後場コメント No4 大日本住友製薬、シャープ、ＥＩＺＯ、ダイハツ、第一三共など
★13：09 大日本住友製薬－野村が目標株価引き下げ 成長投資をさらに積極化
大日本住友製薬<4506.T>が3日ぶり大幅反落。野村証券では、高利益成長を維持しながら、未来投資を積極化しているとコメント。レーティング「Buy」を継続した。目標株価は1700円→1600円と引き下げた。
7～9月期決算は、予想より利益が出ていなかったと指摘。会社は長期視点での利益成長性を高めるため、足もとでの戦略投資を積極化。今回の決算内容とガイダンスから会社の戦略が明確に変わり、利益成長と戦略投資のバランスが、従来より戦略投資に比重が移っているとの見方を示した。高い利益成長性は変わらないため「Buy」を継続するものの、先行投資費用分を織り込んで業績予想を減額修正した。
大日本住友製薬<4506.T>が3日ぶり大幅反落。野村証券では、高利益成長を維持しながら、未来投資を積極化しているとコメント。レーティング「Buy」を継続した。目標株価は1700円→1600円と引き下げた。
7～9月期決算は、予想より利益が出ていなかったと指摘。会社は長期視点での利益成長性を高めるため、足もとでの戦略投資を積極化。今回の決算内容とガイダンスから会社の戦略が明確に変わり、利益成長と戦略投資のバランスが、従来より戦略投資に比重が移っているとの見方を示した。高い利益成長性は変わらないため「Buy」を継続するものの、先行投資費用分を織り込んで業績予想を減額修正した。
★13：12 シャープ－堅調 通期営業益据え置き 上期は太陽電池振るわず下振れ着地
シャープ<6753.T>が堅調。同社は31日13時、15.3期上期（4～9月）の連結営業利益が292億円（前年同期比13.6％減）だったと発表した。従来予想（350億円）を下振れ着地した。通期見通しでは、売上高を従来予想の3兆円→2兆9000億円に下方修正したものの、営業益は1000億円に据え置いた。市場は営業益941億円と下振れを見込んでいる。
プロダクトビジネスにおいて国内の液晶テレビ販売減少や、国内外で太陽電池の販売が減少したことが利益を圧迫した。一方、海外の複合機は好調。デバイスビジネスも堅調に推移した。
シャープ<6753.T>が堅調。同社は31日13時、15.3期上期（4～9月）の連結営業利益が292億円（前年同期比13.6％減）だったと発表した。従来予想（350億円）を下振れ着地した。通期見通しでは、売上高を従来予想の3兆円→2兆9000億円に下方修正したものの、営業益は1000億円に据え置いた。市場は営業益941億円と下振れを見込んでいる。
プロダクトビジネスにおいて国内の液晶テレビ販売減少や、国内外で太陽電池の販売が減少したことが利益を圧迫した。一方、海外の複合機は好調。デバイスビジネスも堅調に推移した。
★13：13 ＥＩＺＯ－野村が目標株価引き下げ 特定群の今後のばん回に期待
ＥＩＺＯ<6737.T>が大幅反落。野村証券では、特定群の今後のばん回に期待とコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を3200円→2300円と引き下げた。
想定以上に低調なアミューズ用途中心に、今15.3期以降の業績予想を下方修正。2Qの全社粗利率は33％と、特定用途の伸長で前年同期(31％)比改善はしたが、アミューズ用途が大きく落ち込み、減益継続となった。来16.3期以降も縮小懸念が払しょくできない国内遊技機市場のリスクを考慮し「Neutral」継続、
今後は、（1）欧州直販化による海外市場2桁増収の継続、（2）下期～来期以降の産業向け各種大型案件の離陸、（3）手術室向けモニター分野への本格参入で、収益構造の良化を図れるかに注目とした。
ＥＩＺＯ<6737.T>が大幅反落。野村証券では、特定群の今後のばん回に期待とコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を3200円→2300円と引き下げた。
想定以上に低調なアミューズ用途中心に、今15.3期以降の業績予想を下方修正。2Qの全社粗利率は33％と、特定用途の伸長で前年同期(31％)比改善はしたが、アミューズ用途が大きく落ち込み、減益継続となった。来16.3期以降も縮小懸念が払しょくできない国内遊技機市場のリスクを考慮し「Neutral」継続、
今後は、（1）欧州直販化による海外市場2桁増収の継続、（2）下期～来期以降の産業向け各種大型案件の離陸、（3）手術室向けモニター分野への本格参入で、収益構造の良化を図れるかに注目とした。
★13：16 ダイハツ－野村が目標株価引き下げ 当面は国内外とも厳しい状況が続く
ダイハツ工業<7262.T>が4日ぶり反落。野村証券では、当面は国内外とも厳しい状況が続くと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を1580円→1500円と引き下げた。
過去1カ月の株価下落で、悪材料をある程度織り込んだことから「Neutral」を継続するが、当面は厳しい状況が続く見込み。来16.3期は国内軽自動車市場が軽自動車税引き上げに伴う駆け込みの反動減の影響で、前期比7％減と見込まれる上に、インドネシアでも燃料価格上昇による需要低迷やルピア安による調達コストの上昇といった逆風が吹くと指摘。2Q決算の悪化を反映し、目標株価を引き下げた。
ダイハツ工業<7262.T>が4日ぶり反落。野村証券では、当面は国内外とも厳しい状況が続くと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を1580円→1500円と引き下げた。
過去1カ月の株価下落で、悪材料をある程度織り込んだことから「Neutral」を継続するが、当面は厳しい状況が続く見込み。来16.3期は国内軽自動車市場が軽自動車税引き上げに伴う駆け込みの反動減の影響で、前期比7％減と見込まれる上に、インドネシアでも燃料価格上昇による需要低迷やルピア安による調達コストの上昇といった逆風が吹くと指摘。2Q決算の悪化を反映し、目標株価を引き下げた。
★13：18 第一三共－堅調 通期下方修正も影響限定的 上期は研究開発費抑制で30％営業増益
第一三共<4568.T>が堅調。同社は31日13時、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の1200億円を下振れ、1000億円（前期比10.4％減）になりそうだと発表した。市場予想（1134億円）も下振れる。ただし、株価は直近大きく下げていたため、下方修正によるネガティブな影響は薄い。
併せて発表した2Q累計（4～9月）の営業益は688億円（前年同期比30.6％増）で着地した。グローバル主力製品である高血圧症治療剤「オルメサルタン」の売り上げが減ったが、抗血小板剤「プラスグレル」が伸び補ったほか、研究開発費の抑制も寄与した。
第一三共<4568.T>が堅調。同社は31日13時、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の1200億円を下振れ、1000億円（前期比10.4％減）になりそうだと発表した。市場予想（1134億円）も下振れる。ただし、株価は直近大きく下げていたため、下方修正によるネガティブな影響は薄い。
併せて発表した2Q累計（4～9月）の営業益は688億円（前年同期比30.6％増）で着地した。グローバル主力製品である高血圧症治療剤「オルメサルタン」の売り上げが減ったが、抗血小板剤「プラスグレル」が伸び補ったほか、研究開発費の抑制も寄与した。
★13：20 アイセイ薬局－堅調 デイサービス・グループホーム複合型介護施設を開業
アイセイ薬局<3170.T>が堅調。同社は10月31日9時に、東京・墨田区内にグループ初のデイサービス・グループホーム複合型介護施設『はなまるデイサービス八広』『はなまるホーム八広』を11月1日にオープンすると発表した。株価はこのニュースが材料視され、プラス圏での推移が続いている。
アイセイ薬局<3170.T>が堅調。同社は10月31日9時に、東京・墨田区内にグループ初のデイサービス・グループホーム複合型介護施設『はなまるデイサービス八広』『はなまるホーム八広』を11月1日にオープンすると発表した。株価はこのニュースが材料視され、プラス圏での推移が続いている。
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