後場コメント No1 ＪＡＬ、昭文社、住友商事、キヤノンＭＪ、第一生命など
★12：30 ＪＡＬ－ドイツ証が「Buy」継続 キャッシュを生成する航空会社
日本航空<9201.T>が反発。ドイツ証券では、キャッシュを生成する航空会社として注目。レーティング「Buy」、目標株価6237円を継続した。
同社はアジアでは数少ないプラスのネットキャッシュポジションを確保している航空会社の1つで、今後2年間、安定したプラスのフリーキャッシュフローの継続を予想。また、さらなる増配の可能性もあると推測。経営陣が発表した2014年中期経営計画ローリングプランに盛り込まれている利益予想は保守的とみられるとし、良好なコスト動向や増収を背景に、今15.3期に利益は回復すると予想した。10月の日経平均の構成銘柄入れ替えで同社が採用される可能性はプラス要因。PBRおよびEV/EBITDAから見たバリュエーションはアジアの同業他社を大幅に下回っていると指摘した。
日本航空<9201.T>が反発。ドイツ証券では、キャッシュを生成する航空会社として注目。レーティング「Buy」、目標株価6237円を継続した。
同社はアジアでは数少ないプラスのネットキャッシュポジションを確保している航空会社の1つで、今後2年間、安定したプラスのフリーキャッシュフローの継続を予想。また、さらなる増配の可能性もあると推測。経営陣が発表した2014年中期経営計画ローリングプランに盛り込まれている利益予想は保守的とみられるとし、良好なコスト動向や増収を背景に、今15.3期に利益は回復すると予想した。10月の日経平均の構成銘柄入れ替えで同社が採用される可能性はプラス要因。PBRおよびEV/EBITDAから見たバリュエーションはアジアの同業他社を大幅に下回っていると指摘した。
★12：43 昭文社－3日続伸 セブン-イレブンの「セブン旅マップ」サービスを25日に開始
昭文社<9475.T>が3日続伸。同社は4月23日、1枚100円（税込み）の観光マップ「セブン旅マップ」を、セブン-イレブン店舗に設置されているマルチコピー機でプリントアウトできるサービスを、25日から開始すると発表。株価はこれを材料視した買いも入り、しっかり。
観光マップには観光スポットや見どころコメント、おすすめの写真撮影スポットなどを掲載。スマホアプリとの連携により、全国のお得な割引＆特典クーポンを利用することもできる。今後、対象地区の拡大（43地区→年内に178地区まで拡大の予定）や、「車椅子や杖利用者」「赤ちゃん連れ」「訪日外国人」「緊急避難情報」など、地図を使う利用者ごとに情報を編集・表現したバリエーションも拡大する方針。
昭文社<9475.T>が3日続伸。同社は4月23日、1枚100円（税込み）の観光マップ「セブン旅マップ」を、セブン-イレブン店舗に設置されているマルチコピー機でプリントアウトできるサービスを、25日から開始すると発表。株価はこれを材料視した買いも入り、しっかり。
観光マップには観光スポットや見どころコメント、おすすめの写真撮影スポットなどを掲載。スマホアプリとの連携により、全国のお得な割引＆特典クーポンを利用することもできる。今後、対象地区の拡大（43地区→年内に178地区まで拡大の予定）や、「車椅子や杖利用者」「赤ちゃん連れ」「訪日外国人」「緊急避難情報」など、地図を使う利用者ごとに情報を編集・表現したバリエーションも拡大する方針。
★12：47 住友商事－3日ぶり反発 世界初となる長尺レール輸送船の新造整備を開始 8月に竣工
住友商事<8053.T>が3日ぶりに反発。同社は4月23日、新日鉄住金<5401.T>が八幡製鉄所（北九州市）において製造する150メートルの鉄道用レールの輸送を目的に、世界初となる長尺レール輸送船の新造整備を開始したと発表した。
同船は、全長が約190メートル、積載重量が2万3000トン。155メートルのホールド（船倉）および3基のクレーンを装備する世界初の船であり、多種多様な船型に強みを持つ「新来島どっく」にて建造され、8月に竣工する予定。
住友商事<8053.T>が3日ぶりに反発。同社は4月23日、新日鉄住金<5401.T>が八幡製鉄所（北九州市）において製造する150メートルの鉄道用レールの輸送を目的に、世界初となる長尺レール輸送船の新造整備を開始したと発表した。
同船は、全長が約190メートル、積載重量が2万3000トン。155メートルのホールド（船倉）および3基のクレーンを装備する世界初の船であり、多種多様な船型に強みを持つ「新来島どっく」にて建造され、8月に竣工する予定。
★12：55 キヤノンＭＪ－バークレイズが目標株価引き上げ 1Qは駆け込み需要と実需回復で大幅増益
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が3日ぶりに急反発。バークレイズ証券では、1Qは駆け込み需要と実需回復で大幅増益とコメント。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を1450円→1650円と引き上げた。
会社の通期業績予想は、駆け込み需要の反動減などの影響を見極めたいとして、今回変更なし（上期は従来から発表なし）。これに対し、バークレイズでは業績予想を見直し。2Qは駆け込み需要の反動減が想定されるものの、下期はビジネスソリューション、ITソリューションでの堅調な推移が続くと予想。2014年度の営業利益予想は従来190億円を220億円に、目標株価も1650円に引き上げた。
ただし、株価は収益水準の切り上がりに基づく自律反発の域を越えるには至らないと指摘。株価がPBR1倍割れの水準から脱するには、同社が中期経営計画で掲げる成長シナリオ（サービス創造企業への転換）の実現が必要となると思われるとした。
キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が3日ぶりに急反発。バークレイズ証券では、1Qは駆け込み需要と実需回復で大幅増益とコメント。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価を1450円→1650円と引き上げた。
会社の通期業績予想は、駆け込み需要の反動減などの影響を見極めたいとして、今回変更なし（上期は従来から発表なし）。これに対し、バークレイズでは業績予想を見直し。2Qは駆け込み需要の反動減が想定されるものの、下期はビジネスソリューション、ITソリューションでの堅調な推移が続くと予想。2014年度の営業利益予想は従来190億円を220億円に、目標株価も1650円に引き上げた。
ただし、株価は収益水準の切り上がりに基づく自律反発の域を越えるには至らないと指摘。株価がPBR1倍割れの水準から脱するには、同社が中期経営計画で掲げる成長シナリオ（サービス創造企業への転換）の実現が必要となると思われるとした。
★生命保険セクター－ドイツ証が3社の業績予想を修正 目標株価を引き下げ
ドイツ証券では、生命保険セクター3社の業績予想を修正。第一生命は利益上振れ、Ｔ＆Ｄは還元額の増加、ソニーＦＨは期初ガイダンスの増益がポジティブ視される可能性があるとの見方を示した。
金利上昇は修正BPS（EV）を、円安は修正EPSを押し上げる。米国の金利上昇は前者に、日銀のB/S拡大は後者に作用する。一方、日銀の金融緩和は前者、米国政府による日本の為替誘導の牽制は後者の急激な進行を抑制する。金利上昇と円安が緩やかな進行であっても、バリュエーションが低位にある第一生命とソニーＦＨはアウトパフォーム余地があると考えて「Buy」を継続。生保株の最大のリスクは金利低下、円高に直結するリスクオフであると指摘した。
コード 銘柄 レーティング 目標株価
------------------------------------------------------------
8750 第一生命保険 Buy 1450円→1360円
8729 ソニーＦＨ Buy 2080円→2020円
8795 Ｔ＆ＤＨＤ Hold 1940円→1800円
ドイツ証券では、生命保険セクター3社の業績予想を修正。第一生命は利益上振れ、Ｔ＆Ｄは還元額の増加、ソニーＦＨは期初ガイダンスの増益がポジティブ視される可能性があるとの見方を示した。
金利上昇は修正BPS（EV）を、円安は修正EPSを押し上げる。米国の金利上昇は前者に、日銀のB/S拡大は後者に作用する。一方、日銀の金融緩和は前者、米国政府による日本の為替誘導の牽制は後者の急激な進行を抑制する。金利上昇と円安が緩やかな進行であっても、バリュエーションが低位にある第一生命とソニーＦＨはアウトパフォーム余地があると考えて「Buy」を継続。生保株の最大のリスクは金利低下、円高に直結するリスクオフであると指摘した。
コード 銘柄 レーティング 目標株価
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8750 第一生命保険 Buy 1450円→1360円
8729 ソニーＦＨ Buy 2080円→2020円
8795 Ｔ＆ＤＨＤ Hold 1940円→1800円
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