定以上であり、連れて新年度見通しも若干保守的と大和では受け止めているとした。

★13:24  日立製作所-小安い タイ郵便とタイ国内の郵便サービスの電子化支援に関し基本合意
 日立製作所<6501.T>が小安い。同社とタイにおける現地法人であるHitachi Asiaは20日に、タイの国営会社であるThailand Post(以下、タイ郵便)とタイ国内の郵便サービスの電子化支援に関して基本合意したと発表した。
 この合意に基づき、日立とHitachi Asiaは、タイ郵便と共同で、行政情報に関する地方部の住民へのより確実な連絡手段として、タイ全国の郵便ネットワークを活用した新しい情報提供サービスの実証を行うという。具体的には、タイの公共機関からの通知を、電子私書箱を試験導入してPCやスマホで受取可能にするほか、住民の要望に応じて紙媒体での送達にも対応するとしている。

★13:24  ホットランド-いちよしがフェアバリュー引き下げ 原料高(タコ)で利益見通し下方修正
 ホットランド<3196.T>が反落。いちよし経済研究所では、原料高(タコ)により、今18.12期営業利益見通しを下方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは1400円→1300円と引き下げた。
 同社の主要食材であるタコの市況が前年同時期に比べて1割程度上昇している。同社はタコを年間約3000トン使用するため、3億円程度のコストアップ要因といちよしでは推定。現段階で年間仕入量の半分程度の調達となっている。ただし、足もとの為替状況は円高傾向であるため、円高はメリットになると注目。「ハイボール酒場」は順調に推移していると評価。

★13:27  メニコン-いちよしがフェアバリュー引き下げ プロモーション費用の投入が増加へ
 メニコン<7780.T>が続落。いちよし経済研究所では、月定額会員制「メルスプラン」の拡大を目的に、プロモーション費用の投入が増加すると想定。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3250円→3000円と引き下げた。
 フェアバリューをやや引き下げたのは、ワンデイコンタクトレンズの売上高予想を修正して、今後の業績予想を減額修正したため。ただし、「メルスプラン」の会員数の継続的な拡大に加えて、自社ブランドのワンデイレンズの普及に重点を置いた戦略の下、中長期の利益成長のトレンドに変化はないと考えるとした。


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