後場コメント No8 ニチレイ、エンプラス、キョーリン製薬ＨＤ、日立金属、ダイビルなど
★14：20 ＪＦＥＨＤ－下げに転落 今期経常益1800億円で日経観測レンジ下限
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が下げに転落。同社は30日14時、未定だった2015年3月期の経常利益見通しを前期比3.6％増の1800億円にすると発表した。同日付「日本経済新聞・朝刊」の観測記事「1800億～1900億円程度」の下限になる。コンセンサスは1852億円程度）。
4～9月期（2Q累計）の同利益見通しは、700億円で前年同期に比べ5.9％減る。配当は前年同期と同じ20円に設定した。国内の鉄鋼需要が堅調に推移する。一方、海外は中国での慢性的な過剰供給により、市況低迷が続いており厳しい見込み。
併せて発表した4～6月期（1Q）は前年同期比1.5％減の347億円だった。商社事業で造船向け厚板の販売数量が増加したほか、主力の鉄鋼事業も販売数量が増えた。
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が下げに転落。同社は30日14時、未定だった2015年3月期の経常利益見通しを前期比3.6％増の1800億円にすると発表した。同日付「日本経済新聞・朝刊」の観測記事「1800億～1900億円程度」の下限になる。コンセンサスは1852億円程度）。
4～9月期（2Q累計）の同利益見通しは、700億円で前年同期に比べ5.9％減る。配当は前年同期と同じ20円に設定した。国内の鉄鋼需要が堅調に推移する。一方、海外は中国での慢性的な過剰供給により、市況低迷が続いており厳しい見込み。
併せて発表した4～6月期（1Q）は前年同期比1.5％減の347億円だった。商社事業で造船向け厚板の販売数量が増加したほか、主力の鉄鋼事業も販売数量が増えた。
★14：20 ニチレイ－野村が目標株価引き上げ 加工食品は良いが低温物流は厳しい
ニチレイ<2871.T>が4日ぶり反落。野村証券では、加工食品は良いが低温物流は厳しいと判断。レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は500円→560円と引き上げた。
法人税率前提を見直して業績を微修正し、ベンチマークとなるRussell/Nomura Large cap の平均PERの上昇に伴って、目標株価を引き上げ。加工食品事業は値上げの浸透と家庭用冷凍食品の市場拡大で事業環境の好転が見込まれる一方で、低温物流事業は電気代の値上げや庸車費用の高騰を価格転嫁等で吸収できず、厳しい環境となる見込み。
ニチレイ<2871.T>が4日ぶり反落。野村証券では、加工食品は良いが低温物流は厳しいと判断。レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は500円→560円と引き上げた。
法人税率前提を見直して業績を微修正し、ベンチマークとなるRussell/Nomura Large cap の平均PERの上昇に伴って、目標株価を引き上げ。加工食品事業は値上げの浸透と家庭用冷凍食品の市場拡大で事業環境の好転が見込まれる一方で、低温物流事業は電気代の値上げや庸車費用の高騰を価格転嫁等で吸収できず、厳しい環境となる見込み。
★14：21 エンプラス－後場急落 前日比18％安 1Q営業益25％減
エンプラス<6961.T>が後場急落。テレビ用レンズなどを手掛けるの同社は30日14時、15.3期1Q（4～6月）の連結営業利益が31億円（前年同期比24.6％減）だったと発表した。上期見通し（65億円）に対する進ちょく率は48％となった。成長鈍化懸念から見切り売りが広がり、一時ストップ安をつけた。
エンプラ事業が事業構造改革の遅れによりセグメント赤字となったほか、半導体機器事業やオプト事業もセグメント減益となった。
エンプラス<6961.T>が後場急落。テレビ用レンズなどを手掛けるの同社は30日14時、15.3期1Q（4～6月）の連結営業利益が31億円（前年同期比24.6％減）だったと発表した。上期見通し（65億円）に対する進ちょく率は48％となった。成長鈍化懸念から見切り売りが広がり、一時ストップ安をつけた。
エンプラ事業が事業構造改革の遅れによりセグメント赤字となったほか、半導体機器事業やオプト事業もセグメント減益となった。
★14：23 キョーリン製薬ＨＤ－野村が目標株価引き上げ 戦略的なパイプライン拡充が進む
キョーリン製薬ホールディングス<4569.T>が反落。野村証券では、戦略的なパイプライン拡充が進むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2550円→2700円と引き上げた。
4～6月期決算を踏まえて業績予想を見直し。新薬候補品の導入を反映し、今15.3期の研究開発費見通しを12億円引き上げ、今15.3期の利益予想を減額した。一方、来16.3期以降の法人減税を反映し、長期的な純利益の予想を増額した。減税影響による目標株価の増額は約200円。戦略的な新薬開発戦略の進展による業績拡大を見込み、投資判断「Buy」を継続。
キョーリン製薬ホールディングス<4569.T>が反落。野村証券では、戦略的なパイプライン拡充が進むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2550円→2700円と引き上げた。
4～6月期決算を踏まえて業績予想を見直し。新薬候補品の導入を反映し、今15.3期の研究開発費見通しを12億円引き上げ、今15.3期の利益予想を減額した。一方、来16.3期以降の法人減税を反映し、長期的な純利益の予想を増額した。減税影響による目標株価の増額は約200円。戦略的な新薬開発戦略の進展による業績拡大を見込み、投資判断「Buy」を継続。
★14：26 日立金属－野村が目標株価引き上げ 特殊鋼・軟磁性材料などの高級金属製品が好調
日立金属<5486.T>が3日ぶり反発。野村証券では、特殊鋼、軟磁性材料などの高級金属製品が好調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1740円→1910円と引き上げた。
4～6月期決算では、特殊鋼などの高級金属製品を中心に、業績好調を確認。今15.3期の通期の営業利益もQUICKコンセンサス731億円を超過する業績が期待できるとした。野村では、前14.3期から進んでいる電線材料事業の収益改善だけではなく、アモルファス金属（軟磁性材料）やターボ関連耐熱鋳鋼(ハーキュナイト)の成長性や、希土類磁石の生産効率の改善が再評価される余地は大きいと考えてきたが、これらの点が業績面でも表れ始めた決算と評価。さらに、航空機向けの特殊鋼事業の中期的な拡大が期待できる点にも注目しており、引き続き魅力的な投資対象とした。
日立金属<5486.T>が3日ぶり反発。野村証券では、特殊鋼、軟磁性材料などの高級金属製品が好調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1740円→1910円と引き上げた。
4～6月期決算では、特殊鋼などの高級金属製品を中心に、業績好調を確認。今15.3期の通期の営業利益もQUICKコンセンサス731億円を超過する業績が期待できるとした。野村では、前14.3期から進んでいる電線材料事業の収益改善だけではなく、アモルファス金属（軟磁性材料）やターボ関連耐熱鋳鋼(ハーキュナイト)の成長性や、希土類磁石の生産効率の改善が再評価される余地は大きいと考えてきたが、これらの点が業績面でも表れ始めた決算と評価。さらに、航空機向けの特殊鋼事業の中期的な拡大が期待できる点にも注目しており、引き続き魅力的な投資対象とした。
★14：30 ダイビル－野村が「Buy」継続 大阪のオフィス賃貸市場の徐々に改善
ダイビル<8806.T>が4日ぶり反落。野村証券では、大阪のオフィス賃貸市場の徐々に改善していると判断。レーティング「Buy」、目標株価1720円を継続した。
4～6月期業績は、今15.3期通期の野村予想に対して売上高が25％、営業利益が同30％、経常利益が同34％、純利益が同21％の進ちょくだったが想定通り。業績予想、目標株価とも変えず、「Buy」を継続。
ダイビル<8806.T>が4日ぶり反落。野村証券では、大阪のオフィス賃貸市場の徐々に改善していると判断。レーティング「Buy」、目標株価1720円を継続した。
4～6月期業績は、今15.3期通期の野村予想に対して売上高が25％、営業利益が同30％、経常利益が同34％、純利益が同21％の進ちょくだったが想定通り。業績予想、目標株価とも変えず、「Buy」を継続。
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