前場コメント No.13 デジタルガレージ、日本ゼオン、GMOPG、NISSHA、ロート製薬など

2018/02/22(木) 11:31
★10:26  デジタルガレージ-反落 「京王ライナー」の指定券購入専用サイトに決済サービス提供
 デジタルガレージ<4819.T>が反落。同社子会社のベリトランスは22日に、京王電鉄<9008.T>が運行を開始する有料の座席指定列車「京王ライナー」の座席指定券購入専用サイト「京王チケットレスサービス」向けに、総合決済ソリューション「VeriTrans4G」クレジットカード決済サービスを提供すると発表した。
 「VeriTrans4G」は、カード、コンビニ、銀行などの基本決済はもとより、電子マネー、ポイント、通信キャリア決済、各種ウォレット決済や国際決済など業界最多の決済手段と、高い機能、最高レベルのセキュリティを兼ね備えた総合決済ソリューションという。
 ベリトランスは今回の「京王チケットレスサービス」へのサービス提供を始めとし、京王グループ各企業での新たな取り組みを決済ソリューションの側面より支援するとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。

★10:28  日本ゼオン-みずほが目標株価引き上げ 19.3期は成長の端境期と予想も株価は割安感大
 日本ゼオン<4205.T>が反落。みずほ証券では、来19.3期は成長の端境期と予想も、株価の割安感は大きいと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は1700円→1800円と引き上げた。
 合成香料や光学用シクロオレフィンポリマー(COP)フィルムの数量効果などを見直した上、シンガポールの溶液重合法スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(S-SBR)生産設備の今18.3期における減損処理を織り込み、業績予想を修正。エラストマー素材ではS-SBRおよび特殊合成ゴムなどの拡大を好感、高機能材料でも、長期的な観点から、リチウムイオン二次電池(LiB)向けバインダや斜め延伸および二軸延伸の光学用フィルム、合成香料などの独自製品群の拡大が期待できると判断。

★10:29  GMOペイメントゲートウェイ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 長期投資に向く
 GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Overweight」を継続、バリュエーション水準を引き上げ、目標株価を9500円→11000円と引き上げた。
 決済代行、および決済の安定したビジネスモデルから、長期投資に向くという見方を継続。20.9期で営業利益100億円水準という予想も継続。17年10~12月期は決済処理金額が約7700億円であり、三菱UFJMS予想を上回った点もポジティブ。株価上昇カタリストは、四半期決算で、営業利益の通期会社予想に対する進ちょく率、会社予想に対する上振れ期待の醸成。

★10:34  NISSHA-いちよしが「A」へ引き上げ 過去の事務機業界の逆パターンをたどる
 NISSHA<7915.T>が反落。いちよし経済研究所では、新中計がスタートし、過去の事務機業界の逆パターンをたどるとみて、レーティングを「B」→「A」と引き上げた。フェアバリューは4000円を継続。
 今18.12期以降の業績予想を修正するものの、投資判断に影響を与え得るものではないとみて、フェアバリューは変更なし。株価調整により、レーティングを「A」に引き上げるとしたが、新たな中期経営計画の内容に対してもポジティブに受け止めているとした。
 デバイス部門の数量前提を引き上げ、今下期(7~12月)から拡大と想定。ポートフォリオ変革によるリスク低下は評価要因と考えるとした。

★10:38  ロート製薬-小安い ひかり味噌と「おみそdeふふふ 有機玄米味噌」を開発
 ロート製薬<4527.T>が小安い。同社は2月21日の大引け後に、ひかり味噌(長野県諏訪郡)と共同開発した「おみそdeふふふ 有機玄米味噌」を3月1日より、「太陽笑顔fufufu」メッセージマガジン・WEBを通じて読者限定で発売すると発表した。美と健康の情報を日常生活で手軽に実践できる商品として「fufufu DO!」シリーズと名付け、第1弾は読者の中でも人気の和食・味噌を提案するとした。


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