後場コメント No7 ＨＩＳ、パーク２４、武田、クレディセゾン、シスメックスなど
★14：14 エイチ・アイエス－上げ幅拡大 3Q累計営業益は34％増 「ドラえもん洞窟体験ツアー」など充実
エイチ・アイ・エス<9603.T>が上げ幅拡大。同社は29日14時、14.10期3Q累計（11～7月）の連結営業利益が90億円（前年同期比34.3％増）だったと発表した。大幅営業増益を好感した買いが入ったものの、通期見通し（157億円）が据え置かれたことで伸び悩んでいる。市場予想は172億円。
日本国内旅行事業では、沖縄で通常は入場できないエリアを特別に体験できる「ドラえもん洞窟体験ツアー」などのツアーを取りそろえた。海外旅行も堅調で、旅行事業の営業利益は前年同期比20.3％増となった。
ハウステンボス事業も、各種イベント開催やショッピングスポット「ヨーロピアンヴィレッジ」などを新設した効果などもあって、入場者が同14.7％増の209.6万人と伸長し、営業利益は同67.8％増えた。
エイチ・アイ・エス<9603.T>が上げ幅拡大。同社は29日14時、14.10期3Q累計（11～7月）の連結営業利益が90億円（前年同期比34.3％増）だったと発表した。大幅営業増益を好感した買いが入ったものの、通期見通し（157億円）が据え置かれたことで伸び悩んでいる。市場予想は172億円。
日本国内旅行事業では、沖縄で通常は入場できないエリアを特別に体験できる「ドラえもん洞窟体験ツアー」などのツアーを取りそろえた。海外旅行も堅調で、旅行事業の営業利益は前年同期比20.3％増となった。
ハウステンボス事業も、各種イベント開催やショッピングスポット「ヨーロピアンヴィレッジ」などを新設した効果などもあって、入場者が同14.7％増の209.6万人と伸長し、営業利益は同67.8％増えた。
★14：15 三菱自動車－野村が新規「Neutral」 16.3期は業績拡大の踊り場
三菱自動車<7211.T>が続落。野村証券では、電動化技術での強みは魅力だが、来16.3期は業績拡大の踊り場と想定。レーティング「Neutral」、目標株価1300円として新規カバレッジを開始した。
PHEV（プラグインハイブリッド車）やEV（電気自動車）を早期に商品化した技術力は魅力的で、強みを持つ東南アジアでの高収益体質も持続可能と考えるものの、来16.3期は先進国向けで目立った新商品がなく、業績拡大の踊り場となる点を考慮。17.3期投入のPHEVバージョンを含む次世代商品群が今後の成長のカギを握るとした。
三菱自動車<7211.T>が続落。野村証券では、電動化技術での強みは魅力だが、来16.3期は業績拡大の踊り場と想定。レーティング「Neutral」、目標株価1300円として新規カバレッジを開始した。
PHEV（プラグインハイブリッド車）やEV（電気自動車）を早期に商品化した技術力は魅力的で、強みを持つ東南アジアでの高収益体質も持続可能と考えるものの、来16.3期は先進国向けで目立った新商品がなく、業績拡大の踊り場となる点を考慮。17.3期投入のPHEVバージョンを含む次世代商品群が今後の成長のカギを握るとした。
★14：19 ＫＤＤＩ－野村が「Buy」継続 au WALLETの申し込み数が500万を突破
ＫＤＤＩ<9433.T>が4日ぶり反発。野村証券では、au WALLETの申し込み数が500万を突破した点に注目。レーティング「Buy」、目標株価7710円を継続した。
会社は8月28日、プリペイド型電子マネーサービスであるau WALLETの申し込み数が、申し込み開始4カ月で500万件を突破したと発表。野村では、au WALLET、ミャンマー携帯事業、海外データセンター拡張の3事業で17.3期に合計200億円の営業利益寄与を予想。携帯ARPU上昇に伴う利益増や継続的な増配に加え、新事業の中期業績への寄与を考慮すると、株価には割安感が強まっており、「Buy」レーティングを継続した。
ＫＤＤＩ<9433.T>が4日ぶり反発。野村証券では、au WALLETの申し込み数が500万を突破した点に注目。レーティング「Buy」、目標株価7710円を継続した。
会社は8月28日、プリペイド型電子マネーサービスであるau WALLETの申し込み数が、申し込み開始4カ月で500万件を突破したと発表。野村では、au WALLET、ミャンマー携帯事業、海外データセンター拡張の3事業で17.3期に合計200億円の営業利益寄与を予想。携帯ARPU上昇に伴う利益増や継続的な増配に加え、新事業の中期業績への寄与を考慮すると、株価には割安感が強まっており、「Buy」レーティングを継続した。
★14：22 パーク２４－野村が目標株価引き下げ 野村予想減額も来15.10期の投資回収に期待
パーク２４<4666.T>が6日ぶりに反発。野村証券では、野村予想下方修正も、来15.10期の投資回収に期待。レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2050円→1900円と引き下げた。
積極的な駐車場開発を進めているが、消費増税後に交通量が減少していると見られ、足もとで収益性が低下。3Q累計(11～7月)業績は前年同期比6.2％営業減益にとどまった。足もとで交通量回復の兆しは見られるが、今14.10期以降の野村予想を下方修正し、目標株価を引き下げ。カーシェアリングは車両台数の増加、利用者の増加は順調に進んでいるもよう。
パーク２４<4666.T>が6日ぶりに反発。野村証券では、野村予想下方修正も、来15.10期の投資回収に期待。レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2050円→1900円と引き下げた。
積極的な駐車場開発を進めているが、消費増税後に交通量が減少していると見られ、足もとで収益性が低下。3Q累計(11～7月)業績は前年同期比6.2％営業減益にとどまった。足もとで交通量回復の兆しは見られるが、今14.10期以降の野村予想を下方修正し、目標株価を引き下げ。カーシェアリングは車両台数の増加、利用者の増加は順調に進んでいるもよう。
★14：27 武田－堅調 アクトス錠のデータを当局に提出 ぼうこうがんとの関連性見られず
武田薬品工業<4502.T>が堅調。同社は29日（米国時間8月28日）に、米国食品医薬品局（FDA）、欧州医薬品庁（EMA）、日本の厚生労働省（MHLW）など各国の規制当局に対し、アクトス錠（一般名：ピオグリタゾン塩酸塩）などピオグリタゾン含有製剤に関して市販後に課された10年間の疫学研究の完了に伴い、そのデータを提出したと発表した。
全米で2兆円超を売りあげたアクトス錠をめぐっては、副作用でぼうこうがんになった訴える患者が7000人超いるとされる。同社によると、今回の主要解析では、ピオグリタゾン投与とぼうこうがん発生リスクとの間は関連性は認められなかったとした。
武田薬品工業<4502.T>が堅調。同社は29日（米国時間8月28日）に、米国食品医薬品局（FDA）、欧州医薬品庁（EMA）、日本の厚生労働省（MHLW）など各国の規制当局に対し、アクトス錠（一般名：ピオグリタゾン塩酸塩）などピオグリタゾン含有製剤に関して市販後に課された10年間の疫学研究の完了に伴い、そのデータを提出したと発表した。
全米で2兆円超を売りあげたアクトス錠をめぐっては、副作用でぼうこうがんになった訴える患者が7000人超いるとされる。同社によると、今回の主要解析では、ピオグリタゾン投与とぼうこうがん発生リスクとの間は関連性は認められなかったとした。
★14：29 クレディセゾン－ＪＰモルガンが新規「Underweight」 取扱高は好調だが株価は割高
クレディセゾン<8253.T>が3日ぶり反落。ＪＰモルガン証券では、取扱高は好調だが株価は割高と判断。投資判断「Underweight」、目標株価2200円として新規カバレッジを開始した。
クレジットカード業界では、ショッピングの取扱高は増加しているが、カード獲得競争は厳しく、大手企業のほうがシェア増加がし難い状況にあると指摘。クレディセゾンでは営業統計（取扱高など）は改善しているが、利益の改善の道筋は見えにくい状況とした。
クレディセゾン<8253.T>が3日ぶり反落。ＪＰモルガン証券では、取扱高は好調だが株価は割高と判断。投資判断「Underweight」、目標株価2200円として新規カバレッジを開始した。
クレジットカード業界では、ショッピングの取扱高は増加しているが、カード獲得競争は厳しく、大手企業のほうがシェア増加がし難い状況にあると指摘。クレディセゾンでは営業統計（取扱高など）は改善しているが、利益の改善の道筋は見えにくい状況とした。
★14：33 シスメックス－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 米州・中国事業の好調を織り込む
シスメックス<6869.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、米州、中国事業の好調を織り込み、業績予想を上方修正。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4000円→4500円と引き上げた。
政情不安続くタイ、大型案件反動のミャンマーなど特殊要因もあるが、AP地域の増収率の低さ、あるいは大幅営業減益はやや懸念でモメンタム改善を期待。XNシリーズの好調、試薬の増産効果で会社計画比数ポイント余裕のある原価率が大きく悪化する可能性は2Qでは低いことから、当面会社利益計画の上ぶれ傾向が継続すると考えるとした。
シスメックス<6869.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、米州、中国事業の好調を織り込み、業績予想を上方修正。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4000円→4500円と引き上げた。
政情不安続くタイ、大型案件反動のミャンマーなど特殊要因もあるが、AP地域の増収率の低さ、あるいは大幅営業減益はやや懸念でモメンタム改善を期待。XNシリーズの好調、試薬の増産効果で会社計画比数ポイント余裕のある原価率が大きく悪化する可能性は2Qでは低いことから、当面会社利益計画の上ぶれ傾向が継続すると考えるとした。
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