後場コメント No3 安川電機、ファナック、オークマ、バイク王、牧野フライスなど
★13：03 安川電機－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ インバーターの競争環境に懸念が残る
安川電機<6506.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、インバーターの競争環境に懸念が残るとコメント。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1220円→1300円と引き上げた。
1Q決算を受けて、業績予想を上方修正。パワコンを除くインバーターの需要が想定をやや上回ったことなどが背景。パワコンについては、現状、厳しい価格競争が続いていると指摘。インバーター（パワコン含む）は電子回路であり、ロボットなどメカニカル製品に比べ、キャッチアップされやすい。パワコンは今15.3期下期、インバーターは来16.3期にコストダウンの効いた新製品を投入予定であり、その動向を注視するとした。
安川電機<6506.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、インバーターの競争環境に懸念が残るとコメント。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1220円→1300円と引き上げた。
1Q決算を受けて、業績予想を上方修正。パワコンを除くインバーターの需要が想定をやや上回ったことなどが背景。パワコンについては、現状、厳しい価格競争が続いていると指摘。インバーター（パワコン含む）は電子回路であり、ロボットなどメカニカル製品に比べ、キャッチアップされやすい。パワコンは今15.3期下期、インバーターは来16.3期にコストダウンの効いた新製品を投入予定であり、その動向を注視するとした。
★13：06 ファナック－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ コンセンサスの切り上がりは継続へ
ファナック<6954.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、弱気なコンセンサスの切り上がりは、当面、継続する公算大と判断。投資判断「Outperform」を継続した。目標株価は23100円→21900円と引き下げた。
目標株価は今15.3期予想のEPS1,043.6円とPER21倍から算出。従来、同期間の高値平均であるPER25倍から算出していたが、来16.3期以降の業績モメンタム低下を考慮し、高安値平均とした。下期の業績はスマホ向けロボドリルの季節調整で上期比減益を予想するものの、弱気すぎるコンセンサスは今後、徐々に上方修正される可能性が高いと推察。現行株価とのかい離率が+23％であることから、株価判断「Outperform」を継続。
ファナック<6954.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、弱気なコンセンサスの切り上がりは、当面、継続する公算大と判断。投資判断「Outperform」を継続した。目標株価は23100円→21900円と引き下げた。
目標株価は今15.3期予想のEPS1,043.6円とPER21倍から算出。従来、同期間の高値平均であるPER25倍から算出していたが、来16.3期以降の業績モメンタム低下を考慮し、高安値平均とした。下期の業績はスマホ向けロボドリルの季節調整で上期比減益を予想するものの、弱気すぎるコンセンサスは今後、徐々に上方修正される可能性が高いと推察。現行株価とのかい離率が+23％であることから、株価判断「Outperform」を継続。
★13：10 オークマ－三菱ＵＦＪＭＳが「Underperform」へ引き下げ 受注モメンタム低下を考慮
オークマ<6103.T>が5日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、2Qに入り、今下期以降の受注モメンタム低下、来16.3期の減益リスクを考慮する局面と判断。投資判断を「Neutral」→「Underperform」、目標株価を840円→700円と引き下げた。
1Q営業利益は前年同期比17％増の12億円と、会社計画に対して3億円程度の進ちょく遅れとなったもようで、合理化効果の進ちょく遅れなどが背景にあると推測。合理化効果の遅延は、DS1の稼動率が想定以下であったことなどが主因。ただし、三菱ＵＦＪＭＳでは、同社が期待しているDS1での複合化工機や中大立旋盤の生産台数の上昇が限定的になると従来から想定しており、今15.3期営業利益は、会社計画145億円（IFIS コンセンサスも144 億円）を下回ると予想しているとした。
オークマ<6103.T>が5日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、2Qに入り、今下期以降の受注モメンタム低下、来16.3期の減益リスクを考慮する局面と判断。投資判断を「Neutral」→「Underperform」、目標株価を840円→700円と引き下げた。
1Q営業利益は前年同期比17％増の12億円と、会社計画に対して3億円程度の進ちょく遅れとなったもようで、合理化効果の進ちょく遅れなどが背景にあると推測。合理化効果の遅延は、DS1の稼動率が想定以下であったことなどが主因。ただし、三菱ＵＦＪＭＳでは、同社が期待しているDS1での複合化工機や中大立旋盤の生産台数の上昇が限定的になると従来から想定しており、今15.3期営業利益は、会社計画145億円（IFIS コンセンサスも144 億円）を下回ると予想しているとした。
★13：11 バイク王－後場急伸 アマゾンジャパンと新サービス オンライン予約容易に
バイク王＆カンパニー<3377.T>が後場急伸。総合オンラインストア、アマゾンジャパンは29日、同社と全国10店舗の小売販売店「バイク王ダイレクトSHOP～」から店舗指定のうえオンラインで予約を入れることができるサービスを27日から開始したと発表した。
同サービスで予約した顧客は、ダイレクトSHOPスタッフが連絡し、購入するパーツとバイクとの適合や、パーツの買い忘れのチェック、ならびにパーツの交換・取付に伴う費用などを事前に確認できるため、安心して予約できる。また、パーツは近くのバイク王ダイレクトSHOPへの配送も可能であるため、持ち込む手間がなく、大きく重量のあるパーツなども容易に購入できる。
バイク王＆カンパニー<3377.T>が後場急伸。総合オンラインストア、アマゾンジャパンは29日、同社と全国10店舗の小売販売店「バイク王ダイレクトSHOP～」から店舗指定のうえオンラインで予約を入れることができるサービスを27日から開始したと発表した。
同サービスで予約した顧客は、ダイレクトSHOPスタッフが連絡し、購入するパーツとバイクとの適合や、パーツの買い忘れのチェック、ならびにパーツの交換・取付に伴う費用などを事前に確認できるため、安心して予約できる。また、パーツは近くのバイク王ダイレクトSHOPへの配送も可能であるため、持ち込む手間がなく、大きく重量のあるパーツなども容易に購入できる。
★13：15 牧野フライス－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 16.3期の増益確度は相対的に高い
牧野フライス製作所<6135.T>が4日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来16.3期の増益確度は相対的に高いとコメント。投資判断「Outperform」を継続した。目標株価は1070円→960円と引き下げた。
最近の受注動向では、航空機向けや自動車のエンジン加工ラインなど大型案件が増加傾向にあり、納期が長期化する方向。東芝機械ほどではないが、同社もレイトシクリカル銘柄と言え、来16.3期の増益確度も相対的に高いと考えるとした。また、現行の実効税率18％が当面続くこともテクニカルに株価サポート要因となると推測。現行株価とのかい離率が+20％のため、株価判断「Outperform」を継続。
牧野フライス製作所<6135.T>が4日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来16.3期の増益確度は相対的に高いとコメント。投資判断「Outperform」を継続した。目標株価は1070円→960円と引き下げた。
最近の受注動向では、航空機向けや自動車のエンジン加工ラインなど大型案件が増加傾向にあり、納期が長期化する方向。東芝機械ほどではないが、同社もレイトシクリカル銘柄と言え、来16.3期の増益確度も相対的に高いと考えるとした。また、現行の実効税率18％が当面続くこともテクニカルに株価サポート要因となると推測。現行株価とのかい離率が+20％のため、株価判断「Outperform」を継続。
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