積水化学-続伸 住宅向けフィルム型リチウムイオン電池の生産能力増強
積水化学<4204.T>が続伸。同社は23日に、子会社のエナックス中部事業所(愛知県常滑市)において、約40億円を投じ、住宅向けを中心としたフィルム型リチウムイオン電池(以下、フィルム型LiB)単電池の建屋・生産設備を増設して、生産能力を増強すると発表した。
この生産設備の稼動は2019年度下期を予定しており、稼動後のフィルム型LiBの生産能力は、約1万棟分になるという。今回決定した住宅向けフィルム型LiB単電池の生産ライン増設とあわせて、京セラ<6971.T>との連携により、住宅用蓄電システムの製品バリエーションの拡大を検討するとともに、新築向けだけでなく、2019年以降FIT適用が終了するPV搭載邸の顧客に向けた拡販も進め、拡大が予想される住宅向け蓄電池需要の獲得を図るとしている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ