後場コメント No2 山洋電気、GTS、フレンテ、アダストリアHD、JSRなど

2014/04/23(水) 15:00
★12:57  山洋電気-反発 今期営業益は28.6%増 海外子会社の「ミニ山洋」化促進
 山洋電気<6516.T>が反発。同社は23日11時、15.3期の実質ベース営業利益が62億円(前期比28.6%増)になりそうだと発表した。海外子会社の決算期変更の影響(3カ月間の業績)を含むと、66億円(同36.9%増)となる見込み。市場は67億円を見込む。
 海外連結子会社の「ミニ山洋電気」化を促進し、引き続き高性能・高信頼の製品の製造販売を推進する。
 前14.3期の営業利益は48億円(前の期比22.1%増)で着地した。工作機械・ロボット・半導体製造装置などの設備産業における需要回復を受け、クーリングシステム製品や産業用電気機器の売り上げが好調だった。なお、14.3期の年間配当は15円、15.3期は16円とする方針。

★13:06  GTS-後場プラス転換 今期1Qに2600万円の営業外収益を計上 補助金収入で
 ジーンテクノサイエンス<4584.T>が後場プラス転換。同社は23日前引け後、15.3期1Q(4~6月)に約2600万円の営業外収益を計上すると発表した。
 13年8月12日付プレスリリースのとおり、経済産業省の13年度「個別化医療に向けた次世代医薬品創出基盤技術開発(国際基準に適合した次世代抗体医薬等の製造技術)補助事業」に採択されたことで、補助金収入が入る。

★13:07 フレンテ-プラス浮上 「頑固あげポテト」の販売が計画比4割増と好調
 フレンテ<2226.T>が3日続伸。同社は4月23日、「頑固あげポテト 香ばし塩味」「頑固あげポテト 甘辛おこげ醤油味」について、2月の発売開始から3月末までの約2カ月間における累計出荷個数が500万袋を突破し、ブランド売上計画比140%(1.4倍)を超える勢いで販売が伸びていると発表した。
 4月発売の「スリムバック 頑固あげポテト 香ばし塩味 スティックタイプ」に続き、5月5日からは「二人前サイズ 頑固あげポテト 香ばし塩味」、「二人前サイズ 頑固あげポテト 甘辛おこげ醤油味」を発売する予定。顧客のさまざまなニーズに対応できるサイズをそろえる。さらに、5月12日より全国コンビニエンスストア先行で、新味「頑固あげポテト 焼のりわさび味」を発売する。

★13:14 アダストリアHD-続落 JINとのコラボメガネ第2弾を5月23日からTAで販売
 アダストリアホールディングス<2685.T>が続落。同社は4月23日、傘下のトリニティアーツ(東京都千代田区、TA)が展開する基幹ブランド「niko and... (ニコアンド)」において、ジェイアイエヌ<3046.T>が展開する「JINS(ジンズ)」とのコラボレーションメガネ第2弾『JINS×niko and...』を、5月23日より全国の両ブランドの店舗およびオンラインショップで発売すると発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
 第2弾のテーマは「ビーチリゾート」。今夏のトレンドであるマリンテイストを、マットブルーなどの寒色パステルカラーを取り入れて表現。人気のシースルーを感じさせる、透け感のあるマット加工で仕上げたとした。定番のオーバルタイプ・ウエリントンタイプに加えて、コーディネートのアクセントとなる、ボストンタイプ・丸形ウエリントンタイプも販売する。

★13:18 JSR-下げ幅拡大 今期も営業増益予想だが市場予想届かず S-SBRの拡販に注力
 JSR<4185.T>が下げ幅拡大。同社は23日13時、15.3期の連結営業利益が380億円(前期比5.4%増)になりそうだと発表した。市場予想の410億円には届かない見通しが示されたことで、売りが広がっている。
 主要な需要業界は回復過程に入る見通しだが、世界の地政学的リスクの高まりを警戒。溶液重合スチレン・ブタジエンゴム(S-SBR)はエコタイヤ市場の成長に伴い安定的な増加が期待できるため、本格的に稼働したタイ合弁会社の工場も活用しグローバルに拡販する計画。
 前14.3期の営業利益は361億円(前の期比2.4%増)と、従来予想(370億円)から下振れて着地した。石油化学系事業での製品市況の悪化や多角化事業での先行投資が利益圧迫要因となった。


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