後場コメント No.7 日本ガイシ、トヨタ紡織、エコモット、寺岡製作所、パソナGなど

2018/04/27(金) 15:00
★14:00  日本ガイシ-後場上げ幅拡大 今期10%営業増益見込む 前期は11%増益着地
 日本ガイシ<5333.T>が後場上げ幅拡大。同社は27日13時40分に、19.3期通期の連結営業利益予想を770億円(前期比10.0%増)と発表した。なお、市場コンセンサスは776億円となっている。
 自動車関連製品や半導体製造装置用製品の需要増加により増収を見込む。需要増に対するインプット強化により減価償却費・研究開発費が増加するものの、増収効果などにより増益を見込むとしている。前提為替レートは1米ドル105円、1ユーロ125円。
 併せて発表した、18.3期通期の連結営業利益は700億円(前の期比10.8%増)だった。売上高の増加や為替円安などが寄与した。

★14:04  東京ガス-一時プラス浮上 上限800万株・200億円の自己株取得枠を設定
 東京ガス<9531.T>が一時プラス浮上。同社は4月27日14時に、決算と併せて、上限800万株・200億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 株主配分方針にもとづき、株主還元を機動的に行うため。取得期間は5月2日~2019年3月31日。上限株数を取得した場合の発行済み株式総数に対する割合は1.7%。

★14:08  イントランスなど-カジノ関連の一角がしっかり 政府が法案を閣議決定で
 イントランス<3237.T>が、山九<9065.T>、上組<9364.T>など、カジノ関連銘柄の一角がしっかり。政府が4月27日朝、カジノ法案を閣議決定したことが手がかり。全国3カ所、入場料6000円とされる。上記3銘柄をはじめ、候補地に土地を有する会社に物色の矛先が向かっているもよう。

★14:09  トヨタ紡織-後場下げ幅拡大 今期営業益13%減見込む 前期は1%減益着地
 トヨタ紡織<3116.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日14時に、19.3期通期の連結営業利益予想を620億円(前期比12.9%減)と発表した。前提為替レートは1米ドル105円、1ユーロ130円などとしている。市場コンセンサスは730億円となっている。
 また、18.3期通期の連結営業利益は712億円(前の期比1.0%減)だった。増産の影響や合理化などの増益要因はあったが、諸経費の増加が響いた。
 併せて、18.3期の期末配当予想を25円→29円(前期比29円)に引き上げると発表した。年間配当は50円→54円(前期は50円)となる。

★14:13  エコモット-4日続伸 LTE通信搭載のドラレコ映像ストリーミング配信を開発
 エコモット<3987.SP>が4日続伸。同社は4月27日午前、クリューシステムズ(東京都千代田区)と、業界初となる、LTE通信搭載のドライブレコーダー映像ストリーミング配信を開発したと発表した。5月9日~11日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第7回 IoT/M2M展(春)」に参考出展する。

★14:14  寺岡製作所-後場マイナス転換 今期34%営業減益見込む 前期は27%増益着地
 寺岡製作所<4987.T>が後場マイナス転換。同社は27日14時に、19.3期通期の連結営業利益予想を8.7億円(前期比34.0%減)と発表した。売上高は一定程度の伸長を見込めるものの、原材料および燃料価格の上昇、製造部門および研究開発部門の設備投資に伴う減価償却費用の増加、ならびに輸送費の増加などが響く。
 併せて発表した、18.3期通期の連結営業利益は13.2億円(前の期比27.1%増)だった。現場力の強化に主眼を置いた人材育成への取り組み、品質保証体制の強化、技術のたな卸しを通じた技術基盤の底上げ、新製品開発体制の強化、生産性改善などによる原価低減活動の継続、積極的な新規顧客開拓に注力したことなどが奏功した。

★14:22  パソナG-続落 AI insideと販売パートナーシップ契約
 パソナグループ<2168.T>が続落。同社は4月27日14時に、傘下のパソナ(東京都千代田区)が、AI inside(東京都渋谷区)と販売パートナーシップ契約を締結すると発表した。企業の「働き方改革」支援に向けたデジタル・トランスフォーメーション(DX)と、ビジネス・プロセス・リエンジニアリング(BPR)の分野で5月1日より協業する。


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