前場コメント No.8 京阪HD、東京建物、HUG、北陸電力、ヤマハなど

2018/04/24(火) 11:31
★9:16  京阪HD-反発 東京に2019年1月「ホテル京阪 四谷」をオープン
 京阪ホールディングス<9045.T>が反発。同社は4月23日大引け後に、傘下のホテル京阪(大阪市)が、東京都新宿区に「(仮称)ホテル京阪 四谷」を2019年1月にオープンすると発表した。現在「三井ガーデンホテル四谷」として営業中のホテルについて、引き継いで運営に当たるもの。

★9:19  東京建物-JPモルガンが新規「UW」 目先のカタリストは限定的か
 東京建物<8804.T>が続落。JPモルガン証券では、目先のカタリストは限定的と判断。投資判断「Underweight」、目標株価1600円として、新規カバレッジを開始した。
 目先3~4年のレンジで賃貸利益やNAVの積み上がりは進みにくいと見る一方、株価出遅れ感は相対的に乏しい。目標株価は現状株価を上回るが、セクター内相対評価を行うため「Underweight」とした。
 これまで八重洲・京橋エリアなどでの再開発推進や種地・種ビルの取得を継続実施、賃料増額改定も順調に進捗してきた。今後の開発パイプラインは八重洲や日本橋に有するが、収益へ貢献するのは2020年代以降となる見込み。開発に関わる利益貢献期待が高まるほか、「第三の柱」事業の利益ビジビリティが高まれば、株価アップサイドは拡大する見込み。

★9:19  ハーツユナイテッド-もみ合い 経産省に中小企業のセキュリティリスク調査レポートを提供
 ハーツユナイテッドグループ<3676.T>がもみ合い。同社は4月23日、子会社でシステムテストサービスを提供するデジタルハーツが、経済産業省の「イノベーション経営の実現に関する調査研究」において、中小企業におけるセキュリティリスクの実態調査を担当し、同調査結果のレポートを経産省に提供したと発表した。調査対象は業種や従業員数を勘案せず、無作為に選定した中小企業。

★9:20  北陸電力-大和が目標株価引き下げ 料金上昇による収益改善を織り込み済み
 北陸電力<9505.T>が変わらずを挟んで4日続伸。大和証券では、無配で株価下落も、料金上昇による収益改善を直近の株価は織り込み済みと判断。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は1150円→1040円と引き下げた。
 志賀原発の再稼働時期を引き続き見通すことができない中で、足元の株価は値上げによる収益性改善を織り込みつつあり、おおむね妥当な水準。また、今後1年程度は、セクター全体において原発関連でポジティブなニュースフローが続くことによって潜在的原発依存度の高い地域電力会社への増配期待が高まると見込む中で、セクター内で相対的にアウトパフォームすることは期待し難い。
 2016年度の期末配当を10円/株に減額し、2017年度の年間配当を無配としたことで、株価は2017年1月から1年超にわたって下落基調で推移してきた。しかし、2018年3月以降は、4月からの電気料金値上げに伴う収益性改善への期待が高まり、株価は回復基調で推移してきたと指摘。

★9:25  ヤマハ-MSMUFGが「OW」へ引き上げ 楽器増益率のさらなる良化を織り込む
 ヤマハ<7951.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、新製品の市場浸透の進ちょくによる楽器増益率のさらなる良化を織り込むとコメント。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を4400円→5900円と引き上げた。
 MSMUFGでは、欧米楽器店への聞き取り調査を実施。電子楽器新製品が前回以上に流通に浸透したことを確認。18年度増収増益コンビクションがより高まったと判断。
 (1)電子楽器新製品の市場浸透の進ちょく、および海外限定高価格帯モデルの潜在的寄与により、楽器事業収益率が過去の株価アウトパフォーム時の水準を上回る想定、(2)中長期的に、楽器販売網のEコマース導入(Click and Mortar型)の拡大が、楽器事業の増収モメンタム回復に貢献、(3)新工場の操業開始による、電子楽器のさらなるトップライン成長と原価率良化に寄与するの3点から、投資判断を「OW」に引き上げるとした。


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