前場コメント No.14 都築電気、久光製薬、永大産業、京セラ、アステラス製薬など

2018/04/24(火) 11:31
★10:36  都築電気-4日続伸 麻生情報システムの「健康管理支援システム」提供開始
 都築電気<8157.T>が4日続伸。同社は24日に、麻生情報システム(福岡県福岡市)製品である「健康管理支援システム」の提供を開始すると発表した。このシステムの提供により、「健康経営」を推進する顧客の健康管理業務の軽減とその社員・職員の健康リスク予防の手伝いを行うとしている。

★10:41  久光製薬-みずほが目標株価引き上げ 当面の注目点は新製品の販売提携など
 久光製薬<4530.T>が反発。みずほ証券では、当面の注目点は中国でのサロンパスブランドの浸透と、新製品の販売提携とコメント。投資判断「アンダーパフォーム」を継続も、目標株価は5100円→5300円と引き上げた。
 今19.2期会社予想を踏まえて、みずほ予想を若干減額したものの、大きな変更はなし。業績の本格回復は、米国で開発中のATS(注意欠陥・多動性障害)とHP-3070(統合失調症)の利益寄与が本格化する22.3期以降と予想。
 注目点は(1)サロンパスの海外展開、(2)医療用新製品(HP-3070など)の販売提携。サロンパスは米国でシェア35%のトップブランドを確立したが、今後直販に乗り出す中国展開が注目される。中国では生薬を用いる貼付剤が主流だが、年商300億円の大型品もあり、サロンパスブランドの世界戦略上、重要な市場になると指摘。

★10:42  モリタHD-もみ合い 「NEW環境展」に出展 プレス式塵芥収集車小型ワイド車など展示
 モリタホールディングス<6455.T>がもみ合い。同社は4月23日大引け後に、傘下のモリタエコノス(兵庫県三田市)が5月22日~25日に東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催の「2018NEW環境展」に出展すると発表した。ごみ収集の効率化と、安全性の改善・負担軽減を目指した「プレス式塵芥収集車 プレスマスター PA7型 小型ワイド車」や、腰部サポートウェア「ラクニエ」を展示する。

★10:44  永大産業-大幅に3日続落 前期営業益を下方修正 原材料高騰や競争激化で
 永大産業<7822.T>が大幅に3日続落。同社は23日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の27.0億円から21.7億円(前の期比12.0%減)へと引き下げると発表した。原材料価格の高騰や企業間の販売競争の激化が響いた。

★10:50  京セラ-野村が目標株価引き下げ 大型設備投資の精査が注目点
 京セラ<6971.T>が3日ぶり反発。野村証券では、不採算事業の構造改革成果、大型設備投資の精査が注目点とコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は7500円→7000円と引き下げた。
 為替前提を変更(1ドル111→106円、1ユーロ135→131円)したことを主因に、業績予想を修正。今19.3期に同社は久々の大型設備投資(1100億円を野村では予想)に踏み切ると見られる。前回、大型設備投資を敢行したのは06.3期。同社の設備投資は景気サイクルに連動する傾向がある。今後、投資案件の確認、大型設備投資から得られる期待リターンを精査していきたいとコメント。車載関連の設備投資が大きい場合、中期利益の成長見通しにつながるため、ポジティブ視できるとした。

★10:53  アステラス製薬-3日ぶり反発 FLT3/AXL阻害剤ギルテリチニブについて国内製造販売承認申請
 アステラス製薬<4503.T>が3日ぶり反発。同社は24日10時に、FLT3/AXL阻害剤ギルテリチニブフマル酸塩(以下、ギルテリチニブ)について、成人の再発/難治性FLT3遺伝子変異陽性急性骨髄性白血病の治療薬として、日本で製造販売承認申請を行ったと発表した。
 がん細胞の増殖に関与する受容体型チロシンキナーゼであるFLT3およびAXLを阻害するギルテリチニブは、AML患者の約1/3で認められる活性化変異とチロシンキナーゼドメイン変異FLT3をともに抑制するという。なお、ギルテリチニブは2015年10月に先駆け審査指定制度の対象品目に指定されており、日本での製造販売承認申請が世界で初めての申請となるとしている。


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