後場コメント No.5 オリエンタルランド、三菱電機、日立造船、日華化学、電通など

2018/04/27(金) 15:00
★13:27  オリエンタルランド-BofAMLが目標株価引き上げ 控えめなガイダンスは例年通り
 オリエンタルランド<4661.T>が反発。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、控えめなガイダンスは例年通りとコメント。投資評価「買い」を継続、目標株価を13500円→13800円と引き上げた。
 新年度は、パーク内EC販売開始による商品売上増加の効果にも期待。持ち運び/持ち帰りの不便解消で買い上げ点数が上昇し、売上増に大きく貢献すると予想。待ち時間の有効活用、ショップの混雑緩和に伴うビジター満足度の向上、会社にとっては機会損失の削減、さらに店頭作業効率の改善・省人化など期待できる効果が多いとした。35周年イベントの繁忙期に売上機会を最大化する有効な施策と注目。
 「買い」の論点は、(1)19.3期~21.3期は周年イベントとアトラクション開設が相次ぎ良好な業績モメンタムが続く、(2)22.3期からはキャパシティ増に直結する大規模な面積拡張プランが始動、(3)パークのバリューアップによってチケット値上げ環境が整う、(4)自社株買いによるROE改善余力が大きいの4点。

★13:31  三菱電機-後場下げ幅拡大 今期営業益3150億円見込む 市場コンセンサス下回る
 三菱電機<6503.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日13時15分に、19.3期通期の連結営業利益予想を3150億円と発表した。19.3期1Qから国際会計基準(IFRS)を任意適用する予定であることから、前期比較はできない。なお、市場コンセンサスは3689億円となっている。
 成長けん引事業を中心としたグローバル展開を従来以上に推進するとともに、各事業における収益性改善・強化、全社横断的な経営改善施策に継続的に取り組むとしている。前提為替レートは、1米ドル100円、1ユーロ125円としている。
 併せて発表した、18.3期通期の連結営業利益は3186億円(前の期比18.0%増)だった。重電システム部門、産業メカトロニクス部門および電子デバイス部門の増益などが寄与した。市場コンセンサスは3337億円。

★13:32  日立造船-反発 中国・成都市向けごみ焼却発電プラントが竣工
 日立造船<7004.T>が反発。同社は4月27日、中国の成都市興蓉再生能源(成都市)から2014年に受注したごみ焼却発電プラントの設備工事を完了し、施設を引き渡したと発表した。ストーカ式焼却炉2400トン/日(600トン/日×4炉)、発電出力5万kW。

★13:35  初値決定-エヌリンクスは2.1倍の3780円
 きょう東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場したエヌリンクス<6578.T>の初値は、公開価格1810円の2.09倍となる3780円で付いた。初値出来高は26万4400株で、売買代金は約10億円。公開株式数に対する売却率は56.4%だった。

★13:37  日華化学-後場マイナス転換 1Q営業益14%減 化粧品事業の減益で
 日華化学<4463.T>が後場マイナス転換。同社は27日13時に、18.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は4.1億円(前年同期比13.8%減)だったと発表した。化粧品事業が、国内サロン向け化粧品事業の将来に向けた新たな投資案件や工場のメンテナンスなどが発生したことにより、減益となったことが響いた。上期の会社計画8.0億円に対する進ちょくは51.3%となっている。

★13:38  電通-反発 チリの大手デジタルエージェンシー「ホワイトラベル」の全株式取得へ
 電通<4324.T>が3日ぶり反発。同社は4月27日、海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて、チリの大手デジタルエージェンシーであるホワイトラベル社(サンティアゴ市)の全株式を取得と発表した。
 株式取得後、電通ではホワイトラベル社をグループのグローバルネットワーク・ブランドの 1つで、デジタルパフォーマンス領域に強みを持つ iProspect(アイプロスペクト、本拠地:英国ロンドン市)のチリ拠点とし、ブランド呼称を「iProspect Chile」へと変更するとした。


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