後場コメント No.3 りそな、アイケイケイ、みずほ、ゆうちょ銀行、日立造船など
★13:04 りそなＨＤ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 関西みらいＦＧとのシナジー効果に期待
りそなホールディングス<8308.T>が6日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は640円→7000円と引き上げた。
資金利益ビジネスでは、コーポレートおよびコンシューマ部門では金利競争が継続しているが、前年比の低下幅は前18.3期に着実に縮小している。また、現中期計画におけるオムニ戦略に沿って、短期業績は計画対比で堅調に進ちょく。
さらなる株価のアップサイドを期待するには、りそなＨＤの中間持ち株会社である関西みらいＦＧとのシナジー効果が想定以上のスピードで進ちょくすることにより、自己資本比率の回復、そして利益水準の目線が引き上がる必要があると指摘。
りそなホールディングス<8308.T>が6日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は640円→7000円と引き上げた。
資金利益ビジネスでは、コーポレートおよびコンシューマ部門では金利競争が継続しているが、前年比の低下幅は前18.3期に着実に縮小している。また、現中期計画におけるオムニ戦略に沿って、短期業績は計画対比で堅調に進ちょく。
さらなる株価のアップサイドを期待するには、りそなＨＤの中間持ち株会社である関西みらいＦＧとのシナジー効果が想定以上のスピードで進ちょくすることにより、自己資本比率の回復、そして利益水準の目線が引き上がる必要があると指摘。
★13:08 アイケイケイ－反発 神戸・ポートアイランドに出店 公募で事業者に決定
アイ・ケイ・ケイ<2198.T>が反発。同社は6月22日前場引け後に、神戸市のポートアイランドに位置する「ポーアイしおさい公園」に出店すると発表した。公園内用地における飲食店事業者公募に対し、出店応募を行った結果、事業者に決定したもの。
アイ・ケイ・ケイ<2198.T>が反発。同社は6月22日前場引け後に、神戸市のポートアイランドに位置する「ポーアイしおさい公園」に出店すると発表した。公園内用地における飲食店事業者公募に対し、出店応募を行った結果、事業者に決定したもの。
★13:12 三井住友トラスト－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 手数料収益の伸びを注視
三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は4600円→5000円と引き上げた。
（1）外貨のB/S構造の改善、（2）国内調達利回り低下により利ざやが底打ちしつつあること、（3）与信ビジネスの改善などの好材料は、おおむね株価に織り込み済みと考えられる。同社株に強気になるためには、同社が注力する手数料収益成長の加速を確認する必要があるとの見方を維持。手数料収益の伸びは、個人・法人におけるアセット・マネジメント事業のAUM拡大が大きなドライバーになるが、今期以降は前期のように時価要因によるAUM拡大が期待し難い中、手数料収益の伸びが加速していくかは注視が必要とした。
三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は4600円→5000円と引き上げた。
（1）外貨のB/S構造の改善、（2）国内調達利回り低下により利ざやが底打ちしつつあること、（3）与信ビジネスの改善などの好材料は、おおむね株価に織り込み済みと考えられる。同社株に強気になるためには、同社が注力する手数料収益成長の加速を確認する必要があるとの見方を維持。手数料収益の伸びは、個人・法人におけるアセット・マネジメント事業のAUM拡大が大きなドライバーになるが、今期以降は前期のように時価要因によるAUM拡大が期待し難い中、手数料収益の伸びが加速していくかは注視が必要とした。
★13:16 みずほ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ 短期的な悪材料はおおむね株価に織り込み済み
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が7日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は210円→200円と引き下げた。
短期的な悪材料はおおむね株価に織り込み済みとみられるが、「EW」を継続する理由は3点。（1）業績面でポジティブ・カタリストに欠ける：粗利改革の具体的なエグゼキューションの蓋然性が低く、ボトム利益が株式関係損益（ETF含む）や与信費用の水準に依存する構造が続く。（2）政策保有株式などキャピタルゲイン水準の維持はこれまでよりは難しくなる可能性：同社はメガバンクの中でもいち早く、政策保有株錯塩に取り組んでいる。よって、現在のキャピタルゲインの水準維持は今後、徐々に難しくなると想定。（3）コストの絶対額、経費率の引き下げは再来期以降との見方。
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が7日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は210円→200円と引き下げた。
短期的な悪材料はおおむね株価に織り込み済みとみられるが、「EW」を継続する理由は3点。（1）業績面でポジティブ・カタリストに欠ける：粗利改革の具体的なエグゼキューションの蓋然性が低く、ボトム利益が株式関係損益（ETF含む）や与信費用の水準に依存する構造が続く。（2）政策保有株式などキャピタルゲイン水準の維持はこれまでよりは難しくなる可能性：同社はメガバンクの中でもいち早く、政策保有株錯塩に取り組んでいる。よって、現在のキャピタルゲインの水準維持は今後、徐々に難しくなると想定。（3）コストの絶対額、経費率の引き下げは再来期以降との見方。
★13:20 ゆうちょ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ 配当銘柄としての側面がより強くなる
ゆうちょ銀行<7182.T>が続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は1490円→1390円と引き下げた。
決算のネガティブサプライズは株価に織り込まれ、配当利回り株としての評価が株価を下支えすると考えられる。
新中計では、国債と投信配当などの資金収支下落を戦略投資領域の資金収支、役務収入増加で相殺できない計画を提示している。理論的に同社が有する含み益（18.3期末：3.8兆円）を実現させることで、安定的なボトムラインを実現させることは十分に可能だと考えられるが、国内金利上昇が短期的に見込めない中で、厳しく環境認識を設定した結果、今後3年間の利益目線は厳しい水準に設定した一方、配当額年間50円確保に対して強いコミットを示したと理解。結果、同社は配当銘柄としての側面がより強くなると指摘した。
ゆうちょ銀行<7182.T>が続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は1490円→1390円と引き下げた。
決算のネガティブサプライズは株価に織り込まれ、配当利回り株としての評価が株価を下支えすると考えられる。
新中計では、国債と投信配当などの資金収支下落を戦略投資領域の資金収支、役務収入増加で相殺できない計画を提示している。理論的に同社が有する含み益（18.3期末：3.8兆円）を実現させることで、安定的なボトムラインを実現させることは十分に可能だと考えられるが、国内金利上昇が短期的に見込めない中で、厳しく環境認識を設定した結果、今後3年間の利益目線は厳しい水準に設定した一方、配当額年間50円確保に対して強いコミットを示したと理解。結果、同社は配当銘柄としての側面がより強くなると指摘した。
★13:22 日立造船－底堅い 医薬・再生医療向け滅菌装置販売
日立造船<7004.T>が底堅い。同社は22日、電子線滅菌・除染パスボックスを開発し、医薬・再生医療分野を対象に販売すると発表した。
同装置はシャーレなどの培養器具に上下から電子線を照射することにより滅菌・除染する。低出力で小型の電子線発生装置により、省スペースで高効率な滅菌・除染が可能となる。また、薬剤や水を使用しないドライ方式のため、環境負荷が少なく、薬剤の残留リスクもないとしている。今後の業績拡大への期待から、株価は底堅い推移を見せている。
日立造船<7004.T>が底堅い。同社は22日、電子線滅菌・除染パスボックスを開発し、医薬・再生医療分野を対象に販売すると発表した。
同装置はシャーレなどの培養器具に上下から電子線を照射することにより滅菌・除染する。低出力で小型の電子線発生装置により、省スペースで高効率な滅菌・除染が可能となる。また、薬剤や水を使用しないドライ方式のため、環境負荷が少なく、薬剤の残留リスクもないとしている。今後の業績拡大への期待から、株価は底堅い推移を見せている。
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