前場コメント No.8 GMOPG、ゲンキー、マツモトキヨシ、博報堂DY、ホシザキなど

2018/02/22(木) 11:31
★9:22  GMOペイメントゲートウェイ-岩井コスモが目標株価引き上げ 収益基盤強化が進む
 GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、収益基盤強化が進んでいると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を7500円→11000円と引き上げた。
 第1四半期営業利益は前年同期比29%増と順調。EC市場の拡大を背景に主力のクレジットカード決済処理サービスが順調に拡大しており、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」向けに提供しているGMO後払いサービスなども加わって収益基盤の強化が進んでいる。中期目標の2020年営業利益100億円の達成に向けて中期的な増益が期待できるとともに、仮想通貨などが普及するキャッシュレス社会が進む中で、成長が期待できる企業として注目を続けるとした。

★9:22  ゲンキー-3日ぶり反発 2月既存店3.8%増収 全店15.5%増収
 Genky DrugStores<9267.T>が3日ぶり反発。同社は22日9時に、2月度の月次営業速報(売上前年比推移)を発表し、既存店は前年同月比3.8%増となり、5カ月連続で前年実績を上回った。全店は同15.5%増だった。

★9:24  マツモトキヨシ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 3四半期連続の2ケタ営業増益に
 マツモトキヨシホールディングス<3088.T>が売り買い交錯。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、収益性改善・インバウンド需要取り込み増で3四半期連続の2ケタ営業増益を想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4150円→4200円と引き上げた。
 エクイティストーリーは「地方店舗を中心とした収益性改善」と「知名度の高さや都市部展開などを背景とした成長加速」で従来から変更はなし。収益性改善とインバウンド需要取り込み増による好調な業績が続いており、3四半期連続の2ケタ営業増益となった。今後は、不採算店舗の閉鎖減少が見込まれる中、これまで蓄積してきた顧客データの分析・活用により売上成長・収益性改善のバランスのとれた成長にシフトすることが重要とみるとした。

★9:25  博報堂DY-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 営業利益予想を増額へ
 博報堂DYホールディングス<2433.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、国内売上伸長と売上総利益率改善で営業利益予想を増額へとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1650円→1690円と引き上げた。
 目標株価引き上げの要因は以下3点。(1)提案力強化に伴う国内売上伸長と、グループ各社のさまざまな施策効果による売上総利益率の改善を見込み、18.3期~22.3期の営業利益予想を上方修正、(2)年度末接近で目標株価算出基準期を21.3期(従来20.3期)に変更、(3)妥当PBRを1.71倍(従来1.77倍)に小幅引き下げ。
 株価は昨年12月末比約9%上昇しており、新しい収益予想はほぼ株価に織り込み済みとみられる。22.3期まで安定的な営業利益が続くというエクイティストーリーは若干強めるとした。

★9:29  ホシザキ-東海東京が目標株価引き上げ すでに高いPERで評価されている
 ホシザキ<6465.T>が小安い。東海東京調査センターでは、成長期待は続くが、すでに高いPERで評価されているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は9430円→10000円と引き上げた。
 今18.12期売上高は前年比2.4%増収(会社計画は同2.0%増収)と予想。増収増益のポイントは、(1)18.12期は主力製品である製氷機などでモデルチェンジを予定しており、国内需要の掘り起こしができそう、(2)病院・老健向け厨房施設などプロジェクト案件の売り上げが徐々に出てくる、(3)米州では堅調な景況感を背景に、業務用冷蔵庫や製氷機の売り上げが拡大する、(4)営業利益については、17.12期は欧州子会社で一時費用が発生したが、18.12期はその反動で増益になるなどが挙げられる。
 なお、前17.12期にあった食器洗浄機の大口売り上げは今18.12期には一巡するため、売上高の伸びは限定的になりそうとした。


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