前場コメント No.3 IHI、セブンシーズ、九州電力、ソフトバンクテクノロジー、旭化成など
★9:02 IHI-14日ぶり反落 前期経常益を下方修正 出資先で外貨建て工事の採算悪化
IHI<7013.T>が14日ぶり反落。同社は23日、18.3期通期の連結経常利益予想を従来の390億円から210億円(前の期比4.6%減)へと引き下げると発表した。市場予想は408億円。
持ち分法適用関連会社であるジャパンマリンユナイテッドで為替相場変動により外貨建て工事の採算が悪化したほか、繰り延べ税金資産を取り崩した。
IHI<7013.T>が14日ぶり反落。同社は23日、18.3期通期の連結経常利益予想を従来の390億円から210億円(前の期比4.6%減)へと引き下げると発表した。市場予想は408億円。
持ち分法適用関連会社であるジャパンマリンユナイテッドで為替相場変動により外貨建て工事の採算が悪化したほか、繰り延べ税金資産を取り崩した。
★9:02 セブンシーズHD-買い気配 前期最終益を上方修正 投資目的の有価証券の売却で
セブンシーズホールディングス<3750.T>が買い気配。同社は23日に、18.3期通期の連結純損益予想を従来の0.5億円の黒字から4.5億円の黒字(前の期は4.6億円の赤字)へと引き上げると発表した。
不動産保有会社を対象とした投資目的の有価証券が4Qに売却できた。また、18.3期4Qの連結決算において、負ののれん発生益1億4800万円を特別利益として計上する見込みとなったことにより、前回予想を上回る見込みとなった。
セブンシーズホールディングス<3750.T>が買い気配。同社は23日に、18.3期通期の連結純損益予想を従来の0.5億円の黒字から4.5億円の黒字(前の期は4.6億円の赤字)へと引き上げると発表した。
不動産保有会社を対象とした投資目的の有価証券が4Qに売却できた。また、18.3期4Qの連結決算において、負ののれん発生益1億4800万円を特別利益として計上する見込みとなったことにより、前回予想を上回る見込みとなった。
★9:02 九州電力-大和が「2」へ引き上げ 「回復状態」が到来することを想定
九州電力<9508.T>が4日続伸。大和証券では、投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価を1110円→1410円と引き上げた。
2018年度に原発4基が稼働し、2020年度に年間配当が50円/株とされて「回復状態」が到来することを大和は想定。それゆえ、今後1年程度の目標株価を1410円と設定し、足元の株価には割安感があると判断。また、今後1年程度はセクター全体において原発関連でポジティブなニュースフローが続くことによって潜在的原発依存度の高い地域電力会社への増配期待が高まると見込む中で、セクター内で相対的にアウトパフォームすることが期待される。
2018年度経常利益は前年度比57%増の1100億円を予想。玄海原発3・4号機の再稼働を増益要因と見込むもの。他方、費用増加や販売電力量の維持・拡大に向けた戦略的な顧客還元が増益幅を圧縮する見込み。
九州電力<9508.T>が4日続伸。大和証券では、投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価を1110円→1410円と引き上げた。
2018年度に原発4基が稼働し、2020年度に年間配当が50円/株とされて「回復状態」が到来することを大和は想定。それゆえ、今後1年程度の目標株価を1410円と設定し、足元の株価には割安感があると判断。また、今後1年程度はセクター全体において原発関連でポジティブなニュースフローが続くことによって潜在的原発依存度の高い地域電力会社への増配期待が高まると見込む中で、セクター内で相対的にアウトパフォームすることが期待される。
2018年度経常利益は前年度比57%増の1100億円を予想。玄海原発3・4号機の再稼働を増益要因と見込むもの。他方、費用増加や販売電力量の維持・拡大に向けた戦略的な顧客還元が増益幅を圧縮する見込み。
★9:03 ソフトバンクテクノロジー-5日続伸 AIを活用する独自のログ分析プラットフォーム構築
ソフトバンク・テクノロジー<4726.T>が5日続伸。同社は4月23日大引け後に、セキュリティ脅威検知のAIモデルを開発し、独自のログ分析プラットフォームを構築したと発表した。
ログ分析プラットフォームは、5月から自社SOC(Security Operation Center:セキュリティ監視センター)へ導入し、顧客のセキュリティシステムを24時間365日運用・監視するサービス「マネージド・セキュリティ・サービス(Managed Security Service、以下MSS)」にて利用を開始する。ログ分析プラットフォームは Microsoft Azure上で構築されており、データ容量や分析処理の増加にも柔軟にスケールでき、監視対象追加などの顧客要望に迅速な対応が可能とした。
ソフトバンク・テクノロジー<4726.T>が5日続伸。同社は4月23日大引け後に、セキュリティ脅威検知のAIモデルを開発し、独自のログ分析プラットフォームを構築したと発表した。
ログ分析プラットフォームは、5月から自社SOC(Security Operation Center:セキュリティ監視センター)へ導入し、顧客のセキュリティシステムを24時間365日運用・監視するサービス「マネージド・セキュリティ・サービス(Managed Security Service、以下MSS)」にて利用を開始する。ログ分析プラットフォームは Microsoft Azure上で構築されており、データ容量や分析処理の増加にも柔軟にスケールでき、監視対象追加などの顧客要望に迅速な対応が可能とした。
★9:03 旭化成-底堅い 前期配当積み増しへ 営業利益は計画上回る
旭化成<3407.T>が底堅い。24日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の年間配当が従来予想の28円から積み増す公算が大きいと報じられた。
数円から10円程度、上積みする余地があるという。連結営業利益は前の期比2割超増え、会社予想(22%増の1950億円)を若干上回ったとみられる。市場予想は1983億円。石油化学製品の採算改善が貢献したほか電池材料なども好調だったとされる。19.3期の連結営業利益は前期並みとなる可能性が大きいとした。
旭化成<3407.T>が底堅い。24日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の年間配当が従来予想の28円から積み増す公算が大きいと報じられた。
数円から10円程度、上積みする余地があるという。連結営業利益は前の期比2割超増え、会社予想(22%増の1950億円)を若干上回ったとみられる。市場予想は1983億円。石油化学製品の採算改善が貢献したほか電池材料なども好調だったとされる。19.3期の連結営業利益は前期並みとなる可能性が大きいとした。
★9:03 HEROZ-3日目も買い気配/マザーズ上場 寄り前4万2000円強
20日に新規上場したHEROZ<4382.T>は3日目も買い気配で始まった。公開価格の5.3倍となる2万3810円で、差し引き約12万株の買い越し。直前の寄り前気配は4万2000円強だった。
同社は20日に東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きのうから約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。
20日に新規上場したHEROZ<4382.T>は3日目も買い気配で始まった。公開価格の5.3倍となる2万3810円で、差し引き約12万株の買い越し。直前の寄り前気配は4万2000円強だった。
同社は20日に東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きのうから約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。
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