前場コメント No.6 アエリア、デジタルアーツ、ＮＴＮ、ジェイテクト、ニチレイなど
★9:08 アエリア－底堅い 清掃・警備・飲食業務の受託など行う清匠を子会社化
アエリア<3758.T>が底堅い。同社は21日に、清掃・警備・飲食業務の受託および印刷会社向けの副資材の販売、メンテナンス・印刷作業ラインの請け負いを行う清匠（東京都足立区）の株式を取得し、子会社化すると発表した。
清匠は、印刷工場ラインの一工程である洗浄の請負事業において、優良な顧客基盤を保有し、確かな人材マネジメント力による業務遂行能力を高く評価されているという。今後は、引き続き顧客基盤を広げるとともに、独自の副資材開発および販売にも力を入れ、より収益性の高い事業展開を行っていくとしている。なお、取得価格は1億円で、株式譲渡実行は2月21日となっている。
アエリア<3758.T>が底堅い。同社は21日に、清掃・警備・飲食業務の受託および印刷会社向けの副資材の販売、メンテナンス・印刷作業ラインの請け負いを行う清匠（東京都足立区）の株式を取得し、子会社化すると発表した。
清匠は、印刷工場ラインの一工程である洗浄の請負事業において、優良な顧客基盤を保有し、確かな人材マネジメント力による業務遂行能力を高く評価されているという。今後は、引き続き顧客基盤を広げるとともに、独自の副資材開発および販売にも力を入れ、より収益性の高い事業展開を行っていくとしている。なお、取得価格は1億円で、株式譲渡実行は2月21日となっている。
★9:08 デジタルアーツ－東海東京が目標株価引き下げ 強気な大局観は変わらず
デジタルアーツ<2326.T>が6日ぶり反落。東海東京調査センターでは、強気な大局観は変わらないとし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は7200円→6700円と引き下げた。
直近の決算を受けて業績予想を下方修正。今18.3期計画達成には、（1）公共向け反動減の吸収、（2）高単価な新バージョンの積極販売の2点が必要であったが、3Q累計業績を受けて（1）は難しいと判断。（2）は無償アップデートの促進と同時並行で行うことを考慮し、保守的な見通しとした。よって、今18.3期および来19.3期以降の業績予想を下方修正。
デジタルアーツ<2326.T>が6日ぶり反落。東海東京調査センターでは、強気な大局観は変わらないとし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は7200円→6700円と引き下げた。
直近の決算を受けて業績予想を下方修正。今18.3期計画達成には、（1）公共向け反動減の吸収、（2）高単価な新バージョンの積極販売の2点が必要であったが、3Q累計業績を受けて（1）は難しいと判断。（2）は無償アップデートの促進と同時並行で行うことを考慮し、保守的な見通しとした。よって、今18.3期および来19.3期以降の業績予想を下方修正。
★9:09 ＮＴＮ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 大幅な収益性改善は当面見込み難い
ＮＴＮ<6472.T>が6日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、産業機械事業、補修事業の大幅な収益性改善は当面見込み難いと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は540円→510円と引き下げた。
営業利益予想は、産業機械事業、補修事業の利益予想引き下げを主因に下方修正し、コンセンサスを下回る見方を継続。（1）2月以降の為替前提の1ドル105円（従来110円）への修正、（2）従来想定以上の人件費など固定費発生を織り込むことが主因。為替は、1円/ドルの円高で通期営業利益5億円の減益要因（会社試算）と影響が大きく、円高進行には注意が必要。
固定費増加は、建機、変減速機等、各産業での需要増による多品種少量生産品の増加等での生産効率悪化が影響している。4Q（1～3月）以降は新工場稼動が寄与し、生産効率が改善することなどでの費用軽減を見込むとしたが、同社のコストマネジメント状況には引き続き注意が必要と考えるとした。
ＮＴＮ<6472.T>が6日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、産業機械事業、補修事業の大幅な収益性改善は当面見込み難いと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は540円→510円と引き下げた。
営業利益予想は、産業機械事業、補修事業の利益予想引き下げを主因に下方修正し、コンセンサスを下回る見方を継続。（1）2月以降の為替前提の1ドル105円（従来110円）への修正、（2）従来想定以上の人件費など固定費発生を織り込むことが主因。為替は、1円/ドルの円高で通期営業利益5億円の減益要因（会社試算）と影響が大きく、円高進行には注意が必要。
固定費増加は、建機、変減速機等、各産業での需要増による多品種少量生産品の増加等での生産効率悪化が影響している。4Q（1～3月）以降は新工場稼動が寄与し、生産効率が改善することなどでの費用軽減を見込むとしたが、同社のコストマネジメント状況には引き続き注意が必要と考えるとした。
★9:09 ジェイテクト－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ ベアリング事業の本格改善は先
ジェイテクト<6473.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ベアリング事業の本格的な改善はまだ先と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2140円→1960円と引き下げた。
来19.3期以降の営業利益予想は機械器具部品、工作機械などの利益見通し引き下げにより下方修正。主因は為替前提を1ドル105円（従来110円）へ修正するため。為替は1円/ドルの円高で営業利益6億円の減益要因（会社試算）と影響が大きく、円高進行には注意が必要。
株価上昇には、競合他社比で見劣りするベアリング事業の本格的な収益性改善が必要の見方に変更はなし。ただし、（1）北米、欧州で生産量増加による想定以上の固定費発生、（2）現在国内で実施している設備の入れ替え、改修は今後も継続すること、（3）円高進行などから、当面、当該事業の収益性改善は見込み難いと考えるとした。
ジェイテクト<6473.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ベアリング事業の本格的な改善はまだ先と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2140円→1960円と引き下げた。
来19.3期以降の営業利益予想は機械器具部品、工作機械などの利益見通し引き下げにより下方修正。主因は為替前提を1ドル105円（従来110円）へ修正するため。為替は1円/ドルの円高で営業利益6億円の減益要因（会社試算）と影響が大きく、円高進行には注意が必要。
株価上昇には、競合他社比で見劣りするベアリング事業の本格的な収益性改善が必要の見方に変更はなし。ただし、（1）北米、欧州で生産量増加による想定以上の固定費発生、（2）現在国内で実施している設備の入れ替え、改修は今後も継続すること、（3）円高進行などから、当面、当該事業の収益性改善は見込み難いと考えるとした。
★9:10 ニチレイ－反落 人工知能を使用した原料選別技術を共同開発
ニチレイ<2871.T>が反落。同社傘下のニチレイフーズと近畿大学は21日に、ニチレイフーズの工場で使用する原料を人工知能（AI）で選別する技術を共同で開発したと発表した。
今回共同開発した技術を導入することで、ニチレイフーズ商品に使用する原料の品質保証力が格段に向上するとともに、生産性の向上、労働環境の改善、人手不足への対応、環境負荷の低減など多くのことが期待できるという。また、今回開発した技術は作業者の経験に頼らずに安定した検査を行える汎用性に優れているため、ニチレイフーズでは将来的に当該技術の外部販売も視野に入れている。なお、特許は出願済みとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
ニチレイ<2871.T>が反落。同社傘下のニチレイフーズと近畿大学は21日に、ニチレイフーズの工場で使用する原料を人工知能（AI）で選別する技術を共同で開発したと発表した。
今回共同開発した技術を導入することで、ニチレイフーズ商品に使用する原料の品質保証力が格段に向上するとともに、生産性の向上、労働環境の改善、人手不足への対応、環境負荷の低減など多くのことが期待できるという。また、今回開発した技術は作業者の経験に頼らずに安定した検査を行える汎用性に優れているため、ニチレイフーズでは将来的に当該技術の外部販売も視野に入れている。なお、特許は出願済みとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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